最近、一気にパソコン・コンピュータに関連するニュースが
5連発で入ってきましたので、書いていきたいと思います。
・「Core i7」 インテル、新プロセッサ発表
インテル株式会社は、2008年11月18日、高性能デスクトップ PC 向けのハイエンド
CPU 製品「インテル Core i7 プロセッサー」を発表した。
大まかにこのCPUの概要をまとめてみました。
・Core i7 は、新しい Nehalem(開発コード名)プロセッサーファミリー最初の製品。
・4つのコアとHTテクノロジーの搭載により8スレッド同時処理を実現。
・8MB の共有3次キャッシュを搭載。
・3チャンネル DDR3-1066 のメモリーに対応。
・TDP は 130W
・プロセッサーの動作速度を計測するベンチマーク
「SPECint_base_rate2006」において、117を達成。
→この記録は世界最高記録。
→単一のプロセッサーが100を越える数値を記録したのは、初めてのこと。
このプロセッサは主にゲーマーや高度なグラフィック処理をする人向けに開発された物で、
そのうち廉価版が出てくることが予想されます。
早速ではありますがエディオンとマウスコンピュータがCore i7を搭載したパソコンの
発売を発表、早速世の中にCore i7が普及するチャンスが巡ってきているような気がします。
Windows 7・・・
7・・・わざわざ数字を合わせたのかどうかは分からないが、
7と言う点では何か共通している物を感じるような気がする。
ベンチマークで世界最高記録をたたき出したこのプロセッサが、
今後どのように活躍していくのか、期待したい。
・九十九電気、在庫撤去で営業中断
10月30日付けで民事再生法を申請していた秋葉原の大手PCショップ
九十九電機は21日、営業を一時中断せざるを得ないことになっている旨を発表した。
同社によれば、同社の店舗並びに倉庫内商品の集合動産譲渡担保権を有するNECリースが、
本日付けで同社に対して当該担保権を
実行する旨の通知を届け、裁判所から仮処分決定を受けた。
この担保権実行により、営業を一時中断せざるを得ないことになったという。
NECリースの担保権実行による一時営業中断を回避するため、NECリースを
相手方として、東京地方裁判所に対し担保権実行手続中止命令の申立てをしていた。
その審尋期日が本日午後5時30分に開かれることになっていたが、
NECリースは当該審尋期日の前に担保権を実行してきたという。
元々民事再生法で倒産に値するような会社が営業する必要・・・とかなりきつい考えを
持っている人もいるような気がしますが、確かにその考え方は分からないでもありません。
しかし、最後の最後までお客さんに・・・と言うショップの強い願いが、
ここまで営業を続けられた一番の大きな理由なのではないでしょうか。
秋葉原連続殺傷事件以降、
何度も言いますが好んで秋葉に来る人は少なくなって来たはずです。
そのような中で、
店として最後まで生き残るには、今まで以上の努力が必要となってきたのです。
不景気の今、店に通って毎日物を買いに来るなどといった常連客も少ない中、
何を資金源として営業を続ければいいのか、悩んでいる店も多いのではないでしょうか。
客足の伸び悩みが今、秋葉原の電気街を直撃し、
「売れなくてもお客さんのために」と必死に戦い続けているのです。
そのようにして戦っている店に対して、
圧力を使って営業を中断させるという行為はあまりにも残酷なのではないでしょうか。
秋葉原の電気街というイメージを壊さないためにも、
あと残された店に何が出来るか。全てはここに懸かっているような気がします。
・USB3.0仕様確定、転送速度10倍に
USB仕様の策定を進める標準化団体「USB Implementers Forum(USB-IF)」は
11月17日、データ転送スピードを高速化した
次世代のUSB規格「USB 3.0」の最終仕様を発表した。
USB-IFの会長で米国Intelのシニア・テクノロジー・ストラテジストの
ジェフ・レイバンクラフト氏は、カリフォルニア州サンホゼ市で
開催中されたイベントにおいてUSB 3.0の仕様を発表した。
「SuperSpeed USB」とも呼ばれる新規格では、
デバイス間の転送スピードはUSB2.0の10倍近く高速化するという。
USB3.0のデバイスがいつ登場してくるのか、
それに対応するマザーボードやハブなどはいつ登場するのか、
規格の策定だけで他は全く不透明な状態にありますが、それでもUSB2.0に比べて
データ的に10倍近い高速化を実現出来たのはこれはまさに技術の進歩ではないでしょうか。
しかし、現在のUSB2.0で満足している人も多いことから、
USB3.0が使われるのは一般的ではなく、一部の機器向けへの
特殊的な規格(インターフェイス)として使われる可能性が大きいように感じます。
また、現在普及しているフラッシュメモリなどのチップをそのままUSB3.0に移植しても、
速度的には低い方が優先されるわけで、最終的にはフラッシュメモリの速度が
ネックになってくるのではないでしょうか。
SSDのようなディスクがUSB3.0に搭載されればまた面白い話に
なるかもしれませんが、そう簡単にできる物ではないような気もします。
・「Windows Live OneCare」発売中止へ
米国Microsoftは11月18日、ウイルス対策ソフト「Windows Live OneCare」の
店頭販売を2009年6月30日を持って終了することを発表した。
Microsoftは、コンシューマ向けのウイルス対策ソフト
事業を立ち上げて2年になるが、すでに見切りをつけたようだ。
今後、同社はLive OneCareに代わり、Windowsユーザー向けの
新たな無料セキュリティ・ソフト(開発コード名「Morro」)を提供する予定だという。
これで、
マイクロソフトはトレンドマイクロには勝てない、と言うことがはっきりと分かった。
やはりどんなこともできるなどという総合企業は
何かを専門としている企業には勝てないと言うことである。
たとえば、Windowsに付属しているIME。
だが日本語入力を長年研究してきてそれを専門とするATOKにシェアを奪われつつある。
マイクロソフトが今回セキュリティ対策から退くというのにはそれなりの
理由があると思われるが、おそらく日々の定義ファイルの
アップデートなどに耐えきれないと言ったところだろうか。
Windowsユーザー向けに新たに無料の対策ソフトを提供する予定があると言うことから、
「とりあえずパソコンだけ買った」ユーザーにも最低限のセキュリティ対策を
施すことによって、あらゆる危険からパソコンを守ることが出来るようになるはずです。
5連発で入ってきましたので、書いていきたいと思います。
・「Core i7」 インテル、新プロセッサ発表
インテル株式会社は、2008年11月18日、高性能デスクトップ PC 向けのハイエンド
CPU 製品「インテル Core i7 プロセッサー」を発表した。
大まかにこのCPUの概要をまとめてみました。
・Core i7 は、新しい Nehalem(開発コード名)プロセッサーファミリー最初の製品。
・4つのコアとHTテクノロジーの搭載により8スレッド同時処理を実現。
・8MB の共有3次キャッシュを搭載。
・3チャンネル DDR3-1066 のメモリーに対応。
・TDP は 130W
・プロセッサーの動作速度を計測するベンチマーク
「SPECint_base_rate2006」において、117を達成。
→この記録は世界最高記録。
→単一のプロセッサーが100を越える数値を記録したのは、初めてのこと。
このプロセッサは主にゲーマーや高度なグラフィック処理をする人向けに開発された物で、
そのうち廉価版が出てくることが予想されます。
早速ではありますがエディオンとマウスコンピュータがCore i7を搭載したパソコンの
発売を発表、早速世の中にCore i7が普及するチャンスが巡ってきているような気がします。
Windows 7・・・
7・・・わざわざ数字を合わせたのかどうかは分からないが、
7と言う点では何か共通している物を感じるような気がする。
ベンチマークで世界最高記録をたたき出したこのプロセッサが、
今後どのように活躍していくのか、期待したい。
・九十九電気、在庫撤去で営業中断
10月30日付けで民事再生法を申請していた秋葉原の大手PCショップ
九十九電機は21日、営業を一時中断せざるを得ないことになっている旨を発表した。
同社によれば、同社の店舗並びに倉庫内商品の集合動産譲渡担保権を有するNECリースが、
本日付けで同社に対して当該担保権を
実行する旨の通知を届け、裁判所から仮処分決定を受けた。
この担保権実行により、営業を一時中断せざるを得ないことになったという。
NECリースの担保権実行による一時営業中断を回避するため、NECリースを
相手方として、東京地方裁判所に対し担保権実行手続中止命令の申立てをしていた。
その審尋期日が本日午後5時30分に開かれることになっていたが、
NECリースは当該審尋期日の前に担保権を実行してきたという。
元々民事再生法で倒産に値するような会社が営業する必要・・・とかなりきつい考えを
持っている人もいるような気がしますが、確かにその考え方は分からないでもありません。
しかし、最後の最後までお客さんに・・・と言うショップの強い願いが、
ここまで営業を続けられた一番の大きな理由なのではないでしょうか。
秋葉原連続殺傷事件以降、
何度も言いますが好んで秋葉に来る人は少なくなって来たはずです。
そのような中で、
店として最後まで生き残るには、今まで以上の努力が必要となってきたのです。
不景気の今、店に通って毎日物を買いに来るなどといった常連客も少ない中、
何を資金源として営業を続ければいいのか、悩んでいる店も多いのではないでしょうか。
客足の伸び悩みが今、秋葉原の電気街を直撃し、
「売れなくてもお客さんのために」と必死に戦い続けているのです。
そのようにして戦っている店に対して、
圧力を使って営業を中断させるという行為はあまりにも残酷なのではないでしょうか。
秋葉原の電気街というイメージを壊さないためにも、
あと残された店に何が出来るか。全てはここに懸かっているような気がします。
・USB3.0仕様確定、転送速度10倍に
USB仕様の策定を進める標準化団体「USB Implementers Forum(USB-IF)」は
11月17日、データ転送スピードを高速化した
次世代のUSB規格「USB 3.0」の最終仕様を発表した。
USB-IFの会長で米国Intelのシニア・テクノロジー・ストラテジストの
ジェフ・レイバンクラフト氏は、カリフォルニア州サンホゼ市で
開催中されたイベントにおいてUSB 3.0の仕様を発表した。
「SuperSpeed USB」とも呼ばれる新規格では、
デバイス間の転送スピードはUSB2.0の10倍近く高速化するという。
USB3.0のデバイスがいつ登場してくるのか、
それに対応するマザーボードやハブなどはいつ登場するのか、
規格の策定だけで他は全く不透明な状態にありますが、それでもUSB2.0に比べて
データ的に10倍近い高速化を実現出来たのはこれはまさに技術の進歩ではないでしょうか。
しかし、現在のUSB2.0で満足している人も多いことから、
USB3.0が使われるのは一般的ではなく、一部の機器向けへの
特殊的な規格(インターフェイス)として使われる可能性が大きいように感じます。
また、現在普及しているフラッシュメモリなどのチップをそのままUSB3.0に移植しても、
速度的には低い方が優先されるわけで、最終的にはフラッシュメモリの速度が
ネックになってくるのではないでしょうか。
SSDのようなディスクがUSB3.0に搭載されればまた面白い話に
なるかもしれませんが、そう簡単にできる物ではないような気もします。
・「Windows Live OneCare」発売中止へ
米国Microsoftは11月18日、ウイルス対策ソフト「Windows Live OneCare」の
店頭販売を2009年6月30日を持って終了することを発表した。
Microsoftは、コンシューマ向けのウイルス対策ソフト
事業を立ち上げて2年になるが、すでに見切りをつけたようだ。
今後、同社はLive OneCareに代わり、Windowsユーザー向けの
新たな無料セキュリティ・ソフト(開発コード名「Morro」)を提供する予定だという。
これで、
マイクロソフトはトレンドマイクロには勝てない、と言うことがはっきりと分かった。
やはりどんなこともできるなどという総合企業は
何かを専門としている企業には勝てないと言うことである。
たとえば、Windowsに付属しているIME。
だが日本語入力を長年研究してきてそれを専門とするATOKにシェアを奪われつつある。
マイクロソフトが今回セキュリティ対策から退くというのにはそれなりの
理由があると思われるが、おそらく日々の定義ファイルの
アップデートなどに耐えきれないと言ったところだろうか。
Windowsユーザー向けに新たに無料の対策ソフトを提供する予定があると言うことから、
「とりあえずパソコンだけ買った」ユーザーにも最低限のセキュリティ対策を
施すことによって、あらゆる危険からパソコンを守ることが出来るようになるはずです。
この記事にコメントする(コメント欄のみ必須)
MS-IMEで十分。
>たとえば、Windowsに付属しているIME。
あのねえ、ATOKはOS付属じゃありませんよ。
それに対し、MS-IMEは、OS付属品。
付属として考えれば、十分な性能を持っていると私は思います。
私もXPのときはATOKも使っていましたが
(但しMS-IMEのほうが使いやすく感じたのでMS-IMEを良く使っていた)
Vistaにしてからは、MS-IMEだけですよ。
そういうわけで、ATOKとか一太郎じゃないと困るなんてことは全くもってないので、
一太郎やら、ATOKなんて買うの馬鹿らしくてイヤですね。
Live Onecareは仕方ないですね。
他社製品のほうがずっと優秀ですから。
トレンドマイクロが優秀かどうかは定かじゃないですけど^^;
ちなみに、あくまで私の話ですが、父親は一時期、ウイルスバスタを使っていましたが、
もう他のに乗り換えて戻る気は無いとか。
私も、ウイルスバスター、Nortonは使う気がないです。
(今のところ、Kasperskyだけです。)
あのねえ、ATOKはOS付属じゃありませんよ。
それに対し、MS-IMEは、OS付属品。
付属として考えれば、十分な性能を持っていると私は思います。
私もXPのときはATOKも使っていましたが
(但しMS-IMEのほうが使いやすく感じたのでMS-IMEを良く使っていた)
Vistaにしてからは、MS-IMEだけですよ。
そういうわけで、ATOKとか一太郎じゃないと困るなんてことは全くもってないので、
一太郎やら、ATOKなんて買うの馬鹿らしくてイヤですね。
Live Onecareは仕方ないですね。
他社製品のほうがずっと優秀ですから。
トレンドマイクロが優秀かどうかは定かじゃないですけど^^;
ちなみに、あくまで私の話ですが、父親は一時期、ウイルスバスタを使っていましたが、
もう他のに乗り換えて戻る気は無いとか。
私も、ウイルスバスター、Nortonは使う気がないです。
(今のところ、Kasperskyだけです。)
Re:MS-IMEで十分。
>付属として考えれば、十分な性能を持っていると私は思います。
どちらも性能としてはどっこいどっこいですので、
要は個人の好みの問題になりますよね。
>Live Onecareは仕方ないですね。
>他社製品のほうがずっと優秀ですから。
これは確かに言えます。
やはり良い製品を送り出すにはそれに見合った
経験などが必要なのかもしれません。
>(今のところ、Kasperskyだけです。)
セキュリティ製品も競合他社が多く、毎回機能追加の
競争が行われているような物ですが、
自分の使用環境にあった製品を選ぶのが一番ですね。
どちらも性能としてはどっこいどっこいですので、
要は個人の好みの問題になりますよね。
>Live Onecareは仕方ないですね。
>他社製品のほうがずっと優秀ですから。
これは確かに言えます。
やはり良い製品を送り出すにはそれに見合った
経験などが必要なのかもしれません。
>(今のところ、Kasperskyだけです。)
セキュリティ製品も競合他社が多く、毎回機能追加の
競争が行われているような物ですが、
自分の使用環境にあった製品を選ぶのが一番ですね。
さいきん
(07/24)
(05/22)
(05/18)
(04/30)
(04/10)
(03/13)