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父は深く頭を下げ、母は泣き崩れた--。秋葉原7人殺害事件で、
加藤智大容疑者(25)の両親が10日夜、青森市の実家前で事件後初めて記者会見。
父親(49)は「息子が重大な事件を犯し、亡くなられた方、
そしてけがをした方、本当に申し訳ありませんでした
」と謝罪した。

両親が謝罪。

しかし、失った物は帰ってこない。

実行した計画は元に戻せない。

そして、時間は元には戻らない。


この三つの言葉を並べるだけでは味がないので、
これに関連した情報を謝罪も含めてさらに詳しく解説しよう。

・失った物は帰ってこない。
物とは何か。
失った人
つまり、犯人によって殺されてしまった人々である。
殺傷は傷である。命は守られたものの、
後一歩で死という危機一髪な人も中にはいただろう。
そのような人は、与えられた神からの幸運を授かっているのだ。
必死で金のダイヤモンドを輝かせて行きていって欲しい。
何の罪もなく殺されてしまった人々へ。
今更このブログのメッセージが届くかどうかは微妙なところだが、
「犯人は本当に殺したくて殺したのではない」ということ。
結果的に殺したという動作には変わりはないが、心理状態において
人を殺しには来たが、明確に殺意があったとは断定ができない。
掲示板の書き込みを見ても「規模が小さくても雨天決行」とあったことから推測できる。

・実行した計画は元に戻せない。
犯人の実行した計画が元に戻せるなら、全員元に戻したいと答えるだろう。
しかし、世の中そう甘くはない。
計画を作ることはいつでも取り消すことができるが、
計画の実行を取り消すことは難しいと言うこと。

特にこのような事件で人をひいたりナイフで刺したりといった場合、
物理的破損になるので取り消すことはほぼ不可能である。
しかし、パソコンのファイルなどの表面的破損の場合は
ファイルをコピーしたり貼り付けしたり、、最終は復元すれば復旧が可能である。

・時間は元には戻らない。
総合的に言うとこういう結論になります。
過ごした時間は元には戻らないと言うこと。良くも悪くとも。
本人に謝りたいと思っても、その本人はもういない。そう、この世に。
どうすれば本人に謝ることができるか?
私は霊の分析者ではないので詳しいことは分からないが、命と代えて償えばいいと思う。
そして、もう一つの世界で本人に謝ればいい。
そもそも、人を殺しておいて自分だけ生きるという
こういうような不公平な世の中は放置できない。

遺族としては聴取終了後とっとと情報をまとめて死刑にして貰いたい気分だろう。
しかし、それは決して簡単なことではない。
いくつかの裁判の手続きを踏んで、そして有罪か無罪か、量刑が決定するのである。

事件の起きた秋葉原では
長年続いた歩行者天国が停止された。
事件の波紋がここまで広がっている。
多くの人に迷惑と混乱を与えた犯人の罪は無限大ではないだろうか。

謝罪をしても何も帰ってこない。
伝わるのは親としての反省の気持ちだけ。
いくら親が反省、謝罪してもやはり肝心なのは本人の謝罪。
本人の謝罪にこそ価値がある
のではないかと思う。

今後、容疑者本人がどのような供述をするのか、楽しみだ。
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