東芝は16日、「HD-DVD」(HD)方式から
撤退する方向で最終調整に入った。
ライバルの「ブルーレイ・ディスク」(BD)方式に販売シェアで大きく引き離され、
ソフトを供給する米映画会社も相次いでBD方式への支持を表明。
HDの劣勢は鮮明となり、事業継続は困難と判断した。
ついに東芝が降参。
容量もブルーレイより少なく、
ブルーレイの内蔵ドライブをようやっと店が入荷・・・といった感じ。
値段はまだまだ数万円と買える水準には達していないが、
ブルーレイという植物の芽が生えてきた感じだ。
一方、HDDVDはというと、土に植えた種の根が生えてきた感じで、
HDDVDよりかはブルーレイの印象の方が強いようだ。
実はHDDVD側にはマイクロソフトがついているようなのだが、
マイクロソフトも脱退となると、HDDVDの規格は完全終了となる。
東芝がこの後どのような手を打つのか。
最悪でも「ブルーレイに入る」ということはないだろう・・・。
何もしなくても忙しい時期なのに、それをさらにヒートアップさせようとする出来事が
いろいろ飛び込んできて、「時間がストップしないかなあ」と考えてみる毎日です。
さて、今回はハードディスクを入れ替えてみました。
※メーカーの保証は元のハードディスクに取り替えないと保証が受けられなくなりますので、
廃棄したり、破壊したり、売ったりしない方がよいと思います。
Vista非対応のこのソフト
「AOS テクノロジーズ ハードディスク入れ替え2007」を誘惑のあまり買ってしまい、
いざ実行させてもコピー前の処理でフリーズということが何回もあり、倉庫にしまっておきました。
そして、一昨日実行させてみるとコピー処理が実行されラッキーと思っていたら雪のせいで停電・・・
1からやり直しというとんでもない事態に遭わされました。
懲りずに昨日、もう一度すべてやり直して実行したところファイルがすべてコピーされ、
取り替えられる状況になったので取り替えてみました。
私が遭遇したトラブルなどをすべて掲載しますので、HDD入れ替えでシクハクしている方は
今一度読んでいただき、ハードディスクを入れ替えてみてください。
手順 |
解説・注意事項 |
1.HDD入れ替え2007をインストール |
普通に終わる |
2.HDD入れ替え2007を実行 |
普通に終わる |
3.パーティションなどを選択 |
パーティションなどの容量が |
4.システムのスキャン |
100%のところで数時間待たされるが、我慢。 |
5.コピー開始 | この手順に入らず、HDD入れ替え2007が 終了してしまった人は、バッファローの 「ディスクフォーマッタ」を使用して1からフォーマット。 ※Windowsのフォーマットではだめです。 低レベルフォーマッタを使用する必要があります。 数時間かかっても、ここも我慢。 |
6.レジストリのコピー | 普通に終わる |
7.コピー完了 | ログを見て、コピーされていないファイルの中で、 個人ドキュメントなどが入っている場合は、後で手動でコピー。 |
8.HDDを入れ替え | パソコンを分解し、ハードディスクを取り替える。 ATAのハードディスクが1台しかない場合は、 ジャンパスイッチの設定を同じにすること。 ※ATAのハーディスクとマザーボードを結ぶ ケーブルの向きを逆にするとよろしくないようです。 最悪、転送モードが最低になります。。 ※抜くときにどちらかの方向に負荷をかけると、CPUのピンと 同じでピン曲がりすることがあります。 きちんとピン曲がりを直さないと、コネクタが入りませんので要注意。 |
9.とりあえず電源を入れる | ビッグドライブ非対応でない限り、ピー音は鳴ります。 |
10.ブートローダーがエラーをはく | Vistaの場合、英語のブートローダーが 起動続行かキャンセルか求めてきます。 XPの場合、手順17まで一気にジャンプします。 |
11.怖いので電源を切る | 起動続行を選択した場合、どうなっても知りません。 |
12.Vistaの インストールディスクなどを準備 |
メーカー製PCの場合はどうなるのか知りませんが、 パッケージを持っている人はディスクを準備。 |
13.起動後すぐにぶち込む | そのディスクを英語のブートローダーが起動する前に入れる。 |
14.ディスクビスタが起動 | ディスクからインストーラが起動します。 ここからちょちょっと進んでいき、 「スタートアップ修復」を選択。 |
15.スタートアップ修復 | 開始後1秒足らずで 「ブートのところに問題があります。」とダイアログが表示されるので、 修復を選択し、数秒後自動で再起動。 |
16.OS選択画面 | OSを選択する画面が表示されます(英語で)。 Vistaを選択して、エンターキー。 |
17.Windowsが起動 | Windowsが起動します。 その途中でブルースクリーンになる場合は、 一度セーフモードで起動(F8キー連打)して 原因を追及してきてください。 |
18.レジストリ自動チェック | ハードディスク入れ替え2007が 自動でレジストリをチェックします。 その最中、電源を切ってはいけません。 |
19.再起動 | その後、ハードディスク入れ替え2007により 自動再起動を食らいます。 |
20.最大の壁 | 再起動後、Windowsがライセンス認証という爆弾を 放り込むことがあります。 まずはまじめにキーを入れてみる。 OKだったら手順25へ。 はねられたら、状況に応じて次の手順へ。 |
21.条件分岐 | どのように はねられたか、選択してください。 1.「ネットワークを確認してください。」→手順22 2.「インストールが許可されていません。」 「アクセスが拒否されました。」→手順23 3.「正しいライセンスキーを入力してください。」→手順24 |
22.「ネットワークを確認してください。」 | ライセンス認証には、主にネットワーク環境が必要です。 ネットを通じてライセンス認証ができなかった場合は、 電話を要求してきます。0120に電話して、認証IDなりを入力します。 すると向こうから番号が帰ってくるので、 それを入れると認証完了です。 手順25へ進みます。 ※最悪でもオペレーターに説得すれば、 番号をもらうことができます。 |
23.「インストールが 許可されていません。」 「アクセスが拒否されました。」 |
コピー先のハードディスク、 つまりこのハードディスクに何かしら障害があるということです。 ほとんどの場合、3日の猶予期間を与えられ、 その間はウインドウズがフルで動きます。 この間に、再インストールをしてみたり、 新しいライセンスを買ってみたりします。 しかし、ハードディスクを入れ替えただけで、 新しいパッケージやライセンスを購入する 必要はありません。 条項によると、パッケージ版は動作可能な複数の パソコンに同じものを入れない限り、何度ハードディスクなどを 変更しても同じキーで使えます。 つまり、理論上はハードディスク入れ替えを 何回でもできるということです。 解決案 1.チェックディスクをしてみる チェックが2個ありますが、両方入れた方が安全です。 その後再起動するとブラック画面の中で ディスクがチェックされます。 2.デフラグをしてみる 超高速でデータが移動されたのですから、 断片化は相当なものです。 3.アクセス権の変更 旧ハードディスクからアクセス権が 移行されていない場合があります。 そのときは、マイコンピュータから 該当ドライブを選択し、 アクセス権を変更してください。 1をやってライセンス認証をしてもエラーが出た場合は、 2をしてみてください。 ライセンス認証の 方法・手順は手順22をご覧ください。 |
24.「正しい ライセンスキーを入力してください。」 |
たいていはこの場合は、アップグレード版の キーを入力している場合に起こります。 本当は複数のハードディスクにインストールしているので 正規版を購入する必要がありますが、 自分自身他のコンピュータには装着しておりません (というか、構造上装着不可能)ので、 1ライセンス1ハードディスク規約の範囲内です。 マイクロソフトも、 「大幅なグレードアップ」などをした場合に ライセンス認証が要求されることがある、と記しています。 |
25.安堵感とともに再起動 | とりあえずライセンス認証に受かったので、再起動。 |
26.不具合がないか確認 | 私の場合、 ・サイドバーの中身が すべてリセットされました。 (弊害レベル-10%) →まあ、何とか直りました。許容範囲内。 ・初期起動状態でディスクの エクスペリエンスが3.9でした。(弊害レベル-30%) →青い方がマザーボード側なのですが、 それをハードディスクに接続していたため、 転送モードが Ultra DMA モード1に・・・ これはみなさんも要注意。。。 ・NTFS圧縮ファイルの圧縮情報が、コピー時に削除され、 使用容量が前よりふくらんでいました。(弊害レベル-40%) →これは事実ですが、今のところ圧縮する予定はなし・・ |
27.様子を見る | とりあえず、いろいろ対策を施しながら様子を見ます。 最低でも数週間は必要です。 毎回怖がりながら電源スイッチを入れるぐらい そこまで神経質になる必要はありませんが・・・ |
28.様子見後、不具合が見つかったら | 様子見後、不具合が見つかったら、以下のようにします。 ・起動さえしない →スタートアップ修復 ・起動後、ダイアログが出て終了する →セーフモード ・ファイルが破損していますの表示 →パスを調べて前のハードディスクから上書きコピー ・ドライバなどが読み込まれない →再インストール or 元のHDDに戻す |
29.最高のPCライフを | 近頃のハードディスクは高性能化しており、高速かつ省電力、となっています。 実際にハードディスクを入れ替えた方はわかると思いますが、 あの処理中のジリジリ・・・という音が どこから出ているか、が。答えは秘密です。 |
CPU。
ということでCPUの交換にチャレンジです。
※なお、CPUの交換はメーカーの保証対象外です。
保証を犠牲にして性能を上げたい方へのマニュアルといった物です。
これは決してCPUの交換を推進している物ではありませんので
このレビューと同じ動作をして第三者に損失が
発生したとしてもyamaは責任を負いません。
全て自己責任の上でご改造ください。
マニュアルも買ってみましたがSocket775が中心であまり役立たず。
このパソコンのCPUはSocket478です。
Socket478のマニュアルなどある方がレア。
このレビューをマニュアルにすればCPU交換の”怖い”など
というイメージも克服できると思います。(私もその一人?)
さて、完全レビューと言うことで本当に完全ですので、かなり砕いています。
まさにその情報を知りたいという人の参考になってもらえれば幸いです。
なお、このレビューはデスクトップ機を元に行っています。
ノートパソコンの場合、CPUの交換に特殊な手段を講じる場合があり、危険ですので
交換できる能力・知識のある方のみ行うことをお勧めします。
1-1:現在のCPUの周波数の確認
マイコンピュータで見ると2.53GHzと表示されました。
前のCPUの周波数はCPUを取り外した時の本体にも書かれていますが、
たぶんその頃にはそんなところを見ている余裕はないと思うので、
今落ち着いているうちに何かにメモをすることをお勧めします。
また、名前が違うCPU(Celeron→Pentium4)などに変える場合は
周波数だけをメモしても意味がありませんのできちんと名前も書くようにしてください。
1-2:中身を開ける
BOX版(CPUが箱として売られている状態)の場合、
CPU本体を取り出すのに色々と苦戦します。
その際の注意点をまとめておきます。
・基本的に開封にはさみ・ナイフは使うな
これは下手してケーブル類や本体に傷をつけた場合、
どうしようもないことが起きることがありますので
時間を掛けてでも手で開けることをお勧めします。
・開け方は”思考”して
箱を開けると、まずプラスチックの方のような物が入っています。それと、説明書。
説明書を読まないと気が済まないという方は
説明書を読んでからでも構いません。
図解で少し説明してくれています。
あと、説明書はローカライズ版(各国の言語に翻訳)ですので、
日本語の部分だけを読んでいってください。
あえて英語とかを翻訳する必要はありません。
どれも同じ内容です。
で、プラスチックの包装を開けるのにも苦労します。
まず、ファンを保護しているプラスチックがありますので、それを取り除きます。
すると、ファンが取り出せる状態になります。
自分のパソコンでCPUにファンを使っていてこの機会に取り替えようかなあと
思っている人はファンだけ他の所においてスタンバイさせておいてください。
次に、CPUを保護しているプラスチックを取り除きます。
このように微妙に隙間が
作られていますので爪でこじ開けて、CPUを取り出します。
このときの持ち方ですが、CDと一緒で普通に触ってはいけません。
ピンと呼ばれる針の塊にゴミ一つでもつけば安定性が低下します。
必ず緑色の基盤の端っこを持って移動させるようにしてください。
また、移動後の体勢ですがピンを上にしておくようにしてください。
ピンを下にしておくと、重力の影響でピンが曲がったり
最悪折れて動作不能になるおそれがあります。
メモリよりも精密な機器です。取り扱いにはご注意を。
1-3:取り付け位置の確認
パソコンをドライバーで分解していく
(分解方法がわからない場合はパソコンの説明書をご覧ください。)と、
メモリなどを装着するところが見えると思います。
以下の写真は私のPCの内部ですが、
果たしてCPUを取り付けるところはどこでしょうか?
(拡大してご覧ください。)
これがわからないと取り付け以前の問題ですので、
自分の弱さに負けてしまう可能性が・・・
怪しいところがCPUを取り付けるところです。
正解は③です。
この黒い部分(このPCの場合ファンはありません、
電源のファンを利用して冷却しています。)
を外して、CPUを取り付けます。
どのコンピュータにも必ずCPUがあります。
あえてサポート外などの場合で説明書に記載していない場合が多いですが、
<保証外>ということをふまえてあえて怪しいところを取り外していきます。
おそらくCPUの位置は本体の真ん中から端っこあたりが多いです。
1-4:冷却装置の取り外し
ファンを装着されている場合は、
CPUの説明書に書いてある「取り付け手順」と
逆の方法を実行してファンを取り外してください。
何か変な四角い物体と横に金属の棒が見えたらそこでストップしてください。
ファンではなくてヒートシンクの人は、周りの四辺に妙な穴があると思います。
そこにドライバーをぶち込んで、ネジをゆるめて、取り外します。
メーカーや機種にもよると思いますが
穴さえない場合は取り替えは絶望的です。
諦めるしかありません。
穴からネジまでいくらか距離がある場合は
ドライバーがネジにはまらない場合があります。
その場合は、スポットライトでも当てて、
ドライバーの位置がわかるように工夫してください。
1-5:冷却装置からグリスを取る
冷却装置についているグリスをティッシュなどで拭き取ります。
グリスを拭き取る専用の液体などがある場合はそれを使うことをお勧めします。
グリスは同じ種類の物を塗る場合でも基本的に毎回拭き取ってください。
そうしないと短時間の間に乾いてしまい、冷却効果が薄くなってしまいます。
拭き取った後多少手やファンの部分が汚れるかもしれませんが
動作に支障はありませんのでこのまま続けていきます。
なお、Socket478のCPUを装着する場合は、グリスが必要です。
グリスについて、以下に書きましたのでご参照ください。
Socket775の場合、後述しますがグリスは不要です。
間違って買ってしまっても返品する必要はありません。
先々色々なところで使うかもしれませんので。
ファンの場合もヒートシンクの場合も、一番下には四角の領域があり、
CPUとぴったり密接するようになっています。
ここの密接で、熱の伝導効率を上げる
(CPUの熱を素早くファンやヒートシンクへ送る)ために
グリスという液体が使われています。(半分固体に近いですが・・・)
グリスはコンピュータの部品専門店などで手に入れることができ、
別にCPU専用のグリスでなくても構いません。
しかし、工業用のグリスや
ホームセンターに売っているグリスは避けた方がよいでしょう。
それはまた種類が違うかと。・・・
熱伝導率という物があり、これが高ければ高いほど高性能なグリスです。
金額も高くなりますが、高性能なグリスを塗って損をすることはありません。
仲間の物として熱伝導シートという物がありますが、これは利便性のために
グリスをシール状にした物で両面テープのように使うことが出来ます。
しかしグリスに比べて熱伝導率は低く、
グリスの使い方がいまいちわからないとか、
そういう方には熱伝導シートをお勧めします。
2-1:旧CPUの取り外し
ここからはCPUに関連する動作と言うことで2章に入ります。
ヒートシンクまたはファンを取り外すとこのようにCPU本体
(グリスまたは熱伝導シート付き)と横に銀の棒がついた物が出てくると思います。
鉄の棒がきちんと上の図のようになっているか確認してください。
なっていれば正常ですが、なっていない場合は正常ではありませんので、
交換が成功しない場合があります。
(上の写真の状態が全てのコンピュータで同じとは限りません。)
もしかすれば故障の恐れもありますので
怖い人はここで全て動作を全て元に戻すという手もあります。
鉄の棒を手で垂直方向へ持ち上げます。
力を入れすぎるとポキとか
パキとか言って壊れてしまう可能性がありますので、
これ以上動かないと思ったら力を加えるのをやめてください。
まずはこの操作だけをしてください。
棒を動かす時、白い四角い奴が少しだけ動きますが、
壊れていると思ってそこを押さえてしまうとまた壊れてしまうおそれがあります。
動くのが普通ですので、とりあえず棒を上げてください。
最終的にこのようになります。
銀の棒がCPU本体に対してほぼ垂直であることを確認してください。
45度など中途半端な場合は次の手順でCPUが取り外せませんので
覚悟がある人は怖がらずに90度押し上げてください。
90度押し上げると、CPUを取り外すことが出来ます。
CPUの端っこを手でもって、そのまま垂直に持ち上げます。
絶対に落とさないでください。
落とすと、最悪そのCPUは使えなくなります。取り扱いには注意してください。
持ち上げたCPUをとりあえず
ケースの上など適当なところにおいてください。
適当といっても適当すぎるところにおくと後々困るので
後できちんと管理できるような所においてください。
落ちる可能性のあるところや誰かに壊されて
しまいそうな所にはおかないことをお勧めします。
また、交換が終了した後一段落してまた前のCPUを
別の場所に移動させたりも出来るので
とりあえず適当なところにおいてください。ピンを上向きにして。
2-2:旧CPUのグリスをはがす
外したCPUの端を手でもって、ティッシュなどを使って
(専用の取り外す液体などがある人はそれを使うことを推奨)
グリスを取り外します。
グリスを取り外さない場合、
やがて固まってしまい次、他のパソコンに装着する時
どうにもこうにもならなくなってしまいますのでご注意ください。
上の写真のように印字が見える状態までグリスを取り外してください。
端っこについているグリスなどを無理に取り外そうとすると端っこのピンを
折ってしまったりするのでそれほど敏感に完璧に取り外す必要はありません。
中央を中心に円のごとく取り外していけばOKです。
グリスをはがしたら、また適当なところに置いておいてください。
この部品の出番はもうありません。(うまくいけば)
2-3:新CPUの取り付け
このように穴の向きを合わせてきちんとはめ込んでください。
向きが違う場合は少し浮いた感じになると思いますので
回転してまた向きを変えてみてください。
力を加えたりしてはいけません。
ありのまま天然、重力に従ったという感じで、上に乗っかっているという感じで。
その後、横にある銀のレバーを下におろします。
このとき、
この画像にもあるように銀のレバーを出っ張りの中に入れてください。
強く押さえると勝手に入りますが、基本的には手で入れてあげた方が良いです。
下の出っ張りはレバーを押さえるように、
その上の出っ張りはレバーの真横にそれぞれあればOKです。
これはCPUが勝手に外れて
システムが誤動作したり・・・という現象を防ぐためにあります。
面倒くさがらずに必ずやってください。
これで新CPUの取り付けは完了です。
起動するかどうか・・・・
ここが最大の試練です。下手すれば崖行き。
この緊張感はとんでもないぐらいですよ・・・特に一回目。
2-4:グリスの取り付け
グリスをCPUに直接塗ります。
熱伝導シートを買ってきた人はそれを直接貼ります。
(説明書に指示がある場合はそれに従ってください。)
グリスは手で塗る人も中にはいますが、ヘラがあった方がよいでしょう。
ヘラは斜めにすればするほど薄くグリスをぬれるようです。
グリスは厚く・狭くではなくて、薄く・広くが目標です。
しかし厚すぎでも逆効果、薄すぎると熱が伝導できないと言うことで
ほどほどの塗りが丁度良いようです。
それを見つけるにはおそらく
何回もグリスを塗ってみないとわからないことだと思います。
初心者の方はとりあえず1センチぐらいグリスを出して
ヘラを使ってCPU全体に延ばしていってください。
無理にCPU全体に広げる必要はありません。
まず中央を押さえて、その後周辺を押さえるといった感じです。
あの写真は少し右上の方がグリスが足らないような気がしますので
あの写真を基準にそれより広く塗ることをお勧めします。
なお、グリスはCPUの外にはみ出してはいけません。
はみ出さないようにしてください。もしはみ出した場合は
すぐにティッシュなどで拭き取ることをお勧めします。
拭き取らなくても何らかの影響があるとも言えませんが、
不具合が起きても何なので拭き取ることをお勧めします。
2-5:ヒートシンク、ファンの取り付け
先ほど取り外したヒートシンクやファンを利用する人はファンを持ってきます。
そして、穴や規定の位置にぴったりはめ、固定していきます。
固定していくと同時にヒートシンクやファンとCPUが密着していきますので、
このときヒートシンクやファンにグリスを塗る必要はありません。
Wで塗っても熱伝導効果が薄まるだけです。ご注意ください。
3-1:動作確認
これが終わると、もう全ての作業は終了です。
これからは動作確認となり最後のプロセスです。
ここが一番ドキドキするところですが、頑張ってみてください。
パソコンのカバーを閉めて、ケーブル類を接続し、電源をオンにしてみてください。
このとき、画面に何も表示されずピーピーピーなど
いつもと音が違う場合は以下の原因が考えられます。
・CPUがきちんと取り付けられていない
もう一度分解して、レバーがきちんと固定されているかなどを確認してください。
・非対応CPU?
なんでもかんでものCPUが動作するとは限りません。
中にはマザーボードの仕様で動作しないCPUもあります。
これらについては性能だけで飛びつかず、きちんと念入りに調べてから購入、
交換を行うことをお勧めします。
・メモリなどの相性
メモリなどのスロットの位置を変えてみてください。
CPUを変えると言うことはハードウェアの変更となり、
他のハードウェアと競合が生じる場合があります。
これを解決するためにも、メモリなどのスロットの位置を
変更してみることをお勧めします。
これでも直らない場合、怒られるかもしれませんが
購入店やPCパーツ店などに言って修理を依頼してください。
なお、以下の画面が表示されれば(環境によって変わります)CPUの交換は成功です。
F1キーを押すとコンティニュー(続行)つまりWindowsを起動します。
DELキーを押すとBIOSメニューへ行きます。
この画像が何を表しているかというと「CPUが変更されました。
BIOSの設定をリセットしてください。」という物です。
上半分にハードウェアの機種などが表示され、下の方に理由などが英語で表示されます。
無視することも可能ですがBIOSをリセットしない限り
ずっと表示されるようなので
この表示が出たらすぐにでもリセットすることをお勧めします。
Windowsが起動すれば、一応第一ステップは終了です。
次に、マイコンピュータのプロパティからCPUの周波数を確認してください。
どれを装着したかにもよりますが私の場合は新CPUは「3.06GHz」なので
それと同じ表示になっていれば交換は成功です。
また、一番最初に書いたメモと違う表示になっていればOKです。
もし同じ表示になっていたら取り外したCPUをまた取り付けている可能性があります。
認識してくれているだけありがたいですが、これでは交換の意味はありませんので
もう一度初めからやり直して上の周波数のCPUを取り付けてください。
あと、交換に成功した場合は、
しばらく様子を見て異変がないか確認してください。(最低一週間)
もし異常が発生すれば事情を説明して有料などで修理してもらうことも可能です。
これは最終的な手段ですが・・・そうならないように十分に注意を払ってください。
これで一通りレビューは終了です。
まさにこのレビューを見ながら交換した人も
いるかもしれませんし何か情報の参考になったかもしれません。
まあ、これからも色々レビューをやっていくつもりですので、ご期待ください。
P.S.
Socket775の場合はマザーボード側に針、
CPU側に穴というSocket478とは逆の構造になります。
また、CPUの固定方法も進化し、鉄の棒はまだ残っていますが
グリスの代わりにふたのような物が用意され、
それを閉めてその上にクーラーなどを
設置して冷やすという方法に変わっています。
時代は進化し、より簡略になっていく・・・
電化製品もそうですけど、パソコンの新しい規格というのも
このように色々と進化しているのが目に見えてわかります・・・。
今回、玄人志向のRD9600-LA128Vを購入しました。
さて、Windows VistaにはWDDMドライバという物がありますが、
挿して、Windows起動後、このボードのドライバが自動でインストールされました。
しかし、トラブル発生。
公式のきちんとした(?)ドライバを入れるべく、
ATIのホームページからドライバをダウンロードし、インストールが完了。
しかし、
再起動しても、WDDMドライバのまま。
話にならないー。WDDMドライバでは、Direct Xはサポートされるが、
OpenGLがサポートされないため、
一部のゲームがプレイできない。(もちろん普段使う分には支障はないです。)
意地でもATIのドライバを入れたいので、色々調べたところ、選択肢がいくつか。
A.オメガドライバと呼ばれる特別改造ドライバのインストール
B.ATIのドライバをダウンロード後、パッチのような物を噛ましてインストール
まず、Aを行ってみました。
http://www.omegadrivers.net/
だがなぜか、Vistaに対応の表示がない。
まあいいかと思い、XP版をダウンロード。
インストール前に「2000、XPのみ対応です。続行しますか?」(日本語訳)と表示が。
とりあえず「コンティニュー(続行)」でインストール。
何とか終了したものの、メインのオメガドライバのみがインストールされず。
他の妙なユーティリティーなどはインストールされた。
仕方がないので2を行うために全てアンインストール。
(後でこのソフトの残骸を掃除しておこう。。)
その後、Bへ。
http://www.driverheaven.net/modtool/
※ページ内にも手順を書いていますが英語の翻訳だけでは寂しいので
手順を追って説明したいと思います。
上のページで公開されているアプリケーションを使います。
このアプリケーションは、ドライバのファイルを書き換えて、
モバイルのグラフィックボードでもインストールできるようにします。
これらの技を実行できるのは以下のカードを装着している場合のみです。
他のカードでは技を実行できませんのでご注意ください。
(XPとVistaで対応カードが異なります。詳しくは上のリンクをご覧ください。)
ATI MOBILITY FIRE GL T2/T2e(RD9600-LA128V)
ATI MOBILITY FireGL V3100
ATI MOBILITY FireGL V3200
ATI MOBILITY FireGL V5000
ATI MOBILITY FireGL V5100
ATI MOBILITY FireGL V5200
ATI MOBILITY FireGL V5250
ATI MOBILITY FireGL V7100
ATI MOBILITY FireGL V7200
ATI MOBILITY RADEON 9500
ATI MOBILITY RADEON 9550
ATI MOBILITY RADEON 9600/9700
ATI MOBILITY RADEON 9800
ATI MOBILITY RADEON X300
ATI MOBILITY RADEON X600
ATI MOBILITY RADEON X600 SE
ATI MOBILITY RADEON X700
ATI MOBILITY RADEON X700 XL
ATI MOBILITY RADEON X800
ATI MOBILITY RADEON X800 XT
ATI MOBILITY RADEON X1300
ATI MOBILITY RADEON X1350
ATI MOBILITY RADEON X1400
ATI MOBILITY RADEON X1450
ATI MOBILITY RADEON X1600
ATI MOBILITY RADEON X1700
ATI MOBILITY RADEON X1800
ATI MOBILITY RADEON X1800 XT
ATI MOBILITY RADEON X1900
ATI MOBILITY RADEON X2300
ATI MOBILITY RADEON HD 2300
ATI MOBILITY RADEON HD 2400
ATI MOBILITY RADEON HD 2400 XT
ATI MOBILITY RADEON X2500
ATI MOBILITY RADEON HD 2600
ATI MOBILITY RADEON HD 2600 XT
ATI RADEON XPRESS 200M Series
ATI RADEON XPRESS 1100 Series
ATI RADEON XPRESS 1200 Series
ATI RADEON XPRESS 1300M
1.そして、そのページ内の一番下にある「Download HERE」をクリック。
zipで解凍後、いくらかファイルが出てくると思います。
これはこれでOK。
次に、ATIからドライバをもらいに行きます。
http://ati.amd.com/support/driver.html
ここから、(Vista+RD9600-LA128Vの場合)
「Windows Vista 32Bit」→「Fire GL」→「Gire GL T2-128」と進みます。
2.表示されたページ内にある「ダウンロードリンク」からドライバをゲットします。
実行ファイルを実行すると、ドライバのファイル解凍が実行されます。
しばらく時間がかかりますので、お待ちください。
3.その後、ドライバのセットアップが
実行されると思いますが、×をクリックして閉じてください。
※このとき、そのまま進んでいくとドライバはインストールされません。きっと。
4.そして、先ほどのzipを解凍したフォルダを開け、「Mobilty DotNet...」を実行。
※このとき、アプリケーションを右クリックして
「管理者として実行」をクリックしてください。
そうでないと、書き換えに失敗する可能性があります。
要するにXP、2000の方はログイン中のユーザーが
管理者権限の状態でなければなりません。
5.右端にある「Browze」をクリックし、
ドライバを解凍したフォルダ(デフォルトではC:\AMD/)を選択。
※アプリケーションはVistaのUAC機能をオフにするよう求めていますが、
オンの状態でも書き換えは可能です。
何回やっても出来ない場合は面倒臭いですがUACをオフにしてお試しください。
6.ボックス内にそのパスが入っていることを確認して、Modifyボタンを押します。
うまくいけば、BrowzeボタンやModifyボタンが5秒以上押せなくなります。
0.5秒や1秒で押せる状態になった場合は、
再度ATIから他のデスクトップ用のドライバをもらってきてください。
(カタレストコントロールセンターが梱包されていない
ドライバのみのパッケージがうまくいく可能性が高いです。)
5秒以上押せなくなり、しばらくたって押せるようになった場合は、これでOKです。
7.このアプリケーションを閉じて、
エクスプローラを使って「コンピュータ→C→AMD→FireGL...」と進んでください。
8.その中にある「Setup.exe」を実行してください。
そして、セットアップを進めてください。
言語の選択。普通はJapaneseだと思いますが。
カスタムを選択することをお勧めします。
インストールされたドライバがないか検査中です。
赤枠の項目があれば・・・
インストールするリストの中に「ATI ディスプレイ ドライバ」や
「Catalyst Contorol Center」とあればドライバは必ずと言っていいほど
インストールされます。確率は90%です。
そして、インストールを開始します。
数分時間がかかったり、画面が「_」になったりしますが、そのまま待ってください。
インストールが完了したという通知が出たら、
ログを開いて、きちんとインストールされたか確認してください。
9.セットアップの方から「再起動しますか?」と
聞かれたら必ず再起動するようにしてください。
再起動後、タスクトレイにATIのアイコンが出ていればインストールは完了です。
WDDMドライバとはまた違う弾力(?)のある操作性を味わうことが出来ると思います。
まだゲームの起動の確認はしていませんが、おそらくプレイできそうです。
DVDドライブが言うことを聞かなくなったので、
交換することにしました。
そして、規格だけ見て、店の棚のトップに並んでいる商品を適当に購入。
価格も4980円で、「安くなったなぁ」とつくづく思ってます。
交換とか分解とか苦手とか言う人のために、
ちょっと今回は画像付きで解説します。
↑これが古いドライブ。頑張ってドライブ・ベイから取り外しました。
360度ぐるぐる見てみて、ドライブ本体を固定していそうな怪しいネジを全て外すと、
ベイからドライブを取り外すことが出来ます。
いろいろトラブルが起こると困るので、
コード類は先に抜いておいた方が安全かもしれません。
自作組はあれかもしれませんけど、
メーカー製PCなどのドライブを交換する場合はコードが
奥深くまで刺さっていることがあるので、
懲りずにめげずに爪つかって抜いてやってください。
決してコードを痛めないように。
↑新しいドライブをドライブ・ベイにセットしました。
コード類が右に見えると思います。
このコード類を接続して、
ドライブ・ベイをケースに固定すれば、完成します。
コードは奥まで差し込めと言いますが、そんなに追求しなくても大丈夫です。
「ここまでしか入らない」ってぐらいで止めておいた方が賢明です。
握力など変な力を使ってやろうとすると「壊れる」かも。
要注意です。
※このとき、新しいドライブの方が
古いドライブより少しコンパクトと言うことがわかりました。
ちょっとした「得」かな?
↑Windows上で認識され、ドライバインストール中です。
ドライバのCDもついていますが、
Vista対応かどうかわからなかったので、
Vistaの標準ドライバにお任せしました。
この後、無事に認識され、いや普通に使えてます。。
第一の目印は、BIOSのビープー音。
ケーブルの差し込みが不十分だったりするとここの音が変わってきます。
このPCでは普通は「ピー」なのですが、
以前AGPが差し込み不十分だった時は「ピーピピ」とかなんか変な音が出てました。
当然モニタには何の表示も無し。
ちょっと怖かったですけどね。。。
ここでBIOSが「ピー」といえば、第一関門クリア。
BIOSはそのドライブを認識しました。
その後、Windows上でです。
ほとんどの場合、Windowsで勝手にドライバ入れて普通に終わりますが、
ごくまれに「あのぉ、ドライバがありません」などと表示されることがあります。
その場合は、製品に付属していたディスクを入れて(もしくはネットからダウンロード)、
ドライバの存在元を出してやります。
うまくいけば、そこからインストールされ、終わります。
ちなみに、今回買ったドライブは後で調べれば・・・・
http://akiba.kakaku.com/pc/0710/16/170000.php
10/16発売の新製品らしく、「世界最速」ドライブらしいです。
別にそんな物はどうでも良いんですけど・・・
と思いますが、まだ書き込みの確認はしていないので
暇な時にでもまたやってみようと思います。。
スペックの比較
種類\ドライブ | 前ドライブ 「GSA-4163B」 |
後ドライブ 「GSA-H58N」 |
DVD-RAM | 5倍速 | 12倍速 |
DVD-R | 16倍速 | 20倍速 |
DVD-RW | 6倍速 | 6倍速 |
DVD+R | 16倍速 | 20倍速 |
DVD+RW | 8倍速 | 8倍速 |
DVD+R DL | 4倍速 | 10倍速 |
CD-R | 40倍速 | 48倍速 |
CD-RW | 24倍速 | 32倍速 |
DVD-R DL | - | 10倍速 |
※DLとは2層を意味する。容量が2倍だが、書き込み速度が若干遅い。
※DVD-R、CD-Rには、企業用のDVD-ROM、CD-ROMも含む。
こんな感じで、DVD±RW系をのぞき(ここは技術の進化が遅れているのだろうか)
やはり二年たった新しいドライブは
ちょこちょこと高速化されているのがわかった。
さすがにメーカーとしてもドライブの倍速を容易に上げるのも難しいようで、
日々努力した成果とも言えるだろう。。