米アップルは9月9日(現地)、iPodシリーズの製品ラインアップを改定、
第4世代となるiPod nanoを含む新製品を同日より順次販売開始すると発表した。
スタイルを一新した新型iPod nanoは9色展開となり、加速度センサーも搭載。
iPod shuffleはカラーバリエーションの一部が入れ替わった。
iPod classicは120Gバイトモデルのみとなり、
iPod touchは販売価格の価格改定が行われた。
それぞれの製品のラインアップを表にしてみたのでご覧頂きたい。
詳しいスペックや画像などは、メーカーページの方をご覧ください。
各種スペックを一覧できたところで、
ここからは私自身の率直な感想を述べさせて頂きたい。
はっきり言うと「機能の飽和状態」が目立ってきている。
今回、何故Appleがnanoやclassicにtouchのアプリケーション機能などを
追加しなかったのかというと、それも訳があると思うが、
やはり「差別」を目的としているのではないだろうか。
「これ以上機能を追加することは難しい」
このような状態の中で、どこをどれだけ変えることができるか。
世界の最新技術とにらみ合わせ、
一番感心しているのは名付けてnanoの「容量倍増政策」。
最近のフラッシュメモリの大容量化、低価格化が止まらない中で、
それを反映した製品の一つと言うことは非常に消費者としてもありがたい。
nanoは以前のモデルは4Gと8Gであったのだが、お値段据え置きで、容量が倍増。
動画や音楽をもっと入れることができ、
つまりはマルチメディアに増える時間も増えると言うことになるだろう。
あとは、nanoの加速度センサー。
回転や振りを認識して、写真を自動回転したり本体を振るとシャッフル機能になるなど。
個人的には左に振られたら~の機能、右に振られたら~の機能などと、
ジェスチャーのように出来れば良かったな、と思ったが、
それは次期モデルで改善されることを願おう。
最後に、「Genius」機能について解説しておこう。
「Genius」機能とは、ライブラリ内にある関連性のある楽曲を
自動的にプレイリスト化してくれる機能。
PCでつなぎ、iTunesを開いたときにインターネットのサーバーに接続し、
サーバー側でリストを構築後、そのリストがiTunesに返され、適用される。
このリストは一週間ごとに変更されるようで、毎月パソコンと接続してみよう、
等意欲が湧き、いわば「本体の過疎化」を防ぐことが出来る、という機能であろう。
接続する度に毎回プレイリストの中身が変わるので、「今週はこの順番で」と納得し、
受け入れることが出来ればその機能をフルに活用することが出来るだろう。
「音楽を本気で愛する」人へのアップルからの最大の恩返し
と言っても過言ではない。
去年の記事はこちら。
(そういえば製品ごとの表を投稿するのはこのモデルが初めてなのかな・・・)
touchを初めとする
新しいユーザーインターフェイスに心躍らされたのも確かである。
2007年は様々な製品が技術革新を遂げたつまり「技術革新元年」である。
電子マネーやワンセグ携帯電話、地デジ対応テレビなどが高速に世間に普及し、
同時に知名度も高まった。それらから、2007年を「技術革新元年」と呼ぶことにしよう。
確かマスコミもあのときは・・・大いに盛り上がって、まさに一種の祭り状態でした。
今回は、nanoを除けばほとんどマイナーアップデートで上の方に少し書いたが、
結論としてやはり「機能の飽和化」が目立つ。
せっかく開発力があるのに、アイデアがなければ機能を追加することは出来ない。
製品にアイデアを入れるということがとても大事である
ということを改めて感じられた瞬間であった。
第4世代となるiPod nanoを含む新製品を同日より順次販売開始すると発表した。
スタイルを一新した新型iPod nanoは9色展開となり、加速度センサーも搭載。
iPod shuffleはカラーバリエーションの一部が入れ替わった。
iPod classicは120Gバイトモデルのみとなり、
iPod touchは販売価格の価格改定が行われた。
それぞれの製品のラインアップを表にしてみたのでご覧頂きたい。
製品 | 主な変更点 | ディスク 種類・容量 |
カラー | バッテリー 持続時間 |
価格 (アップル ストア) |
iPod shuffle |
変更: ・ブルーとグリーン →メタリックな 以前の色調に |
容量: ・1G ・2G 種類: フラッシュ メモリ |
シルバー ブルー グリーン ピンク RED |
音楽再生: 最長12時間 |
1Gバイト版: 5800円 2Gバイト版: 7800円 |
iPod nano |
フルモデル チェンジ 追加: 加速度センサー →・振ると自動で シャッフルオン ・写真などの 自動回転 「Genius」機能 変更: 縦長のスタイル 上下のUI |
容量: ・8G ・16G 種類: フラッシュ メモリ |
レインボー カラー (八色) RED |
音楽再生: 最長24時間 ビデオ再生: 最大4時間 |
8Gバイト版: 1万7800円 16Gバイト版: 2万3800円 |
iPod classic |
廃止: ・容量 バリエーション 追加: ・「Genius」機能 |
容量: 120GB 種類: ハードディスク |
シルバー ブラック |
音楽再生: 最長36時間 ビデオ再生: 最大6時間 |
2万9800円 |
iPod touch |
追加: ・音量調節ボタン ・スピーカー ・Nike+iPod ・「Genius」機能 |
容量: ・8G ・16G ・32G 種類: フラッシュ メモリ |
ブラック | 音楽再生: 最長36時間 ビデオ再生: 最大6時間 |
8Gバイト版: 2万7800円 16Gバイト版: 3万5800円 32Gバイト版: 4万7800円 |
詳しいスペックや画像などは、メーカーページの方をご覧ください。
各種スペックを一覧できたところで、
ここからは私自身の率直な感想を述べさせて頂きたい。
はっきり言うと「機能の飽和状態」が目立ってきている。
今回、何故Appleがnanoやclassicにtouchのアプリケーション機能などを
追加しなかったのかというと、それも訳があると思うが、
やはり「差別」を目的としているのではないだろうか。
「これ以上機能を追加することは難しい」
このような状態の中で、どこをどれだけ変えることができるか。
世界の最新技術とにらみ合わせ、
一番感心しているのは名付けてnanoの「容量倍増政策」。
最近のフラッシュメモリの大容量化、低価格化が止まらない中で、
それを反映した製品の一つと言うことは非常に消費者としてもありがたい。
nanoは以前のモデルは4Gと8Gであったのだが、お値段据え置きで、容量が倍増。
動画や音楽をもっと入れることができ、
つまりはマルチメディアに増える時間も増えると言うことになるだろう。
あとは、nanoの加速度センサー。
回転や振りを認識して、写真を自動回転したり本体を振るとシャッフル機能になるなど。
個人的には左に振られたら~の機能、右に振られたら~の機能などと、
ジェスチャーのように出来れば良かったな、と思ったが、
それは次期モデルで改善されることを願おう。
最後に、「Genius」機能について解説しておこう。
「Genius」機能とは、ライブラリ内にある関連性のある楽曲を
自動的にプレイリスト化してくれる機能。
PCでつなぎ、iTunesを開いたときにインターネットのサーバーに接続し、
サーバー側でリストを構築後、そのリストがiTunesに返され、適用される。
このリストは一週間ごとに変更されるようで、毎月パソコンと接続してみよう、
等意欲が湧き、いわば「本体の過疎化」を防ぐことが出来る、という機能であろう。
接続する度に毎回プレイリストの中身が変わるので、「今週はこの順番で」と納得し、
受け入れることが出来ればその機能をフルに活用することが出来るだろう。
「音楽を本気で愛する」人へのアップルからの最大の恩返し
と言っても過言ではない。
去年の記事はこちら。
(そういえば製品ごとの表を投稿するのはこのモデルが初めてなのかな・・・)
touchを初めとする
新しいユーザーインターフェイスに心躍らされたのも確かである。
2007年は様々な製品が技術革新を遂げたつまり「技術革新元年」である。
電子マネーやワンセグ携帯電話、地デジ対応テレビなどが高速に世間に普及し、
同時に知名度も高まった。それらから、2007年を「技術革新元年」と呼ぶことにしよう。
確かマスコミもあのときは・・・大いに盛り上がって、まさに一種の祭り状態でした。
今回は、nanoを除けばほとんどマイナーアップデートで上の方に少し書いたが、
結論としてやはり「機能の飽和化」が目立つ。
せっかく開発力があるのに、アイデアがなければ機能を追加することは出来ない。
製品にアイデアを入れるということがとても大事である
ということを改めて感じられた瞬間であった。
さいきん
(07/24)
(05/22)
(05/18)
(04/30)
(04/10)
(03/13)