何もしなくても忙しい時期なのに、それをさらにヒートアップさせようとする出来事が
いろいろ飛び込んできて、「時間がストップしないかなあ」と考えてみる毎日です。
さて、今回はハードディスクを入れ替えてみました。
※メーカーの保証は元のハードディスクに取り替えないと保証が受けられなくなりますので、
廃棄したり、破壊したり、売ったりしない方がよいと思います。
Vista非対応のこのソフト
「AOS テクノロジーズ ハードディスク入れ替え2007」を誘惑のあまり買ってしまい、
いざ実行させてもコピー前の処理でフリーズということが何回もあり、倉庫にしまっておきました。
そして、一昨日実行させてみるとコピー処理が実行されラッキーと思っていたら雪のせいで停電・・・
1からやり直しというとんでもない事態に遭わされました。
懲りずに昨日、もう一度すべてやり直して実行したところファイルがすべてコピーされ、
取り替えられる状況になったので取り替えてみました。
私が遭遇したトラブルなどをすべて掲載しますので、HDD入れ替えでシクハクしている方は
今一度読んでいただき、ハードディスクを入れ替えてみてください。
手順 |
解説・注意事項 |
1.HDD入れ替え2007をインストール |
普通に終わる |
2.HDD入れ替え2007を実行 |
普通に終わる |
3.パーティションなどを選択 |
パーティションなどの容量が |
4.システムのスキャン |
100%のところで数時間待たされるが、我慢。 |
5.コピー開始 | この手順に入らず、HDD入れ替え2007が 終了してしまった人は、バッファローの 「ディスクフォーマッタ」を使用して1からフォーマット。 ※Windowsのフォーマットではだめです。 低レベルフォーマッタを使用する必要があります。 数時間かかっても、ここも我慢。 |
6.レジストリのコピー | 普通に終わる |
7.コピー完了 | ログを見て、コピーされていないファイルの中で、 個人ドキュメントなどが入っている場合は、後で手動でコピー。 |
8.HDDを入れ替え | パソコンを分解し、ハードディスクを取り替える。 ATAのハードディスクが1台しかない場合は、 ジャンパスイッチの設定を同じにすること。 ※ATAのハーディスクとマザーボードを結ぶ ケーブルの向きを逆にするとよろしくないようです。 最悪、転送モードが最低になります。。 ※抜くときにどちらかの方向に負荷をかけると、CPUのピンと 同じでピン曲がりすることがあります。 きちんとピン曲がりを直さないと、コネクタが入りませんので要注意。 |
9.とりあえず電源を入れる | ビッグドライブ非対応でない限り、ピー音は鳴ります。 |
10.ブートローダーがエラーをはく | Vistaの場合、英語のブートローダーが 起動続行かキャンセルか求めてきます。 XPの場合、手順17まで一気にジャンプします。 |
11.怖いので電源を切る | 起動続行を選択した場合、どうなっても知りません。 |
12.Vistaの インストールディスクなどを準備 |
メーカー製PCの場合はどうなるのか知りませんが、 パッケージを持っている人はディスクを準備。 |
13.起動後すぐにぶち込む | そのディスクを英語のブートローダーが起動する前に入れる。 |
14.ディスクビスタが起動 | ディスクからインストーラが起動します。 ここからちょちょっと進んでいき、 「スタートアップ修復」を選択。 |
15.スタートアップ修復 | 開始後1秒足らずで 「ブートのところに問題があります。」とダイアログが表示されるので、 修復を選択し、数秒後自動で再起動。 |
16.OS選択画面 | OSを選択する画面が表示されます(英語で)。 Vistaを選択して、エンターキー。 |
17.Windowsが起動 | Windowsが起動します。 その途中でブルースクリーンになる場合は、 一度セーフモードで起動(F8キー連打)して 原因を追及してきてください。 |
18.レジストリ自動チェック | ハードディスク入れ替え2007が 自動でレジストリをチェックします。 その最中、電源を切ってはいけません。 |
19.再起動 | その後、ハードディスク入れ替え2007により 自動再起動を食らいます。 |
20.最大の壁 | 再起動後、Windowsがライセンス認証という爆弾を 放り込むことがあります。 まずはまじめにキーを入れてみる。 OKだったら手順25へ。 はねられたら、状況に応じて次の手順へ。 |
21.条件分岐 | どのように はねられたか、選択してください。 1.「ネットワークを確認してください。」→手順22 2.「インストールが許可されていません。」 「アクセスが拒否されました。」→手順23 3.「正しいライセンスキーを入力してください。」→手順24 |
22.「ネットワークを確認してください。」 | ライセンス認証には、主にネットワーク環境が必要です。 ネットを通じてライセンス認証ができなかった場合は、 電話を要求してきます。0120に電話して、認証IDなりを入力します。 すると向こうから番号が帰ってくるので、 それを入れると認証完了です。 手順25へ進みます。 ※最悪でもオペレーターに説得すれば、 番号をもらうことができます。 |
23.「インストールが 許可されていません。」 「アクセスが拒否されました。」 |
コピー先のハードディスク、 つまりこのハードディスクに何かしら障害があるということです。 ほとんどの場合、3日の猶予期間を与えられ、 その間はウインドウズがフルで動きます。 この間に、再インストールをしてみたり、 新しいライセンスを買ってみたりします。 しかし、ハードディスクを入れ替えただけで、 新しいパッケージやライセンスを購入する 必要はありません。 条項によると、パッケージ版は動作可能な複数の パソコンに同じものを入れない限り、何度ハードディスクなどを 変更しても同じキーで使えます。 つまり、理論上はハードディスク入れ替えを 何回でもできるということです。 解決案 1.チェックディスクをしてみる チェックが2個ありますが、両方入れた方が安全です。 その後再起動するとブラック画面の中で ディスクがチェックされます。 2.デフラグをしてみる 超高速でデータが移動されたのですから、 断片化は相当なものです。 3.アクセス権の変更 旧ハードディスクからアクセス権が 移行されていない場合があります。 そのときは、マイコンピュータから 該当ドライブを選択し、 アクセス権を変更してください。 1をやってライセンス認証をしてもエラーが出た場合は、 2をしてみてください。 ライセンス認証の 方法・手順は手順22をご覧ください。 |
24.「正しい ライセンスキーを入力してください。」 |
たいていはこの場合は、アップグレード版の キーを入力している場合に起こります。 本当は複数のハードディスクにインストールしているので 正規版を購入する必要がありますが、 自分自身他のコンピュータには装着しておりません (というか、構造上装着不可能)ので、 1ライセンス1ハードディスク規約の範囲内です。 マイクロソフトも、 「大幅なグレードアップ」などをした場合に ライセンス認証が要求されることがある、と記しています。 |
25.安堵感とともに再起動 | とりあえずライセンス認証に受かったので、再起動。 |
26.不具合がないか確認 | 私の場合、 ・サイドバーの中身が すべてリセットされました。 (弊害レベル-10%) →まあ、何とか直りました。許容範囲内。 ・初期起動状態でディスクの エクスペリエンスが3.9でした。(弊害レベル-30%) →青い方がマザーボード側なのですが、 それをハードディスクに接続していたため、 転送モードが Ultra DMA モード1に・・・ これはみなさんも要注意。。。 ・NTFS圧縮ファイルの圧縮情報が、コピー時に削除され、 使用容量が前よりふくらんでいました。(弊害レベル-40%) →これは事実ですが、今のところ圧縮する予定はなし・・ |
27.様子を見る | とりあえず、いろいろ対策を施しながら様子を見ます。 最低でも数週間は必要です。 毎回怖がりながら電源スイッチを入れるぐらい そこまで神経質になる必要はありませんが・・・ |
28.様子見後、不具合が見つかったら | 様子見後、不具合が見つかったら、以下のようにします。 ・起動さえしない →スタートアップ修復 ・起動後、ダイアログが出て終了する →セーフモード ・ファイルが破損していますの表示 →パスを調べて前のハードディスクから上書きコピー ・ドライバなどが読み込まれない →再インストール or 元のHDDに戻す |
29.最高のPCライフを | 近頃のハードディスクは高性能化しており、高速かつ省電力、となっています。 実際にハードディスクを入れ替えた方はわかると思いますが、 あの処理中のジリジリ・・・という音が どこから出ているか、が。答えは秘密です。 |
さいきん
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