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この問題については、時系列で見ていくことにしよう。
国家的な問題だけあって、一日に入ってくる情報量は並大抵ではない。
Yahooに掲載されていた約300記事、12万文字の関連記事を凝縮!
(なお、現在は掲載期間終了でほとんどが削除されている)
基本的に流れを分かりやすくするため人の発言を中心に短くし、
長い記事もプレゼン調にして分かりやすくした。

日付・
時間
内容
9/7 沖縄県の尖閣諸島近海で中国漁船との衝突事件発生。
日本は中国漁船の船長の身柄を拘束。
→ビデオは海上保安庁本庁、石垣海上保安部、第11管区(那覇)、那覇地検に転送。
9/8 第11管区、公務執行妨害容疑で船長逮捕。
巡視艇「みずき」にわざと衝突させ、海上保安官の職務を妨害した疑い。
中国側、大使館を通じて逮捕を抗議。
9/9 石垣海上保安部、中国人船長を那覇地検に送検。
→この際、44分の映像を証拠として福岡高検や最高検に提出。
この時点でファイルは4分割、「企画・制作PL63巡視船よなくに」などの
説明がつけられ、立証や説明用に。 内部の参考資料や研修教材として?
※11管区と那覇海上保安部は異なる組織
9/17 11管区、広島県の海上保安大学校に鑑定などのために44分の衝突映像を
共有フォルダーへ転送。(これが流出の元凶。
海上保安大学校は後半以降、大きな話題となる)
9/24 那覇地検、船長を処分保留のまま釈放。不起訴。
「故意に衝突させたことは明白」だが、「日中関係を考慮」した
→日中関係への考慮に、与野党から批判相次ぐ。
10/18 国交相、石垣海上保安部・11管区・本庁に映像の管理徹底を指示。
しかし、全体には伝えず。もし全体に伝えていれば
映像流出は防げたと11/13に海保関係者は語っている。
映像の管理責任者を定め、映像を収めたHDD記録を消去、DVDを廃棄。
>>後に、海保がデータの追跡調査をしていなかったことが発覚
11/1 国会の衆参予算委員の理事ら約30人に、撮影機材持ち込み禁止で7分弱の衝突映像放映。
慎重な取扱を求めた結果、マスコミシャットアウト。
・映像の行方 海保編集→那覇地検→最高検→法務省→国会
・民主の川内議員によると、流出映像と
同じ衝突映像が映っていたが、加工や修正なしの生映像だった
11/4
16時頃
「sengoku38」(25歳、日本人)のアカウント名で
約44分の衝突映像が6本に分けられてYoutube公開!
公開映像は瞬く間に複製され、ニコ動など他の動画サイトにも蔓延。
2chもすごいことになっていたに違いない。
※一部ニュースサイトでは午後9時説もあるが、午後4時の方が検索結果件数が多い。
アカウント登録とほぼ同時で動画もアップされた模様。
- Youtubeとは・・・
動画共有サイト。公開には登録が必要だが、
アカウント名と年齢、メルアドのみで登録可能。
銀行口座のように身分証明は不要。
よって、25歳・日本人の情報も正しいとは限らない。
- sengoku38とは・・・
一時期はWikipediaにsengoku38のページがあったが、現在は統合されている。
sengoku=仙谷由人官房長官を侮辱する意味?
38=・特に意味はない
・「sengoku」が登録できず、代わりに上げられた候補として
・中国南部・福建省沿岸で、人をののしる際につかわれる蔑称
・「3は散る。8は民主党のマーク」「サラバという意味」
「左派」「朝鮮半島の休戦ラインの38度線」など(ネット上の書き込み)
11/5
7時半
過ぎ
アカウント「sengoku38」削除。 オリジナルの映像も削除。
11/5
8時
過ぎ
埼玉県川口市の川口駅で尖閣DVD約280枚発見。
DVDと民主党を批判する文章が段ボール2箱に入っていた。
作成日時は5日午前1時13~37分。
DVDには「どうなる尖閣」など流出映像と同様のタイトルがついたファイル。
県警が再生したところ、ネットの流出映像と同じとみられることが判明。
11/5
朝~
<国民の声> 「sengoku38さんを逮捕しないで!」
・佐々淳行さん(とくダネで)
「よくやってくれた」「管政権がビデオを公開してこなかったことの方がおかしい」
「一般公開しないのは中国に配慮してのことだ」
・ネットユーザー
「みんなで保存・拡散しよう」と呼びかけ歯止めの利かない増殖進む
「動画を流した人はえらい」「消されないでほしい」
・ネット掲示板
「sengoku38さんを逮捕しないで下さい」「みんなで守らなければいけない!」
「中国人は釈放して、日本人を拘束するのはおかしい」
「取り調べは可視化で」「罪は罪」
・その他
「守秘義務違反だと言うが、政権にとって不都合な事実の
隠ぺいを図ることは、公務員法違反にならないのか」
「責任だけは官僚任せ。これが民主党の政治主導らしい」
「正義感あふれるこの方は、国民の知る権利のために、職を失うのでしょうか
「『勇気ある内部告発』がなぜ罪になるのか?」
「我々が見たかった映像を、見させてくれたことには、礼を言います。
しかし、ねぇ、君、ちょっと、拙いんではないかい?
まず、本当に『義憤』に駆られたのなら、職を賭す覚悟で、
最初から堂々と実名を出し、政府に真っ向から喧嘩を売る形で
声明をつけて、YOU TUBEだけでなく、多くの方向に出すべきでしょう」
「何か自ら名乗り出たものが問題ないという風潮が強い気がするが、それは
いかがな風潮かと思う。公務員が自らの判断で国民に外交に影響が
あることをしてしまった訳でそこは公務員としてあるべき姿ではない」
「どこかの国に似ている」
これは『不正』じゃない。国民が知りたかった『権利』。何を護って、
何と闘わなければならないのか…。この捕まった職員は
それをよく理解して、私たちに情報を流してくれたんだと思う」
「国民の大反対を前に起訴するのか、政権ぶっ飛ぶぞ」
11/5
映像流出を受けて政府周辺は大騒ぎ。パニック状態に。
<首相> 「国の情報管理がしっかりと形にはなっていない」
「相当、国の情報管理がしっかりとは形になっていないと危機感を感じた。
まずやらなければいけないのは真相究明であり、そのことに全力を挙げる」
「冷静に両国が対処することが必要だ」
<海上保安庁長官> 「今慎重に調査している。それ以上は言えない」
調査は土日返上で続け、記者の声に消え入るような声で答えた。捜査は警察が担当。
11/5 <石原都知事> 「結局内部告発でしょう。こんなこと黙っていられるかっていうね。
結構な事じゃないですか」
・国民の目に実態を見てもらいたいと言うことであれが流出?
・国民の意識ははっきりしていると思う
・みんな知りたいことなんだから、実態を知るには映像が一番確か。
11/5 <仙谷官房長官> 「明らかに国家公務員法違反」 sengoku38に不快感
・故意に流出させたなら、国家公務員法違反
・調査から捜査に早急に切り替えるかどうかの判断が必要
・責任が全くないとは言えない
・周囲に「『うその三八』でsengoku38なのかな」と漏らす
11/5 <前原外相> 「おそらく海上保安庁が撮ったものである。
本物なら、さらに厳しい追及が必要」
・国会で見たものとは違うものが流出している
・公務員は守秘義務があり、仕事上知り得た情報は公開してはならない
→それを公開したのなら再発防止のために刑事事件としてとことん捜査すべき
11/5 <中国の崔天凱外務次官> 「(日中関係の修復を)妨害しないよう努力すべき」
<中国外務省> 「日本の行為自体が違法。ビデオで真実の真相は変えられない」
<中国政府> 中国内の流出映像・日本批判の書き込みを削除、
影響が広がることを恐れる。
メディアでは海上保安庁からぶつかってきたと強調。
船長も地元で表彰されるなど、「中国は被害者」 国民信じ込む。
日本への正式抗議はなし。
11/5 <衆議院予算委員長> 「一部の議員で視聴した映像が意味をなさなくなるのは残念。
予算員でも当然議論になる」
<捜査関係者> 「内部調査の終了後、刑事事件として捜査することは考えられる」
<那覇地検> 「流出前提の仮定の質問には答えられない」
11/5 海保、グーグルに映像削除を要請。
→グーグル、既に削除されていたと回答。
11/5 日本政府、菅直人首相と中国首脳との会談が三度キャンセルになることを恐れる。
<仙谷由人官房長官> 「私どもとすれば、
影響なく日中首脳会談が行われてほしいなと思う」
<前原誠司外相> 「APEC(アジア太平洋経済協力会議)に来てもらい、
実りある議論をしてもらいたい」
異例づくめの日中首脳会談。
①アジア欧州会議(ASEM) →廊下で、しかも懇談。
②東南アジア諸国連合(ASEAN) →首脳控え室での非公式。
※一旦セットした正式会談が中国側によってキャンセル
③APEC首脳会議 (13日) これはぜひとも実現させたい! 政府の思惑
11/5 <自民党幹事長> 「直ちに政府にビデオの全面公開を求める」「馬淵氏は罷免に値する」
<公明党幹事長> 「事実とすれば公開・非公開の議論の意味がない。全面公開すべき」
<原口前総務相> 「オープンに正しい情報を伝えることが民主主義の基本」
→全面公開を主張
<谷垣総裁> 「ビデオの全面公開を厳しく迫っていく。
小沢氏証人喚問を実現させたい」
<みんなの党代表> 「トップの責任が問われるのが筋。問責決議もとらせ方の一つ」
「管政権の内部崩壊そのもの。生命に関わる機密情報なら恐ろしいことだ」
「一部の国会議員に対して見せたりした隠蔽体質のツケが出てきた」 →全面公開求めた
11/5 海上保安庁、11管と石垣海上保安部に職員4人派遣。
検察も内部から流出していないか調査開始。
11/6
午前
<枝野幸男幹事長代理>「結果として内閣に責任。
情報管理の在り方を抜本的に変えないといけない」(BSテレビ番組にて)
11/6 石垣海保、ずさんな管理
船長釈放までの1ヶ月間、記録残さず映像の持ち出し、コピーが可能だったことが判明。
11/6 検察内部調査、異常なし (最高検、福岡高検、那覇地検)
検察からの内部流出はないと発表。
11/6 <海上保安庁に寄せられた意見> 「流出させた人を処罰しないで」
「犯人捜しをしないで」 「国民はみんな見たいと思っていた」
他に「(海保が)頑張っているのが分かった」「ありがとう」「情報管理が甘い」など。
→これに対し、仙石氏激怒
「公開してよくやったという犯罪行為を称揚するような気分には同意しない」
11/6 都内で大規模抗議デモ 学生や主婦の姿も目立つ マスコミ取り上げず!
主催者発表で4,500人参加。「一般の国民の思いが、これだけ大規模な
デモを実現させることになった」と手応え。13日に横浜でも行われた。
11/6 検察当局、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査開始を検討。福岡高検指揮。
石垣海保の職員、動画編集を自首。
11/7 sengoku38Tシャツ、ヤフオクに出品 ClubTでも販売中
AKB48の替え歌も登場してお祭りムードに。
<みんなの党代表> 「民主党は犯人捜しをやっている場合か」
犯人が分かっても、「その人は英雄になり、民主党政権は恥の上塗りになる」と指摘。
11/8 検察当局、内部調査の真相究明限界で刑事事件に切り替え。
→福岡高検を主体とした捜査チームを設置
海上保安庁、容疑者不詳のまま同法と不正アクセス防止法違反、
窃盗などの容疑で警視庁と東京地検に刑事告発。
→最高検、福岡高検に捜査開始を指示
→那覇地検指揮では公平性に疑問を持たれるため
11/8 「内部告発」に使われたYouTube
→YouTube見れない中国にも拡散。
かつては内部告発は新聞やテレビになされていた
実はミートホープ事件も新聞やテレビへの内部告発
YouTubeはNHKより信頼できる?
ネットによる内部告発=東芝事件、ウィキリークス(現在創設者逮捕)
→既存メディアのあり方も問われている
11/8 海保、流出映像は石垣海保が編集して那覇地検に提出したものと同一と断定
企画・制作テロップの目的(推測)
1.検察に提出するため
2.その後、部内でも使用できるようにするため
3.領海警備や注意喚起、捜査訓練に使うため
11/8 <石垣島漁師> 「犯人捜しはやめて」「(ビデオの流出主に)ありがとうと言いたい」
「そもそも政府が映像を公開していればこうはならなかった」
<漁協組合長> 「中国漁船の悪質さには怒りを覚える。最初から公開すべきだった」
「流出は悪いことかもしれないが、犯人捜しをしてほしくないし、必要ないと思う
<石垣市議会議長> 「保安官たちの命が
危険にさらされているということを訴えたかったのでは」
「今の態勢で国境が守れるのかということを政府だけでなく、
国民全体で考える問題提起になった
11/8 <衆議院予算委> 管首相 「管理不行き届きだった。お詫び申し上げたい」
仙谷官房長官 「守秘義務違反の罰則は軽く、抑止力が十分でない」
11/8 <ネットユーザーの声> 「他にやることがあるだろう」 「中国に抗議すべきだ」
「(流出主を)日本の名誉国民として表彰すべきだ」
他にも、「衝突事件を解明すべきだ」「警視庁公安部の資料流出の方が重要だ」
「(流出は)明らかに犯罪行為」など。
11/8 中井委員長の職権で、衝突ビデオ映像を野党の委員約20人に公開
映像は1日に視聴したものと同じで、「笑えない笑い話だ」(小泉進次郎氏)と不満。
全面公開については、「政府の判断」と口を揃えた
→このように公開される映像が秘密にすべき情報なのかと議論を呼ぶ
11/8 福岡高検、グーグルに投稿者情報の照会を実施したことが判明。
11/8 <橋下徹知事> 「プライバシーはよくないが、それ以外は国民の情報。
世に出回る社会である方がよい
「政府も管理できないことを前提に対応する方が得策だった」
11/8 石垣海上保安部、地元高校生の職場体験の受け入れ延期。
「多数の報道陣の中で職場体験をしてもらうのは申し訳ない」
11/8 <石原都知事> 「(データが)出た場所をよく考えてみなさい。
あれは日本じゃないよ」
「アメちゃんはアメちゃんで世界戦略を考えている。
出せば中国がどうなるかはちゃんと分かっている」と米国からの流出を示唆。
→後に神戸からの流出と判明し、持論は外れる
11/8 石垣海上保安部の公用PC、
容易にインターネットに接続できる状態にあったことが判明。
→IDやパスワードは不要。回線に接続するだけでアクセス可。
一方、無関係宣言をした検察側の公用PCはネットには接続できないように設定。
11/8 捜査主体を福岡高検から東京地検に変更し、捜査本格化。
理由
・警視庁との連携を図るため(表向き)
・グーグル株式会社から近い(裏向き)
9日にも、捜査チームが投稿者情報を入手するためグーグルに出向く見通し。
11/8 <海上保安庁に寄せられた意見> 「情報管理がずさんだ」
他にも、「よく出してくれた」「犯人捜しをやめて」「映像が見られてよかった」
「海保が現場で頑張っているのがよく分かった」「情報管理をしっかりしろ」
「流出させた職員を追求するな」「なぜ告発したのか」など。
11/8 「みずき」修理を終えて石垣島に戻る。
<地元漁師>「海保の中でも最も足が速い船だから、いなくなって心配していた。
復帰は私たち漁師にとっても本当に心強い」
「船乗りならすぐに分かるが、中国漁船はみずきを沈没させかねない
危険極まりない当たり方をしてきた。みずきは海上保安官たちと
“体”をはって、私たち漁師を守ってくれたんだ」
<石垣海保職員> 「船乗りにとって、自分の船が傷つけられるのは
自分が傷つけられたように心が痛むものだ」
※捜査の目は石垣海保に向けられている
11/9 Youtubeの流出問題は、ネットと既存メディアとの関係に一石を投じるもの
・「メディア問題」として扱う番組も登場 →今後のメディアの在り方を巡る議論に発展
・テレビ側から「この問題を真摯に受け止めている」と発信するため、
6日早朝の週刊フジテレビ批評では出演者を緊急手配
・新聞やテレビは「ブースター(増幅装置)」としてしか使われない
・今後はテレビとネットの共存が大きな課題
11/9 警視庁捜査1課、沖縄県警と合同捜査本部を設置。
法相、「警視庁ととも捜査を合同してやる方が、早く進むこともある」と
メリットを強調。
11/9
<小池百合子総務会長> 「情報管理が不徹底というなら、誰かが責任をとるべき」
イージス艦で辞任したことについて「私が責任をとって辞めたことが、
その後の情報管理を高めたと自負している」
「漏れた時にはきちんと責任をとるということをしないといけない」
11/9
午後
海上保安庁調査官、調査で使用した機材などを石垣海保から搬出。
11/9 警視庁、関係者から事情聴取開始。
石垣海保、映像がUSBなど複数の記憶媒体にコピーされていたことが判明。
石垣海保の職員全員が流出への関与を否定。不正アクセスなど確認できず。
→この時点で誰も神戸からだとは想像もしなかっただろう
11/9 沖縄県警、ネットカフェに防犯カメラ記録の提出を要求。
那覇市内のネットカフェを訪れ、3~5日の映像や利用客履歴の提出を依頼。
→個人情報保護を理由に難色を示す店多数
宿泊施設(ホテルなど)の調査も視野に。
※ネットカフェという考え方は正しかった
11/9 東京地検、グーグルから投稿者情報を入手。
分析の結果、送信元は
神戸市中心部の漫画喫茶のパソコンと判明。
→この漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力求める
店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手し投稿者の特定進める
→匿名漫画喫茶からの第三者による投稿で捜査難航? と思いきや・・・
→後に保安官が自白して事態は急展開を迎える
11/9 「みずき」「よなくに」の修理費用、1千万円超。
政府関係者の話で判明。当初、修理費用を中国側に求めるとしていたが、
首相と官房長官で考えが異なるなど、足並みの乱れ目立つ。
11/9 <一橋大名誉教授> 「ビデオの存在が明らかになった時点で公開すべきだった」
「一部の議員だけが見たことで国民の不満が累積した」
「今は情報を公開し、議論を深める時代だ」
<甲南大大学院教授> 「国民の知る権利は大切だ」
「機密情報が個人の判断で流出したら、大きく国益を損なう。
機密保護の法整備についても議論が必要だ」
11/9 <神奈川県知事> 「開いた口がふさがらない」
「初期段階で公表していけば今回のような問題は起きなかった」
「首脳会談が出来なくなることにびびり続けた」「世界の笑いもの」
「突っ込んできたのは向こうだ、というすごくよい情報」
<民主党参院幹事長> 「国益のために限定的にビデオを見るのは当然。
将来必ず管政権が抑制的に対処したことが評価される」
11/10 JR三ノ宮駅近くの繁華街にある漫画喫茶には100台以上のパソコン、犯人特定は困難か
運転免許証などによる本人確認や署名するシステムなし。
11/10 第5管区(神戸)の男性海上保安官が
「自分が映像を流出させた」と上司に告白!
捜査1課、海上保安官を守秘義務違反容疑で事情聴取、容疑が固まり次第逮捕する方針。
<一橋大名誉教授> 「ビデオ映像は既に国会議員には放映されており、
秘密と言えるかどうかは疑問。公判維持も難しいのでは」
<政府高官> 「犯罪はそんな単純なものではない。
嘘でも名乗り出ることがあるかもしれない
<第5管区> パニック状態の中、「お答えできない」
「私たちも分かっていない」 困惑した様子で応答
<石破政調会長> 「保安官が流出させたなら、国交相の責任は免れない」
<塩崎元官房長官> 「首相に責任をとってもらわないと。
映像の扱いに注意しろといった官房長官の罷免も含めて。
首相の任命責任はどうするかといったことも」
<石垣海保> 「うちからではないにしても、
流出させたのは海上保安庁の職員ではないと信じていたのだが・・・」
「管区は違うが同じ海保の人間。なぜ・・・」
「本庁からも特に連絡もない。何も言えない」
<海上保安庁長官> 「私どもの巡視艇乗組員が、船長に報告したと聞きました」
声を震わせながら経緯語る
<立ち上がれ日本代表> 「首相も責任を明確にしないと。辞任を含めて要求したい」
「日本人なりに筋を通そうとしたのだろう」
<首相> 「管理責任が不十分だったことについて、責任は私自身も当然ある」
責任認める
<みんなの党代表> 「命を懸けて海上保安活動に出ていた記録が
政府に封印されたことに義憤を感じて出したのでは」
「公開すべきものを公開しないよう主導した官房長官は非常に責任が重い」
「刑罰を懸けて守る秘密ではない。裁判になれば大論争を巻き起こす
<ジャーナリスト> 「政府の弱腰の対応が許せなかったのだろうが、
保安官は当然罪に問われるべきだ」
「国会の場で実態などをきちんと説明する必要がある」
<社民党党首> 「海保、内閣の問題として極めて大問題」 「政府に責任がある」
<仙谷官房長官> 「強い権限がある代わりに強く重い責任を負う」 責任免れない
「政治職と執行職のトップで責任の在り方は違う」 →11日にも同様の発言
→11日、野党から批判相次ぐ! 国交相辞任求める声も
「政治職は責任をとらないと言っているのと同じ」「国交相は自ら辞めるべき」
「執行職に責任を押しつけてはいけない」など。
<民主党幹部> 「責任論が出てくるのはおかしい」「辞めると、悪い前例になる」
「責任を曖昧にしたまま前に進むこと自体、新たな事態を起こす。総括が必要だ」
11/10 自民党、馬淵国交相と仙谷官房長官の監督責任を追及、辞任要求の方針で一致。
※民主党にとって保安官を逮捕すると、自らの首も飛びかねない始末
11/10 <第5管区> 「5管の職員ではない」いったん否定→事実関係を認めて
「本人が言っているらしいが、判断は捜査機関に委ねている」 混乱ぶり浮かび上がる
「言葉が見つからない」「あまりに近くで起きた出来事で、職員達も動揺している」
11/10 読売テレビ、自白前に保安官に直接取材
「sengoku38を名乗る人物がいる」との情報入る→「取材したい」依頼→
「応じる」連絡→取材
その後も何回も電話連絡→記者、出頭促す→「上司に話をします」との連絡
<語った動機>
・「あれを隠していいのか、判断材料として見てもらうのが一番。
うやむやになってはいけないと思った
・「この映像は、国民の誰もが見るべきもの」「国民の誰もが見る権利がある。
誰もやってくれないなら自分でやるしかないと、誰にも相談せず一人でやった」
・「このままでは国民がこの映像を見る機会を失う
・「私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまう
・「一部の政治家が機密でないものを機密として扱う。
これが法治国家の法律に基づいたものか」
・「(流出させたのは)政治的に内閣にダメージを与える意図はない」
<海保の現状>
・「さして国家機密的な扱いをされていなかった」
・「ほぼすべての海上保安官が見ようと思えば見られる状況にあった。
当初は国家機密扱いはされていなかった」
・「海上保安官であれば、いつでも見られる状況だった。機密ではなかった」
<自分について>
・「同僚や上司には大変申し訳ない。職を失うことは覚悟している
・「今回のことについては海上保安庁、検察庁、
職場の人に大きな迷惑をかけることになった」
・「やったことが国民全体の倫理に反するなら、甘んじて刑にも服します
・「自分は国家公務員として、政府に対して仕事をしているだけでなく、
国民のために仕事をしている自負がある
・「海保の組織に不満があるわけではない。批判は覚悟しており、
(是非については)国民一人一人が判断することだ
<sengoku38について>
・「仙谷(由人)官房長官でもあるし、戦国時代の戦国かもしれない。
日本を取り囲む状況は戦国時代さながら、そういう意味にもとれる。
自分の胸の中の秘密ということでいいじゃないですか」
11/10 <動画のタイトル>
「本当の尖閣」2本、「尖閣の真実」「尖閣侵略の真実」
「日本の尖閣」「どうなる尖閣」
6本中4本に「本当」「真実」使われる →事件の全容知らしめる意図?
11/10 <舞台となったネットカフェ>
「マンボー 三宮店」
・雑居ビル4~7階
・ハイスペックPC装備うたう
・5管との距離 800メートル(徒歩12分)
・10日に捜査員店内入る
・営業は通常通り行い、身分証提示要求や連絡先記入なし
→終電乗り遅れた人が宿泊目的で利用
→条例で本人確認義務づけた東京都以外の店舗では要求していない
→本人確認をすると客が面倒くさがり、他の店へ行く?
・ほとんど個室(個室数114)、階段や漫画閲覧コーナーに防犯カメラ
・利用時間に合わせたプランと席を選択 → 料金前払い
11/10 <告白するまで> 巡視艇「うらなみ」艇内
乗組員(同僚) 船長 保安官(43)
「もうすぐ犯人わかるな」
神戸市のネットカフェ話題に
- 黙り込む
「神戸らしいね」
保安官に話しかけ
- 「私です」 打ち明ける
- 「どうしたのか」
「何か悩んでいるのか」
声かける
船室に戻り、ふさぎ込む
「船長は知らない方が
いいです」
制止する
「そんなことはない。
船長なんだから
すべてを把握したい」

告白後、自傷行為
しないよう
乗組員に監視指示
制止構わず、
午前9:10ごろ、
「私がやりました」 告白
謝罪なし
「警察にも
きちんと話します」
神戸港に帰港 神戸港に帰港後、
警視庁へ
その後、「罪の意識はまったくない」「罪を犯した意識はない。罪とは思っていない」
「海上保安庁が告発している事件なので、捜査に協力はしたい」
自首はしない。罪の意識が全くないからです」
「任意の聴取があれば応じるつもり」などと述べた。
11/10 第5管区はYouTubeに公式チャンネルを持っているが、
今回の流出とは関係ないとコメント。
捜査1課、海上保安官を取り調べ。「私がやりました」 容疑認める。
11日も引き続き調べる方針。
ただ、漫画喫茶の防犯カメラ映像が鮮明でないため解析、特定急ぐ。
11/10 <管首相> 「まずは真相究明。責任の問題はその後だ」
今後の捜査の進展を見守る考え示す。
「二度とこうしたことが起きないように」 情報管理の徹底指示。
「国家公務員としての規範の緩みだ」「大変ハードな仕事をしっかりやって頂いている。
ご苦労に敬意を表したい」「ただ、そのことと流出した問題は区別して考えなければ
<捜査1課OB> 「捜査は世論の影響を受ける。
船長の処遇とのバランスを考慮しないと国民感情は納得しないだろう」
<仙谷官房長官> 「故意に流出させたことになれば、
大阪地検特捜部に匹敵する由々しき事件だ」
<原口前総務相> 「政府の決断が罪人を作ってしまった。一生懸命
取り締まっている人たちがその思いを違法な形でしか出せなかったことに、
大変な憤りを感じる」
<共産党国対委員長> 情報保全の法整備について
「(今まで行わず)こういう事を利用してやるのはいかがなものか」
11/10 <5管への意見> 「逮捕しないでほしい」「犯人捜しはやめろ」「仲間をかばえ」
<2chの意見> 「命がけの行動に敬意を表する」「即時釈放を求める」
「この人は英雄」「問題のない映像を公開しなかった民主党政権が悪い」
→航海士の"ファンクラブ"掲示板まで現る
11/10 情報の流れ
船長→同本部→9:30 鈴木長官→12時過ぎまで首相や官房長官には情報もたらされず
→理由 「捜査に関わる情報だったから」
伝達の遅さに自民反発!
11/10 最高裁の「守秘義務」の判断
1.情報が公になっていない
2.秘密として保護すべきだ →今まではマル秘のはんこが押してあれば
秘密(形式秘説)だったが、最近は情報の中身によって
変わっている(実質秘説) 甲南大教授
11/10 映像が投稿された漫画喫茶の防犯カメラに、海上保安官の姿。
11/10 聴取ではぐらかすような供述
映像の具体的な投稿方法 「そんなこと関係ない」
入手方法 「誰でも見ることが出来た」
詳しい経緯 「そんなこと関係ないでしょう」「今は言える状況ではない」
正面から応じようとしない
11/10 本当は海保は閣僚の視聴用や報道期間用に映像を公開したかった?
「官邸からストップがかかった」(政府関係者)
「どんなことがあったのかを国民は知りたいはずだし、こちらも
国民の目に触れないところで活動しているので
自分たちの仕事を知って欲しいという思いはある
「覚せい剤の密輸や違法操業を企てる相手に対しては、ある程度の公開は抑止力を生む」
巡視船にぶつけてきたのに釈放なんて、法治国家としてあるべき姿なのか」
「武器を持っているかもしれない相手に、我々は武器を持たず立ち入り検査をする。
死者が出るまで国は動かないのか」(海保関係者)
11/10
<奈良県知事> 会見で「邦人救出の際、家族にすら行き先を明かさないほどだった」
「守秘義務が大変強い組織」「情報漏洩などは全くない組織で、ミッションにも忠実」
海上保安庁の情報管理態勢をアピール
→海上保安官が名乗り出たことが判明すると、「特にコメントはない」 前言撤回?
11/11 10日に続き、保安官を聴取するとともに、自宅を家宅捜索。
神戸海保、石垣海保にも家宅捜索。容疑が固まり次第逮捕する方針。
10日から、航海士は神戸市中央区の合同庁舎8階に宿泊。
5管では、他の職員も泊まり込み、徹夜で業務連絡等の対応を続けた。
「今は一般論も話すなと言われている」(5管幹部)
「彼が一番愛国心がある」「公務員として処分されるのは仕方ないが、
一国民としては彼の気持ちも分かる」
「うちじゃなければいいなと思っていた。同僚がこんなことになり残念」
「まじめな印象の人だ」「公務員としては、彼の行動は疑問に思う」(海保職員)
11/11 海保が撮影していた残る3時間分のビデオには隠された映像?
・泥酔状態だった船長の逮捕シーン
・船長、よなくにに衝突後、海保側に指を突き上げるようなポーズ
・中国側、保安官を海へ突き落とし、その後棒を投げ込んだ
→落水した保安官に向かって舵を切った?銛(もり)を突きつけた?
11/11 <ネットの意見> 「全力で支持する」 「嘆願の準備だ!」 「電話で応援しよう」
「神戸の職員が入手できた映像なら、機密ではないのでは」
<5管への意見> 「犯人捜しをやめてくれ」
「犯人だったとしても、かばってあげてほしい」
<舛添要一代表> 「政府としての体をなしていない。海上保安庁長官と国交相は
職を辞するべき」「海保長官の処分だけでなく、国交相も辞任しないなら問責すべき」
<北沢防衛相> 「鈴木長官の動揺はわかるが、
責任の所在を明らかにして責任をとるべき」
「秘密防衛はきちんとすべき」
<小池百合子総務会長> 「馬淵氏が自ら手を挙げて辞めるべき
「迅速にけじめをつけないと、日本の情報管理は甘いというメッセージを送る」
<石破政調会長> 「海保長官が辞めて終わりはおかしい。卑怯。
組織の長は部下に責任を負わせてはいけない
<安倍元首相> 「日本の正統性を世界に示した」
「膝を屈して日中首脳会談をやりたがる男と、どちらが愛国者か答えは明らかだ」
「保安官を逮捕するのはおかしくないかと友人から問われたが、その通りだ」
→桁違いの「そう思う」 Yahooコメント
<谷垣総裁> 「国交相、官房長官、法相の責任を厳しく追及すべき。
猛省を求めるとともに、ビデオを全面公開すべき」
<岡田幹事長> 「責任論を議論するのはまだ早い。詳細がはっきりしていないのに
軽々に言うべきではない」「政治主導と、責任をとることはイコールではない」
<共産党委員長> 守秘義務違反の罰則強化について「国民の知る権利や表現、
言論の自由を侵害するもので断固、認められない」
「守秘義務違反の対象と言えるのか、大いに疑問」
<橋本徹知事> 「本人には気の毒だが、公務員は政治家の決定に従うべき」
「非公表の責任は民主党がとるべき」「なぜ、メディアが取材しなかったのか」
<仙谷官房長官> 政治職と執行職の発言について「次元が違う話だと考えないと、
全ての責任が首相まで行ってしまう」 予防線張る
<森田知事> 「日本人としてよくやったとは言えないが、見てよかった。
国家機密には当たらないと皆考えると思う」
「事件直後に公開して日本の立場を示すべきだった」
<千葉市長> 「公務員倫理規定に明確に抵触。行く末を左右するもので、
重く受け止めないといけない」「機密事項として取り扱っていなかったのは政府の責任」
11/11 海保長官、10日は夜中まで庁内に留まり、
同日午後11時20分、緊急通達を出す。
内容
1.海保全体における情報管理を改めて徹底せよ
2.捜査当局に全面的に協力せよ
3.現場の海保職員は職責を果たし、業務に精励せよ
11/11 海上保安官、「映像はUSBに保存し、漫画喫茶に持ち込んだ」 供述
→家宅捜索でUSB見つからず >>後に捨てたと供述
「多くの国民に見てもらいたかった」「広く知ってもらいたかった」
「海保の人たちに申し訳なかった」「船内の共用パソコンで映像を見た」
「5日朝に、自宅のパソコンから映像を削除した」 供述
→自宅から押収した私用パソコンの解析進める
映像を削除した理由
・ニュースを見て反響が大きく驚いた
・多くの人に知ってもらいたいという目的を達した
11/11 <中国 副報道局長> 「関連報道に注目。中国は、ビデオ問題が関係の
妨げになることを望まない」「関係改善や友好感情の尊重に努力すべき」
→APEC(13・14日)での会談実現に向け、最終調整でピリピリムード?

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2010年9月16日、マイクロソフトがInternet Explorer 9のbeta版の公開を開始しました。
今回は、「速攻レビュー」ではなく品質重視の「詳細レビュー」と致しました。
その理由としてはいくつかありますが、まずは不具合が多いということ。
で、この不具合の啓発も兼ねて当方は9月17日にbeta版をインストールしましたが、
それから一ヶ月経った使用感などというものがあると思います。
後発ならではのレビュー品質、というものを今回は重視していきたいと思います。

1.ダウンロードとインストール
 
(画像はクリックすると拡大します。)
まず、このページを開くと上のような画面が表示されますので、日本語の欄を探して、
適切なバージョンを選択して、ダウンロードをクリックします。
ビットというものがありますが、ほとんどのパソコンは32ビットとなります。
しかし、メモリが4GB以上認識されているのであれば64ビットとなります。
分からない場合は、まずは32ビットを選んで、
それで拒否られた場合には64ビットを選ぶようにしてください。

 
IE8のダウンロード画面。IE9を入れればこの画面はもう二度と見ることが出来なくなります。
IE9では、ダウンロードマネージャーといって
他のブラウザのようにダウンロードが一元管理されるようになっています。

 
あれ?これがIE9のインストールウイザード?といえるぐらい小さくなっています。
IE9がVista以降の対応となったので、
このようなダイアログ形式での表示が可能になったと言うことでしょうか。
いろいろとかけ離れているXPへの対応を行わなくてよくなったので、
マイクロソフトとしては7ベースで作ったプログラムに少し手を加えるだけで
Vista対応に出来るので、移植期間の短縮ができるというメリットもあるのではないでしょうか。
「インストールする」をクリックするとインストールが始まります。
なお、一連のインストールプロセスは3分ほどで終了します。
このインストール時間の大幅短縮もIE9の一つの進化点と言えるでしょう。

 
まずは必要な更新プログラムから。
といってもせめて更新プログラムがあるのかないのかぐらいは表示して欲しいところです。

 
ここで本体がインストールされていきます。

 
 
言語パックのインストール。まあ正直あまり興味はありませんが。

 
インストールが完了しました。
が、IEが起動中であったため「使用中でした~」というくだりの文章が表示されています。
一応使用するためには再起動が必要らしいですが、既にIEのファイルは
書き換わっているので、再起動しなくてもIE9を起動することは出来ますが、
安全のため再起動することをお勧めします。

2.IE9の画面
 
これがIE9の画面です。これを見た瞬間、IE8には戻れなくなりそうなぐらいです。
えっ!!
まず驚かれる方が多いかと思います。
なぜなら、Google Chromeに非常にUIが似ているから。
似すぎだろ!ってぐらい似ています。
これもまた戦略的にUIを変えたらしく、
「Webページが主体」となるように変更されたとのこと。
ブラウザはWebページを見せるためのものですから、
ブラウザ自身がブラウジングの邪魔をしてはいけないということ。
以前も書きましたが、システムを守るはずのセキュリティ対策ソフトが
システムの邪魔をしてはいけない、システムを重くさせてはいけない、ということ。
マイクロソフトもやっと今までの独占体制から
重い腰を上げて、企業間競争で顧客を奪われないよう、
生き残るための道を選択したようです。
ステータスバーについてはページの表示領域を最大限確保するためデフォルトで
表示されなくなり、検索ボックスについては、廃止されてアドレスバーと統合されました。

2-1.簡易化されたメニュー
 
メニュー類もかなり簡素になりました。
メニューの非表示のデフォルト化はもちろん(Altキーを押すと一時的に表示できます)、
ボタンも右の三つだけ。かなり驚きました。
まず、一番左はホームボタン。事前に設定されているホームページにジャンプします。
その次は、お気に入りボタン。これをクリックすると、IE8と同じように
お気に入りウィンドウが表示されますが、IE8ではに表示されていたのが、
IE9ではに表示されます。やはりボタンから近いからでしょうか。
最後の設定ボタンをクリックすると、設定系のメニューが表示されます。
ということで、IE9であったページボタンというものは廃止されました。
オフライン作業にしたり、ページのプロパティを見たりすることが
ほとんど無くなったからでしょう。
ページのプロパティなどを見たい場合は、
Altキーでフルメニューを表示させて操作を行う必要があります。
なお、ページの保存はフルメニューを開かなくても行えます。
上のメニューを表示させた状態から「ファイル」メニューを展開すると表示されます。

2-2.ダウンロードの表示と追跡
 
IE9では、他のブラウザに追随すべく、
ダウンロードファイルの一元管理システムが導入されました。
今まではファイルをダウンロードする時はダウンロードのフォームが開いて
ダウンロードをしていましたが、この一元管理ウィンドウの導入により、
ダウンロード画面が開きまくることはなくなりました。
また、ダウンロードの一時停止なども出来るので、IE8より進化したと言えます。
ただし、転送率が表示されなくなったのは少し悲しい点でもあります。
製品版での復活を期待します。

2-3.バージョン情報
 
で、こちら、バージョン情報。
きっちりと「beta」と記載されています。バージョン情報の画像の部分まで
betaと出るのですから、MSとしてもかなり力を入れている製品ということになります。
まあ時期的には、Windows 7開発の片手間で、という点が大きいかもしれませんが。

2-4.acid3で95点
 
さて、話題のacid3
IE8ではいっても20点がせいぜいでしたが、IE9ではまさかの95点をマーク。
「あのIEが?」「嘘でしょ?」と思われる方もいるかと思いますが、本当です。
ただし、XPではIE9をインストールできない部分が少し残念です。
IE9を体験するには、Vistaか7へのアップグレードが必要です。
XPで体験する方法は・・・しいて言うならXP上にVirtual PCをインストールして、
その仮想ディスク上でVistaや7を動かすぐらいでしょう。
点数については、あと5点上げる気がMSにあるのかどうかによって、
これからのシェアというものも変わってきそうな気がします。

2-5.最も頻繁に利用するサイト
 
新規タブを開くと、「最も頻繁に利用するサイト」という画面が開きます。
これも他のブラウザに追随したもので、SafariのTop Sitesなどとよく似ています。
ただし、SafariのTop Sitesは毎回最新のサイト情報を取得しに行くので
非常に重いですが、こちらは単に情報だけを表示するため非常に軽いです。
ただし、ごく稀に全てリセットされることがあるので信頼性は相変わらずですが。
10個ではなく、もう少し枠を増やしてもいいような気もします。30個ぐらいに。

2-6.ページ拡大でも見やすい文字
 
Yahooのサイトを拡大表示してみました。
GPUアクセラレーションの影響があるのでしょうか、拡大してもきちんとジャギー
(拡大した時に表示されるギザギザ)が発生しないよう
アンチエイリアシング処理がなされています。
文字テキストのレンダリング方法が大きく変更されたのが見て取れます。

2-7.バグレポート送信
 
もしバグなどがあればこの「不具合レポートの送信」から、
マイクロソフトの開発チームに注文を送信することが出来ます。
本当にその意見が取り入れられて、修正に結びつくという保証はありませんが。
ということで、一番右の設定マークをクリックし、
「フィードバックの送信」から送信することが出来ます。
なお、この送信にはWindows Liveアカウントが必要になります。

2-8.ファイルダウンロード
 
exeなど、ダウンロードファイルのリンクをクリックすると、
画面の下側に実行か保存かを尋ねるダイアログが表示されます。
今まではフォームが表示されていましたが、そのフォームを
廃止して、下側に小さな画面が出る仕様としたようです。
ドラッグによる位置移動はできません。上のオレンジの部分をドラッグしても不可能です。
保存のメニューをクリックして展開すると、
「保存」「名前を付けて保存」「保存して開く」が表示されます。
また、このような表示形式であることから、
これが表示された状態で他のタブの操作を行うことも出来ます。
(他のタブの操作をしても、この画面が消えることはありません。
さらに、同じタブで複数のダウンロードリンクをクリックしても、
画面が重なって表示されるだけで、上書きされることはありません。)

 
実行なり保存なりでダウンロードを開始すると、ダウンロードが開始されます。
%と秒数が表示されますが、1秒あたりどれぐらい転送できているという転送率の情報も
欲しいところです。これでサーバーの異常があるか無いかが一発で分かりますから。
ちなみに、ダウンロードは今までのIEとは違い、一時停止が出来るようになりました。
一時停止をクリックすると、その部分が再開の表示に変わるだけです。
ほとんどダウンロードを一時停止する機会はありませんが、今までだと回線が
切断された時でも一からダウンロードして無駄な時間を過ごしていたと
考えると機能の便利さを改めて感じます。

 
ダウンロードの画面にある「ダウンロードの表示」をクリックすると、上の画面が表示されます。
ダウンロードの検索が出来るようになったほか、
個別の一時停止なども行うことが出来ます。
この画面を見ると、某ファイル共有ソフトのダウンロード画面のようにも見えますが、
ダウンロードを並行処理・統一管理できるようになったのは、一気に複数の
ファイルダウンロードを行うヘビーユーザーには便利な機能と言えます。
また、ダウンロード後も項目を消さないようにすれば、ダウンロードしたファイルが
どこへ行ったかなどと探す必要もなくなるのではないでしょうか。

2-9.IE9基準もほとんど崩れなし
 
acidで95点を取ったというIE9基準で本ページ「振り返る日常」を表示させてみました。
大きくページが崩れるかと思いましたが、特に崩れなどはなし。
ほっとしました。
なお、ページが崩れている場合にはIE8にあった「互換表示」を引き続き利用できます。
この互換表示をクリックすると、ページをIE6基準でレンダリングし直します。
なお、互換表示をクリックすると、その互換表示を行ったページが記録され、
次開いた時もそのページは自動的に互換表示で表示されるようになります。

2-10.タブの分離と結合
 
なんと!!
今まで出来なかった
タブの切り離し(分離)と統合(結合)も行えるようになりました!
他のブラウザでは当たり前に出来ていた機能ですが、IE8だけが唯一非対応でした。
他のブラウザの機能を見てきて悔しがっていたのでしょう、
IE9でもついに対応となり、今後はブラウザ標準の機能として認知されていくことでしょう。

 
タブを切り離すと、上のように、そのタブが別ウィンドウで表示されます。
なお、そのタブを他のブラウザウィンドウに編入させたい場合は、
編入させたいタブをIEのウィンドウ内にドラッグアンドドロップします。
これでタブの結合が出来ます。

3-1.IE9公式サイト
 
これがIE9の公式サイト、というか宣伝サイトです。(IE9以外のブラウザからでも見ることは
出来ますが、非対応ブラウザでは一部のテスト項目がクリック不能になっています。)
「IE9(HTML5)では実はこんなことも出来ますよ!」と宣伝するための
スクリプト集が置いてあるマイクロソフトのサイトなのですが、
よくよく考えると「こんなサンプル使う場面などない!」とつっこめるものも中には。
ここでは数多くのサンプルの中から、ポピュラーなものをいくつか見ていくことにします。

3-2.acid3 95点の宣伝
 
IE9の公式サイトでもacid95点がおもいっきりキャプチャ付きで宣伝されています!
まだまだこれで驚くのは早い。
MSが力を入れているのはどうもAcidで満点を取ることではないようです。
現在の公式サイトでは、acidのページには5点の具体的な理由には触れず、
「なぜ5点を取れないのか」の言い訳を抽象的に掲載したものに書き換わっているようです。

3-3.IEが5項目テストでトップ
 
この表を見てください。
これもIE9の公式サイト内にあるのですが、まず上の
「Cross-browser Test Results Summary(ブラウザ横断テスト結果の概要)」から。
IE8が5つのテスト項目において上から順に0%、0%、11%、4%、7%であったのが、
IE9では逆転、他のブラウザを抜き去り一位であることが宣伝されています。
その値は驚愕の97%、100%、98%、100%、100%となっています。
(現在は画像の値とは変わっていて、98%、100%、98%、99%、100%となっています。)
まあマイクロソフト基準で自社開発のIEですから、100%になるのは当然のことでしょう。
他のブラウザもこのマイクロソフト基準で標準化に向けて本気で努力すれば、
どのブラウザも100%になってこの指標は意味をなさなくなる気がします。
試しにCSS3のタブを開いてみると、単位を落としている(fail)のは「font-size-adjust」と
「font-style-descriptor」のみとなっています。
この項目はFirefoxではpassしていますから、IEにもできないことはないでしょう。

3-4.ドベからそこそこへ JavaScriptベンチ
 
次に、これはJavaScriptのベンチとして有名なSunSpiderベンチマーク結果
(テキスト版はこちら
ブラウザの速さを知る指標としてよく使われています。
IE9の公式サイトでもIE9の優位性を宣伝するために掲載されているようです。
JavaScriptの実行速度 この結果を見ると
IE8に比べて
約11分の1! (3746
322)
しかもIE9のベンチマーク値はFirefox 3.6.8よりも、Firefox 4.0 Pre-Releaseよりも、
Safari 5.0よりも速くなっています。でも、上がいないわけではありません。
デザインの参考にしたと思われるよきライバルGoogle Chrome 6.0やOpera 10.6、
Chrome 7.0には譲りましたが、IE8との差に比べれば微々たるものです。
実際の仕様において差を感じることはほとんど無いように思います。
今までIE8はJavaScriptのベンチマークといえばドベが定番でしたが、IE9になって
ようやく他のブラウザと勝負できるレベルになってきたのではないでしょうか。
今後の製品版までのチューニングに期待がかかります。

3-5.CSS3の完璧さを宣伝
 
CSS3のSelectors Test結果も表示されています。
これをIE8、あるいはIE6互換表示で表示すると、fail(赤)の項目が大量に表示されて
真っ赤っかになるのですが、IE9だと緑の項目だらけ。赤い項目は一つもありません。
画面中の英文の最後の一文を読むことで、それぞれの件数を知ることが出来ます。
「From the 43 selectors 43 have passed, 0 are buggy and 0 are unsupported
(Passed 578 out of 578 tests)」
日本語訳「43個の項目のうち、43の合格(を持っている)、
バグ項目は0で、非サポート項目は0です。(合格テストは578個中578個です。)」
ということで、IE9のCSS3はこのサイトによれば
満点合格!
ということです。

3-6.Flying Image
 
 
一番何気に面白いのがこのFlying Imageです。
簡単に使い方の説明をしておきますと、右上のリンクで一連の操作ができます。
まず、「Increase」で数が増えます。
逆の「Decrease」をクリックすれば数を減らすことが出来ます。
で、「Zoom In」で拡大、「Zoom Out」で縮小します。
そして、左側については、「Default IE Logo」でIEのロゴだけになります。
上の画像のように競合ブラウザのアイコンを出したい場合は、「All Browsers」をクリックします。
数を増やすと左上のFPSが減っていくこと、
数を減らすと左上のFPSが増えていくことを確認してください。
やはりこれに関しては3D描画であることから、
GPUを利用するIE9が最もよい成績(FPS値)を出します。

4.主な不具合
 
 
VistaにデフォルトでインストールされているIE7から、IE8→IE9とアップグレード
インストールした環境では、不具合が発生することがあります。(高頻度で発生します。)
当方で確認した解決不可能な不具合については
一覧形式で後述していますので、ご覧頂ければと思います。
おそらくIE9自体が7ベースで開発されたため、Vistaへの最適化が
まだ足りていない、というのにしろ、これはひどすぎです。
不具合については画像があるので説明するまでもないと思いますが、
サイトの画像が一切表示されない!
これはひどいです! 致命的!
上のサイトはYahoo!ですよね。
それでは、下のサイトは何だと思いますか?とクイズを出せるぐらい。
ホワイトプランとかアドレスバーとかを見れば分かると思いますが、ソフトバンクですね。
なお、一度どこかで何かの拍子でページの画像が表示されなくなると、
更新ボタンをクリックしたり、他のページを開いても、新しいタブを開いても、
タブを複製しても、どのページの画像も表示されません。
専門用語で言うと、ページの画像レンダリングが途中で中断されます。
そもそも、画像を一切受信しようとせずに「ページが表示されました」扱いになります。
これだと表示速度は速くなったと言えど、ネットサーフィン的には不快感が募るばかりです。
ただ、IE自体を開きまくると、4回目か5回目でやっと解決します。
が、一時的なもので、永続的な解決策はありません。
完全にIE9の気まぐれにユーザーは振り回されることになります。
これが原因でIE8に戻す人や他のブラウザに移行する人が出てきても、
マイクロソフトは文句は言えないでしょう。
なお、インターネットオプションの詳細設定から「GPU レンダリングではなく、
ソフトウェア レンダリングを使用する*」
のチェックをオンにすれば解決する可能性もあります。
さらに、一部の画像だけ表示されている場合もあることから、キャッシュに頼る割合が
増えた、あるいはIEはページ内の全ての画像がキャッシュされていると思い込んでいるが、
実際は全てがキャッシュされていないので表示されないと考えることも出来ます。
定期的にキャッシュを削除すると一時的に画像が表示されることもありますが、
これは永続的な解決策ではありません。
ページの読み込み中に他のページに移動すると、本症状が発生する頻度が上がります。
なお、InPrivateモードでは本症状は一切発生しません!
このことから、キャッシュの問題ではないかと推測します。
また、Superfetch機能の停止で解決する可能性もあります。VistaのSuperfetchは
7のSuperfetchよりも厳格で、なんでもかんでもキャッシュしてしまうため、
一部のアプリケーションにおいて予期せぬ動作が起こることがあります。
ソフトの起動速度が速くなると言いますが、ある程度のCPUスペックがある場合には
オフにしてもさほど変わりません。
コントロールパネル→管理ツール→サービス→Superfetchを見つける→
右クリックプロパティ→スタートアップの種類「無効」を選択→下の停止ボタンをクリック→OK
Superfetchを停止するメリット=HDDアクセスが減る、突然ガリガリしなくなる
Superfetchを停止するデメリット=メモリ使用率が上昇する、ソフトの起動が遅くなる
例えば、WMPで音楽を再生中に×をクリックしても音楽が流れっぱなしであるのも
Superfetchがオンである弊害の一つであったり、今回のIEも基本的にSuperfetchの
緩い7に最適化されたものであり、Vistaへの最適化がまだ進んでいないと言うことを意味します。
beta版だから許される、というところもあるのかもしれませんが、
次期ビルドではこの重要な問題を修正してもらいたいものです。

 
また、IE9のインストール直後、エクスプローラの「検索」の下らへんに変な線が
出てきたなと思ったら、Altキーを押してエクスプローラのメニューを表示させ、
表示ツールバーツールバーを固定するとクリックしていきます。
すると、線が消えますので、気になる方はお試し下さい。

5.Q&A
ここでは、IE8ユーザーがIE9に対してよく抱くであろう質問を掲載しています。
1.単独の検索ボックスはどこへ行った?
廃止され、アドレスバーと統合されました。
使い方としては、アドレスバーに直接検索語句を入力してエンターを押します。
すると、基本的に語句など、ドメイン解決が出来ないものは
基本的に検索ページにジャンプします。
なお、普通に入れてエンターを押すとアドレスにアクセスしてしまいますが、
アドレス検索を強制的に明示させることも出来ます。
そのような場合は、「?(半角スペース)アドレス」として検索します。
2.新しいタブをクリックした時に、一番右端に表示されないのですが?
-デフォルトで設定がオフになっており、設定の変更が必要です。
画面右上にある設定ボタンをクリックし、インターネットオプション→タブ→
設定(T)→「新しいタブは現在のタブの隣に開く」チェックをオフにし、
OKをクリックして設定完了です。
3.タブが色分けされなくなったのですが?
設定の変更が必要です。(デフォルトで設定がオフになっているかどうかは不明)
画面右上にある設定ボタンをクリックし、インターネットオプション→タブ→設定(T)→
「タブグループを有効にする*(G)」チェックをオフにし、OKをクリックして設定完了です。
なお、これについてはIEの再起動を行うまで設定内容が反映されません。
4.タブのサムネイル表示をしたいのですが?
-デフォルトで設定がオフになっており、設定の変更が必要です。
画面右上にある設定ボタンをクリックし、インターネットオプション→タブ→設定(T)→
「クイックタブを有効にする*(Q)」チェックをオフにし、OKをクリックして設定完了です。
なお、これについてはIEの再起動を行うまで設定内容が反映されません。
5.2つ前、3つ前のページには戻れないのですか?
戻れますが、IE9では隠し機能化されました。(一種のイースターエッグ?)
戻るボタンを長押しすることでメニューが表示され、
2つ前、3つ前のページに戻ることが出来ます。
IE8にはなかった独特な操作方法ですので、慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
6.ステータスバーはどこへ行った?
デフォルトでは表示されなくなりました。表示するには設定の変更が必要です。
ただし、今までステータスバーを独占して表示しているだけの情報であった移動先のアドレス
については、リンクをマウスオーバーすると、ツールチップで左端又は右端に表示されます。
表示するには、Altキーを押してフルメニューを表示させて、
表示→ツールバー→ステータスバー(S)をクリックすることで表示できます。
7.セッションの回復は行えますか?
行えます。ただし、IE8のようにダイアログ形式では表示されず、ファイルの
ダウンロード時と同じように画面下にこっそり表示されます。
しかも、初期ページから他のページに推移してしまうと、セッションの
回復の画面が自動的に消えて回復情報が全て破棄されるので、回復を行う場合には
早めに「セッションの回復」をクリックする必要があります。

6.不具合一覧
当方が1カ月使用して、確認した不具合は以下の通りです。
1.セッションの回復時、正常に回復されない場合がある
-特に不意の電源断などによって再起動後に回復する場合に発生頻度大。
復元時、変なホームページだけのウィンドウが多数(5~20個)開く。
一気に大量に開くため、環境によってはシステムごとフリーズする場合も。
2.新しいタブを押した瞬間、ホームのボタンを
クリックすると稀に一つ前に開いていた
タブのページがホームの画面に切り替わる
-こうならないようにするには、新しいタブを押した瞬間、
タイトル部分に「新しいタブ」と表示されるまで待って下さい。
タイトル部分が空欄の間にホームのボタンをクリックしてしまうと、一つ前に操作していた
タブでホームのボタンが押されたと判断し、一つ前に操作していたタブの
ページがホームページに切り替わるので注意が必要です。
3.2ch(2ちゃんねる:巨大掲示板群)に書き込めない
いじめか!!!!
2chのスレの書き込みボタンをクリックした瞬間「応答を停止しました」と表示されます。
何ら重いサイトでもないのに。同じ仕組みであるはずのブログの投稿ボタンなどは
異常ないのに、なぜか2chだけ応答を停止します。
もしかするとマイクロソフトの策略か? それとも2chの陰謀か?
4.ページが突然応答を停止する
-生意気です。応答の停止後、タブの復元を試みようとしますが、何度も試みようとすると
「タブの復元に失敗しました」みたいなこれまた生意気な画面が表示されます。
応答停止のレベルが深刻な場合は、WindowsにばれてWindowsから
「応答を停止しました」と表示されますが、その場合はHDDにものすごく
アクセスしまくってシステムのレスポンスがかなり低下します。
しかも回復するまでに5分程度かかるので、といってもこれは全てIE9が元凶なんですけどね。
また、応答停止時に表示されるプロセス名もIEではなくページドメインとなっていて、
あくまでもIEではなくページが悪いんだ!ページがIEを落としたんだ!IEは悪くない!
責任転嫁しているMSの姿勢も少し見て取れます。
特にFlashなど動きのあるコンテンツを多用したページのほか、Wikipediaとの相性も悪く、
Wikipediaを5ページぐらい開いていると、応答を停止します。
最悪システムごと落ちます。価格.comのレビューページやYouTubeも重いようです。
応答の停止については、グラボとの連携部分である
レンダリング関係に不具合があるのではないかと推測。
GPU開発元のグラフィックスドライバによるIE9への最適化を期待。
5.カスタマイズ系のサイトで
メニューが表示されないなどの不具合
-ユーザー自身で表示項目などをカスタマイズできるサイトにおいては、
IE9基準では正しく表示されないことがあります。
これはサイト運営者がIE9基準に合わせていないだけなので、運営者がどうするかに
かかっているのですが、表示させたい場合はIE6互換表示を利用します。
6.ごくまれに「ページが表示できません」とほざく
-画像の受信を行わないという現象は前述しましたが、
ごく稀にページデータさえ受信しないこともあります。
そのため、インターネットにつながっているにもかかわらず
「ページが表示できません」とほざきます。
これは、他のブラウザを開いてページが表示できるかどうかを確認すれば一発で分かります。
なお、「ページが表示できません」の画面が表示されている状態で更新ボタンを
クリックしても、そのページ自身が更新されるだけなので意味がありません。
エンターキーを押すなり、別のアドレスを入れるなり、ホームボタンをクリックするなり、
何なりのページ移動の処理を行う必要があります。
7.一部ページで、ページ内の領域をクリックすると
半透明で黒くフェードアウトするページ有り
-本当にごく一部のページですが、これらの現象が発生した場合は
ページではなく、IE9のせいであることをお忘れ無く。
8.タブ切り替え時に、一瞬前に開いたページが表示される
-タブを切り替える時に、一瞬以前に開いたページが表示されます。
ほんの0コンマ何秒の世界ですが、人間が見て分かるのですから、
内部的にはかなり長い間表示されていることになります。
確かにGPUとの連携という高度なレンダリング技術を搭載しているのは分かりますが、
タブの切り替えの切り替え(つまり2重切り替え)みたいな処理を内部的に実行しているようで、
ユーザー側から見れば少し不快です。早急な改善を望みます。
9.Flashを組み込んだ一部ページにおいて、
ページ表示に時間がかかる
おまけにFlash自身がとても重くなっていることもあります。
Flashの開発元であるAdobeのIE9への最適化に期待です。

そんなこんな不具合だらけのIEですが、IE8に比べてものすごいぐらいの新機能もあります。
IE7→IE8の新機能より確実に上です。

7.新機能
1.タブのウィンドウ間の移動
-タブをウィンドウをまたいで分離・結合できるようになった。
他のブラウザでは当たり前の機能(IE8がリリースされた頃から既にデファクトスタンダード)
だっただけに、ようやくMSが重い腰を上げたということになる。
2.ダウンロードの追跡 カーネルと統合
これも他のブラウザでは当たり前の機能であった。
IE8の全盛期、他の競合ブラウザでダウンロード時に
フォームを開いてダウンロードしていたのはほとんど無かったと思われる。
3.アドレスバーと検索ボックスの統合
-これはFirefoxでは未だに統合されていないことから
デファクトスタンダードとは言えないが、いずれ追随すると思われる。
この検索ボックスに語句を入れた時に、GoogleのI'm Feeling Lucky機能が
自動で働いてくれるとさらに便利なのですが。
(例えば「無期限くりこし au」と入れると検索結果を表示することなく、
auの料金プランを説明するページが一発表示)
4.acid3で95点
-これが数値的には大きなインパクトを与えるかもしれませんが、他の
競合ブラウザでは満点を取っているところもあり、IEの更なる開発と最適化が望まれる。
5.ページ描画の高速化
ページのレンダリング(描画)に、GPUの力を利用するようになった。
これのせいでIE9はXP以下は非対応になってしまったのだが、Vista以降必須になったと
言っても過言ではないGPUを有効利用するのはソフトがハードに働きかけて、ハードの力を
使うという正しい使われ方、方向性
になってきているのかもしれない。
6.JavaScriptも高速化し、GPUレンダリングとの相乗効果で
ページスクロールなどIE8比かなりサクサク "絶対的"に高速化
-これは新JavaScriptエンジンを搭載したというのもあるようだが、
一番大きいのはGPUレンダリングとの相乗効果。
二つが重なって、ページスクロールなどもかなりサクサク、
絶対的、目に見える形でサクサクになった、高速化したと分かります。
かなり分かりやすいです。普段競合ブラウザを使っている人でも。
IEの今までの常識を塗り替えるバージョンに仕上がっています!
7.スライドアニメーション付きのタブ移動
-タブを他の位置に動かす時に、アニメーション付きでスライド移動します。
IE8では対応していませんでしたが、GPUの力を使えるようになった
IE9に合わせて導入されたのかもしれません。
8.ページの表示に直接GPUを利用
YouTubeのHD動画もスムーズに
GPUの力は、YouTubeなどの動画を再生する場面でも大いに生かされます。
今まではGPUのHD支援がWMPなど対応ソフトウェアのみでしか恩恵を
受けられないとして、有料の対応ソフトウェアが大いに売れていましたが、IE9であれば
ブラウザレベルでHD支援が行えるようになったことから、そこそこのGPUであれば、
720p程度のHD動画であればコマ落ち無く見ることが出来るようになりました。
(ただしIE9のみ。今現在、他の競合ブラウザでGPUのパワー利用を表明しているものはない)
1080pをコマ落ち無く再生するには、回線速度なども
重要になってくることから、総合的なマシンパワーが必要となってきますが。
9.インストール時間の大幅短縮
-初めの方に書いていますが、IE9のインストールは3分程度で終了します。
IE8のインストールは15分程度かかっていましたから、最大5分の1程度短縮されます。
今まではブラウザのインストールが長くかかるので、
「ブラウザコンポーネント一つ置き換えるのにこんなに時間がかかるのか。
そりゃWindowsコンポーネントの根幹に深く入り込んでいるからなあ・・・」
なんて
考えていましたが、Vistaや7のIEは実はそうではなかったようです。
10.全体的にサクサク
-というわけで、いろいろと前作IE8よりサクサクになっています。
個人的には、IE8に比べブラウジング速度は50%程度高速化しているのではないでしょうか。
(計測したものではないため、一種の憶測に過ぎません)
11.eが見やすいアイコンに進化
-さらに、デスクトップショートカットが「インターネット」になったのを見ると、
初心者寄りになった?と思われる部分も多々感じます。

8.要望
1.マウスの移動量を考えて、各種通知は最上部、
ダウンロード系はマウスポインタ周辺
-IE6の時に最盛期だった「ポップアップブロック」の通知は最上部が一番よかったと思います。
2.ぶっちゃけ、戻るボタンだけでいいのでは?
-戻るボタン長押しでページ推移の履歴メニューが
表示されるのであれば、進むボタンは不要かと思います。
進むボタンなど、滅多に使わない。
戻るボタンは絶対必要ですけどね。
進むなんて、リンクをクリックすれば進むんですから。
3.リンク先のアドレスを左下or右下ツールチップではなく、
アドレスバーの右半分に表示
あるいはアドレスバーと統合。
-リンクをマウスオーバーすると表示されるアドレスをツールチップではなく、
アドレスバーの右半分に表示するか、あるいは色を変えるなどして
アドレスバー上に表示した方がいいかと思います。
ツールチップ、これは
ページ領域上に侵入してきますから邪魔なんですよね。
いくら一時的といえども。

9.結論
1.操作方法に癖がある
-不具合に振り回されたり、戻るボタンを長押ししないとメニューが出てこなかったりと、
新しい操作方法を覚えるまでは使いづらいと嘆く方がいるのも否めない部分はありそうです。
唯一の救いは、インターネットオプションのUIが変わっていない点。
でも、そろそろ手が付けられそうな気もします。
2.IE9がいまいち盛り上がりに欠ける理由
・不具合が多い
-これがIE8へのダウングレード、あるいは他のブラウザへの移行を加速させた可能性があります。
・Vista以降でなければ利用が出来ない
-XPのシェアが未だに高く、XPではIE9を利用できないため、盛り上げる基となる
IE9のユーザーの絶対数がIE8より減っているのもあるかと思います。
といってもXPのサポートもあと数年で終了するんですけどね。
3.新規開発の部分が多い分、完成度・実用性ではIE8 Betaより劣る
-やはり「初めて」のものは慎重に見極めなければならない、ということです。
「初めて」のプログラムに不具合はつきもの。エラーはつきもの。
なぜなら、調整があまりなされていないんですから。
ですが、今までこの「初めて」が積み重なって技術革新が何度も繰り返されてきたと
考えると、それを受け入れる姿勢がユーザーには求められているのかもしれません。

長々とIE9のレビューをお読み頂きありがとうございました。
一部の環境下で発生する不具合もいくつかあるので実用性は微妙ですが、
新しい物好きの方は入れてみて損はないのではないでしょうか。
Vista・7環境の方でまだインストールしていない方はインストールすることをお勧めします。
次期ビルドに期待して、締めとさせて頂きます。

まず、更新が四ヶ月程度滞ってしまったことについてお詫び申し上げます。
この間には、徹夜を五回以上するほどの大がかりなノルマがございまして、
その休養も含めるとニュースを追跡して記事を更新する余裕がほぼない状態でした。
把握しているニュースとしましては、トヨタのリコールや朝青龍の引退(いずれも2月)
最新のものであれば中国での餃子毒物混入事件の犯人逮捕(3月)などもありますが、
それらについての記事は書かず、年末のまとめてニュースで全て代替処理する予定です。
今後もこのような状態が続くかと思われますが、
どうか更新を気長にお待ち頂ければ幸いです。


yamaのページの大幅変更に向けた作業も完了し、
あとは最終ステージであるリニューアル(6月末を予定)を行うのみとなりました。
以前と比べて、根本的な部分は変わっていませんが、
外観ががらっと変わった印象を受けるかと思います。
後述する「セキュリティ対策ツールからの脱却」ならぬ「ホームページビルダー臭からの脱却」
視野に入れたものとなっていますので、是非一度ご覧頂ければ幸いです。

さて、更新が滞っていた期間にグラフィックボードをさらに新調しました。
といっても未だにAGPのロープロファイルですので世代差はありますが。
HIS製造のH435F512HAというボードです。
GPUはHD4000台のローエンドであるHD4350を採用しているにもかかわらず、前の
グラフィックボード(HD3450)に比べピクセルパイプラインを倍増させ、
このグラフィックボードのメモリもHD4350では前例のないDDR3を採用。
よってメモリのクロック数はデフォルトで1,300MHzとかなりの高速。
AGPのロープロカードでメモリが1GHzを超えるのはこれが初めてです。
メモリを限界クロックである1,592MHzまでクロックアップしたところ、
Windowsのエクスペリエンスインデックスのグラフィックの項目が両方とも5.3に。
今まで数々のグラボを購入してきましたが、
5を超えるグラボはなかっただけに、少し感激した次第です。

一通り終わったところで本題に戻ることとします。

0300.png
(画像はクリックすると拡大します。)

NTT西日本のフレッツ契約者全員に無料サービスとして提供され、利用していた
「セキュリティ対策ツール」(=実質ウイルスバスター2010の一つ古い
バージョン2009のNTT西日本向け改造版)の下である日、
メールの受信作業を行ったところ「メールサーバーに接続できません。」の旨のエラー。
いきなり現れたので「なんじゃこれ!!」ということで、
対策の検討を始めたのが最終的にノートン導入の始まりになるとは・・・

0301.png

おまけに起動の度になんとかfirewallサービスが終了しましたとかいう表示が出て、
正直上の問題と相まって、うんざりしていたのも下の行動を起こす一つの要因となった。
※画像内の「動作しなくったため、閉じられました」は明らかな誤植どころか誤訳だが、
当のMSは直すつもりはないのか?-Beta時代から存在したとすれば既に4年以上経っていて、
さらにSP2まで出していてもこれということは、直すつもりはないと判断。


壊れかけたということで再インストールすれば直ると思われるが、世の中の流れ的には
ウイルスバスター2010であるにも関わらずこのセキュリティ対策ツールはバージョンが
2009相当で、相次ぐウイルスの誤検出対策を確実なものにさせるためにも
ウイルスバスター2010の月額版を導入する必要があると考え、導入を行った。
月額版を選択した理由
・プロバイダと契約している以上、そのネットワークを活用する必要があった
・毎年(あるいは2年、3年おきに)買い直すのが面倒、更新作業も面倒
→「この記事のタイトルとバスターの月額版は違うではないか!」と思うかもしれないが、
ここからが大事。

ウイルスバスター2010の導入が完了したのはいいものの、
「サクサク軽快」といっている割には
前作2009に比べて軽快のの字も見られない。


そこで、価格.comで調べたところ、批判コメントが殺到していた。
ウイルスバスターのデメリット
・サポートが機械的な応答を返す
→再インストールした旨を伝えても「再インストールしてください」と
とにかく再インストールを勧めまくる
→実際問題、再インストールして直るものと直らないものがあるのでは?
・収入のほとんどが宣伝に使われ、プログラム開発に回っていない実態が浮き彫りに
初心者顧客の獲得(特に新規顧客)に必死。
新規顧客を一度獲得すれば、あとは更新更新の無限ループで全自動で収入が入る戦略。
そのくせソフト自体の検出率などはたいしたことないので上級者には嫌われる現状。
→バージョンアップを繰り返しても基本的なUIは登場以来
ほとんど変わっておらず、機能も飽和気味。
さらにメモリ使用率などの削減というが、それは軽快動作に大してつながっていない。
「総合防御力でNo.1」とかいうが、上級者なら自分でもある程度
「総合防御」できるのでそのようなものは不要。
「売上でNo.1」と毎年叫んでいるが、それは初心者顧客のおかげだということをお忘れなく。
全てのユーザー層に好まれている(といえる)のはノートンとかマカフィーとかその辺。
・重すぎるので他社に乗り換えたら快適になった
これが紛れもない現実。紛れもない事実。
過剰表現が含まれるCMなどの宣伝に騙されてはいけません!
(もともと宣伝はちょっと過剰なぐらいが良いとは思いますが)

など。Amazonの製品レビューでも似たような評価であった。
そこで、大がかりなCMを打ち出した割には前バージョンから大して変わっていない
判断し、これはいっそのことソフト自体を乗り換える必要があると考え、
2010年3月30日付でプロバイダで月額版としてもう一つ展開していたノートンの月額版を契約。
もちろん前述したウイルスバスター月額版は速攻で解約。

0302.png
UIもウイルスバスターに比べれば簡素で、普通に設定状況だけを一覧で表示するだけの画面である。
「これだけ?」と思うかもしれないが、毎日クリックして表示するようなソフトでも
ないのだから、このぐらいの表示でもまだ親切な方ではないかと思う。

つまり、「初心者はデフォルトの設定のままで特にいじらなくて良いですよ」(実際そうだが)
というような雰囲気を醸し出している画面であるが、私はそんなノートンも少しでも
軽くするべくパフォーマンスの監視機能など左上に「安全」と表示される範囲で、
無効にできる機能は全て無効にした。
その結果、あんな「サクサク軽快!」とCMを打ちまくって宣伝していたウイルスバスター2010に
比べ、30%程度の性能向上(あくまで体感比)がみられた。
フォルダを開く速度も、ファイルのコピーに要する時間も、すべて30%程度速くなった。
ファイアウォール、特に通信速度についても同じく30%程度高速化し、
大体ではあるが通信速度が10Mbps(38Mbps→48Mbps)もアップしたほどである。
ウイルスバスターとノートンの切り替えに当たっては、ハード・ソフト構成共に一切変更はない
同じコンピュータであるため、純粋に30%程度高速化すると考えてよい。
(30%=インストールに5分かかったとすると → 30%高速化 → 3分30秒に短縮)

セキュリティ対策ソフトに対する考え
・重くてはいけない
→パソコンを使う理由は「作業をするため」であって「脅威から身を守るため」ではない。
脅威から身を守るためだけにパソコンをつけていては、パソコンで何も作業ができなくなる。
インターネットへの接続とかいう以前の問題である。
よって、セキュリティ対策ソフトは軽さを追求するためにも基本的には「暗黙の存在」で
あるべきであり、何かある度に変なダイアログをぽこぽこ出すべきではないと思う。
システムから身を守るソフトだからこそ、システムの邪魔をしてはいけない。
当然のことである。
Nortonであればたとえウイルスを検出したとしても右下に小さく表示されるだけ。
ウイルスバスターのように派手さもなく、大きさも最小限で誰でも納得できる表示である。

バスターノートンの乗換者が語る驚きの機能
・実質インストール時間は1分以内
というが、これはあくまで関連ファイルのコピー時間であって、サービスの実行時間などは
除かれているが、それでもInstall Shieldを使用しているウイルスバスターに比べれば
5分の1ほど速い。(5分の1=ウイルスバスターで5分かかるとすればノートンは1分)
Install Shieldは多機能故に、その機能を使用しないようなインストーラで
あっても全機能を読み込む形になるためかなりの時間がかかる。
無防備の状態でさらされる時間を少しでも少なくするための最大限の工夫といえよう。
・まず軽い
「サクサク軽快」と宣伝している某セキュリティソフトより軽いのは何故?というぐらい軽い。
その軽さの証拠はメイン画面に表示されるCPU使用率。(上の画面ではあえて表示しないように
設定しているが、初期状態では表示されるようになっている)
システム全体だけでなく、ノートン自体の使用率も表示されるため軽快動作が数字で実感できる。
ソフト自体のCPU使用率も表示するということは、ソフトの軽快な動作に自信があるということを
示しているのではないかとも思う。
・乗換者向けの詳細なヘルプ
私のようにウイルスバスターから乗り換えてきた者にも
よく分かる随所に設けられたポップアップヘルプ。
といえども、ある程度の知識がないと読み込めないので、
その知識が付くまではウイルスバスターで我慢することをお勧めする。
特に「ヒューリスティック」を機能として
前面に押し出しているのは最近のウイルス対策ソフトらしくて良いと思う。
・インターネットの有効活用
他のノートンユーザーが「このソフトウェアを信頼しているかどうか」という定義を
ファイルの右クリックメニューから表示できる。
さらに、プロセスのCPU使用率やメモリ使用率を調査して、怪しげなソフトウェアの信頼性を
調べることも可能。(デフォルトでこの機能は有効だが、無効にすると少し軽くなる)
また、クラウド技術を利用して、シマンテックのサーバー上にある定義ファイルを
利用して常に最新の定義ファイルでファイルスキャンを行うことも可能。
(ただし、ファイル・フォルダの右クリックメニューからのみ実行できる)
・Live Update
毎回毎回何百KBのデータをダウンロードして、おまけにHDDをガリガリ言わせて時に
セキュリティーセンターを怒らせてまで無理矢理アップデートするウイルスバスターとは大違い、
アップデートされている事すら感じさせない自動アップデート。
セキュリティセンターのダイアログも何もない。本体も何も表示しないし、
通知領域のアイコンさえ変わらないのでいつアップデートしたかさえ分からない。
一応「最新の定義にアップデート」という項目はあるが、自動アップデートをオンにしているため、
アップデートについては徹底的に放置プレイであり、その項目は使う必要性すらない。
メイン画面を開いて「何分前」と表示されているのを見て、
「あ、アップデートされたのか。」と気づくぐらいである。
そもそも、アップデートする間隔が分単位であるため、
一回のアップデートの容量が小さく、システムに大きな負担を与えないのもミソ。
ウイルスバスターはアップデートの度にサービスを止めたりいろいろしているため、
一回のアップデートに多大な時間を要し、使う側をうんざりさせる。
そんなにアップデートに時間がかかったら、たとえ自動であったとしても腹が立つ!
・「脅威を処理できません」がない
ウイルスバスターでは時たま、「脅威を処理できません。(とりあえず)隔離しました。」という
ようなセキュリティソフトとしては超無責任かつ、責任逃れとも言われかねない文言の
「脅威への対処」が表示されることがあるが、ノートンではそれは一切無い。
警察で言えば「犯人を見つけました。とりあえず刑務所に隔離しときました。」と一緒。
→それで、どうしろっていうんだよ!!

たとえば圧縮ファイル内にウイルスを見つければわざわざ解凍して中の
ウイルス部分だけを削除して再度圧縮して元に戻してくれる。
警察で言えば「犯人を見つけました。事情聴取して、罪の重さを考慮して
二度と再犯することのないように適切に処分しました。」→これがほぼ理想的な対応である。

確かにHDDには余計な負担がかかるが、圧縮ファイルごと削除されるのは損害が大きい。
というか、悪いのは圧縮ファイル自体じゃなくて、その中のウイルスなんだから。
さすがノートン先生。

そんなこんなで、ノートンを入れて早一ヶ月が経つが、滑り出しは順調である。
ウイルスバスターのようなメールエラーもなくなり、おまけに「サクサク軽快」をうたう製品より
パソコンの全ての操作が軽快
になり、さらにアップデート地獄から解放
一石三鳥の快適なPC生活が始まったといっても過言ではない。
今現在ウイルスバスターを利用している人も「隣の芝生は青い」ということわざのごとく、
体験版でも良いので一度ノートン製品に手を出してみる価値はあると思う。
いかにトレンドマイクロのウイルスバスターが初心者顧客向けかが身をもってわかるはずである。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


2010年元旦
当ブログ管理人 yama


ということで、2010年が始まりましたが、新年になって初めて気分を一新できた感じです。
パソコン自体も相変わらずアプリケーションが強制終了した痕跡もなく
いい年越しができたのではないかと思います。

さて、この記事を元旦記念記事ということで、この場を借りて2009年に
多忙すぎて実行できなかった2つの企画を発表致します。
(○の部分は実際の文字が入りますが、答えに関しては最後までお楽しみということで。)
ちなみに2009年の年明け企画は記念すべき超巨大レビュー
「Windows 7 Beta 完全レビュー」であったということは記憶に新しいかと思います。

①一万円で行く冬の特急四国一周(廃案)
この企画は元々2009年秋頃に実施を計画しておりましたが、多忙なためずれに
ずれ込みまして、とうとう2010年の年明け企画に。
企画実行日:2010年秋頃 3/7・5/2・5/30から再延期
企画報告日(レビュー日):実行日から一週間後
※既に年明けとは言えない実行日になっておりますが、ご了承ください。
>>本企画は都合上、「香川⇔大阪 「阪神往復フリーきっぷ」 格安で日帰り豪華旅」に
振り替えられました。ご了承願います。
(一万円で四国一周より、プラス2,000円で阪神一周の方が新鮮味があると考えたため)


②2009年総決算!超巨大番組レビュー
「最近のテレビは面白くない!!」
-バラエティクイズ番組が増えたことで若者は興味を示すが熟年層には合わない
→価値観の多様化などにより、全年齢層に合致する番組を
作りづらくなっているせいでテレビが面白くなくなっている。
「昔のテレビにあったあの『明るい未来への希望』はどこへ行った?」
-番組制作者が視聴者の意見をほとんど無視し、
視聴率重視の自己満足的な番組を作るようになった。
「出演している自分たちが面白ければそれでいい」
全国放送の意味を理解し直す必要があるだろう。
→不祥事の発生率もそれに比例して高くなっている。
多くの人が抱えている疑問を
解決するために、キー局の番組を徹底分析!!

対象局:全国5キー局(テレビ東京・TBS・テレビ朝日・フジテレビ・日本テレビ)
NHK総合+NHK教育
企画実行日(録画日):2009/12/10~2009/12/16 ※一部振替あり
企画報告日(審査日):2010年中
※審査の結果の正確性を証明するため、著作権法の引用を利用して
テレビ番組の画像を転載する場合があります。(法の遵守)

企画報告完了日:2010年中

※録画日と審査日に隔たりがありますが、その間に新たな番組の録画は行わず、
現在録画している企画実行日の範囲の番組のみについて評価を行います。

以上二つの企画の概要について説明しましたが、それぞれの企画について
詳細に説明すべき事項がありますのでそれらについては
企画報告日に本編レビューとは別に解説記事を作成する予定です。
また、企画実行日や報告日などはあくまで予定であり、
状況によっては遅れることも予想されます。
この企画は2009年のブログ更新回数が少なかったために、2008年との
更新回数の差を間接的に穴埋めするためであり、
特に関連づけて大きな理由があるというものではありません。
いよいよ2009年も最後、ということで最後はこの記事で締めくくっておきたいと思います。
「一年間まとめてニュース2009」
ここでは、一年間の出来事をひとまとめにした記事をお届けします。
「これはいつの時期だっけ?」がすぐにわかるようになっていますので、
一年を振り返ってみてください。

※注意点
・注目のニュースは黒太字にしてあります。
・重要なニュースは緑太字にしてあります。
・最重要なニュースは赤太字にしてあります。
→この基準は私の個人的な見解に基づくものであり、明確な基準はありません。
・月、日はそのニュースのブログ書き込みに基づくものですので、
実際その問題が発生した日時とは合致しない場合があります。
なお、ニュースの引用部分から、その日付が特定できる場合は、
「発生日」の欄に記載してあります。
・引用などはご自由にどうぞ。
引用後でも構いませんのでコメント欄に一言書いていただけると幸いです。
・このニュースについて詳細や私の考えを読みたい場合は
「記事URL」の欄にあるリンクからご参照ください。
・メディアなどで大きく騒がれたり、生活に直結するニュースなどの
場合は見出しを大きな文字にし、目立ちやすいようにしています。
・今年は126記事書きましたが、その半分ほどは多忙なため未公開状態で保存されております。
未公開記事もリストに含めておりますが、記事URLをクリックして表示されなかった場合は
未公開記事ですので公開まで今しばらくお待ち頂ければと思います。
(その代わりに内容を箇条書きではなく少し詳細にしている部分もあります。)
記事URLの部分が太字になっているものは、特集扱いで記事がとても長くなっているものです。
内容はとても濃いですが、コンピュータによってはフリーズする場合もあります。
あらかじめご理解ください。(昨年からの改善点①)

注意:この記事には「つづきを読む」があります。
最後の内容は「AMD、Direct X 11に対応した世界初のGPUを発表」では
ありませんのでご注意ください。
なお、「つづきを読む」のリンクがない場合は一年分のニュースが全て表示されています。

「一年間まとめてニュース 2008」に続いて-


発生日 ニュース内容 記事URL
1 6 - 年末年始番組について評論。
天下のフジテレビが他の民放に抜かれている傾向。
記事URL
1 19 - ・Windows 7 Beta公開開始、徹底レビュー
当ブログでは初の動画掲載により、7の新機能を徹底解剖。
記事URL
1 31 - 米国を発端とした不況で内定取り消しや大企業のリストラ増加。 記事URL
1 31 1/31 大麻取締法違反容疑で逮捕された
十両若麒麟(25)、引退届を提出。
しかし「引退届」では退職金が出るため受理されず。
記事URL
2 1 - ブログのデザイン変更。パンくずメニューの追加、
日付・カテゴリー・月ごとの記事表示など。
記事URL
2 6 2/3 マイクロソフト、Windows 7の製品構成を発表。
Home BasicとStarterの立場がVistaと逆転、
Home Basicが新興国向けに。
記事URL
2 6 2/5 ・独自の電子マネー「円天」で詐欺、逮捕
独自の電子マネー「円天」で出資金を詐取したとして、
L&G会長ら22人を組織犯罪処罰法で逮捕。
記事URL
2 6 2/5 総務省と通信・家電メーカー、「ホームネットワーク」の
技術仕様を平成23年までに共通化する方針を決定。
記事URL
2 18 2/17 ・中川財務相、辞任
G7終了後の記者会見でろれつの回らない発言をした
中川財務相(現在死亡)、麻生首相(当時)に辞表を提出、受理。
記事URL
2 18 2/5 麻生首相が小泉元首相の郵政民営化に実は反対だったと暴露、
煮をたてた小泉氏は給付金を議決する本会議を欠席、
結局麻生首相が陳謝。
記事URL
3 11 - 給付金の給付、一部自治体で開始。
小沢代表の秘書、逮捕。(箇条書きのみ)
記事URL
3 11 3/10 ・「服装が乱れている」不合格にした関係者、懲役処分
神奈川県の高校入試で合格圏内の学生を「服装が乱れている」として
不合格にした学校の前校長・前々校長、停職3カ月の懲戒処分。
記事URL
3 11 3/10 国土交通省、料金システムの改修が間に合わないとして、
高速道路の上限料金を1,000円とする値下げ策の完全実施延期。
記事URL
3 11 3/10 ・東京の公立校生「自分が嫌い」半数以上
東京都教育委員会、公立学校の生徒に自尊感情について調査。
半分以上が「自分が嫌い」とする調査結果を発表。
記事URL
4 5 4/5 ・北朝鮮、ミサイルを発射するも失敗
4日は政府による誤報で報道機関などが混乱。
5日に正式に北朝鮮がミサイルを発射。エムネットで
通知されたものの、日本領土に落下物はなかった。
その後の調査で結局衛星軌道には乗らず、ミサイルと確定。
ミサイルの切り離しに失敗したのではないかとの見方も。
記事URL
4 5 3/31 厚生労働省、新卒の内定取り消し人数を1,845人と発表。
また、内定を取り消した企業も一部公表。
記事URL
4 5 4/3 千葉市教育委員会、中学校のバレー部顧問が3月に
男子部員の顔をけり前歯2本を折ったとして懲戒処分検討。
記事URL
4 5 3/31 朝日新聞の社員、2chに差別的書き込み。
同社広報部、「厳正な処分をする」とコメント。
記事URL
4 23 4/23 ・草彅剛、公然わいせつで逮捕
港区赤坂の檜町公園で酒に酔い全裸になり、
意味不明な言葉を叫んでいたため逮捕。
地デジ大使降板、トヨタのCM打ち切り、
ジャニーズ事務所の活動自粛など多方面に影響。
逮捕当時の「裸だったら何が悪い」の言葉に国民困惑。
記事URL
5 5 - ・AH3450/HTP/256M 徹底レビュー
意外なクロック耐性を発見。Direct X 10.1に対応した
AGPロープロカードはこれが最後になる可能性も。
記事URL
5 8 - Windows 7 RCが7日に公開されたことを受け概論。
7でXP対応のソフトを実行できるXP Modeの存在が判明。
記事URL
5 22 5/22 ・新型インフル患者、急増
5/9に日本初の感染確認。当初は政府も水際対策に
力を入れていたが、5月中旬に白旗。
5/21の22時には感染者が292人に広がった。
記事URL
5 28 - 感嘆符の不思議について解説。文末の記号によって
雰囲気が変わるので使い方にはくれぐれもご注意を。
記事URL
5 29 4/28 大手企業、視聴率神様の状態を脱却すべく、
「優良番組推進会議」を設立。
第1回目はテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」を選出。
記事URL
5 29 5/29 ・草彅剛、いいともに生復帰
番組内では復帰とし、詳しい事情などについては触れなかった。
「謝罪はないのか」という批判派と
「謝罪は会見でしただろう」という援護派で対立。
記事URL
6 6 6/4 集団準強姦で逮捕された学生、停学処分中に学童保育の指導員に。
事情を知りながら応募を勧め、面接を担当したとして、父親が謝罪。
記事URL
6 6 5/29 ・PCI Express接続の1TBSSD登場
その名も「G-Monster PROMISE PCIe」、
中身も値段も名前の通りモンスター。
1GB/秒の転送速度を誇り、ブートドライブとしても利用可能という。
記事URL
6 7 6/4 東芝、俳優の愛称やテレビ番組の略称を言うだけで自動的に
見たいテレビ番組を検索、表示する新たなシステムを開発。
ただしインターネット接続が必要。
記事URL
6 7 - 山口県のホテルで起きた一酸化中毒事故で、ボイラーに
ふたがされていたことが判明。
修学旅行生ら22人が病院で手当て、うち同行のカメラマンが死亡。
記事URL
6 7 6/2 ・MS、Windows 7の発売を前倒し
マイクロソフト、Windows 7の発売を2010年初めから
2009年10月22日に前倒し。
年末商戦に間に合わせるためではないかという憶測も。
記事URL
6 7 5/27 Windows VistaおよびWindows Server2008のSP2配布開始。
アプリケーションの互換性向上やブルーレイディスクのサポートなど。
記事URL
6 29 6/26 ・MS、期間限定で7アップグレード版を7,777円で販売
マイクロソフト、Windows 7の価格情報と販売施策を発表。
期間限定(6/26~7/5)でHome Premiumの
アップグレード版を7,777円で販売。
記事URL
7 3 - Windows 7 RC1概論。
日本語化が進み、製品候補版としてふさわしいものとなった。
記事URL
7 12 - 任天堂、2009年冬に発売する「スーパーマリオブラザーズ」で、
プレイヤーがゲーム攻略に行き詰まった時に
自動攻略する機能を搭載すると発表。
長年のマリオファンからは不満も。
記事URL
7 12 7/10 東国原知事、ビートたけしと会食。次期総裁選への出馬について、
ビートたけしは「逆風がすごい。メディアは甘くない」などと忠告。
記事URL
7 13 7/12 ・民主党、東京都議選で初の第1党に
東京都議選で民主党が初の第1党に。
この結果を受け民主党は麻生内閣不信任決議案と首相問責決議案を提出。
麻生首相を早期解散に追い込む戦略を打ち出した。
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7 16 - ・7保留宣言
当方の多忙により「7を買わない」
「レビューを行わない」という旨の宣言を発表。
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7 16 7/11 大分自動車道で柳ヶ浦高野球部のバスが横転。
生徒1人が死亡、42人が重軽傷。
死亡した生徒の母親の強い要望により、
全国高校野球選手権大分大会に出場することをPTA総会で決定。
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7 16 7/13 ・ドラゴンクエスト、発売2日で234万本売り上げ
前作を上回る売り上げで、初めてハードを携帯ゲーム機(DS)に移した。
DSの機能を有効活用したすれ違い通信も搭載。
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7 16 - 都議選大敗により、多くの人から批判が噴出、執行部の辞任が相次ぐ。
古賀選対委員長も「責任は私にある」として辞任する意向。
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7 16 7/7 グーグル、パソコン用の新OS開発プロジェクトを発表。
来年後半の発売を目指す。
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7 16 6/28 ・年越し派遣村、閉村へ
年越し派遣村が6月いっぱいで閉村すると発表。
活動を振り返るシンポジウムで村長が「派遣切りに対する
社会の認識や雰囲気が変わった」と活動の意義を強調。
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7 16 7/4 北朝鮮、日本海に向けミサイル7発発射。
今まで静観を貫いてきた韓国も
「国連決議に違反する挑発行為」と北朝鮮を非難。
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7 16 7/4 ・高校生が高校生を刺殺 深まる動機の謎
奈良県桜井市の近鉄桜井駅で
濱田知哉さん(18)が同級生に刺殺された。
刺殺の動機を「自分への態度に腹が立った」とした。
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7 16 7/9 ・新型インフル患者2,000人超え、全都道府県に拡大
新型インフルエンザの国内での感染者数が、
7月9日午前11時現在で2,126人に。
全都道府県で感染が確認され、14日には3,000人に迫る勢い。
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7 16 7/8 JR福知山線の脱線事故でATSの設置を怠ったとして、
神戸地検はJR西日本の山崎正夫社長を在宅起訴。
経営トップが刑事責任を追及される事態に。
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7 16 7/13 政府・与党が解散総選挙について8月30日投開票で合意。
これによって24時間テレビが難しい対応を迫られることに。
放送32年目で初の事態に、系列局からは悲鳴も。
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7 16 7/14 ・麻生内閣不信任決議案、与党反対多数で否決
野党4党が共同提出した麻生内閣不信任決議案、
与党などの反対多数で否決。造反はゼロ。
一方、問責決議案は可決。福田首相に次いで二回目。
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7 16 7/13 ・「脳死は人の死」 改正臓器移植法A案が成立
脳死を一律に「人の死」と位置づけ、臓器提供の年齢制限を
撤廃するA案が参議院本会議で可決、成立。
反対団体は「人の生死を決める法律がボタン一つで
決まることに納得がいかない」などと批判。
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7 16 7/13 ・麻生首相、衆議院解散を決断
麻生首相、自民党緊急役員会で衆議院を解散する意向を表明。
7月21日に解散、8月18日に公示、8月30日に投開票とする方針。
7月の解散は戦後初で、真夏の選挙戦に。
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7 16 7/13 ・マイクロソフト、Office2010のWeb版を無償提供
米マイクロソフト、統合ソフト「オフィス」次期製品の簡易版を
インターネット経由で無償提供する戦略を発表。
グーグルによるOS無償供与の発表などによって
「顧客流出懸念を座視できなくなった」ためという。
一方スティーブ・バルマーCEOはグーグルOSについて余裕の構え。
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7 16 - マイケル・ジャクソンの姉、「弟は殺された」と発言、物議をかもす。
「関与しているのは1人ではなく、共謀者が何人もいる」とも語った。
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7 16 7/16 自宅兼事務所に「立ち入り禁止」の看板を男性に張られそうに
なったため、この男性を突き倒したとして傷害罪に問われ、
最高裁に上告した不動産業の女性に
逆転無罪の判決。裁判長は正当防衛を認めた。
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7 16 7/14 ・東国原知事、出馬断念
自民党の古賀誠選対委員長、東国原英夫宮崎県知事の
次期衆院選への擁立について「合意に達しなければ、東国原氏の
方でご判断いただくことだ」と述べ、事実上断念する考えを示唆。
東国原知事の発言も次第にエスカレート、県民の不安材料となっていた。
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7 22 7/2 衆院選マニフェスト(政権公約)の内容について
鳩山代表ら幹部が協議、最終案を了承。
子ども手当の創設や高速道路の無料化などが盛り込まれた。
ただ、財源に不安定な部分もあり、実現は不透明。
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7 22 7/18 ・ブルーレイに敗れた東芝、ブルーレイ参入へ
年内にもブルーレイ対応機を発売。東芝はブルーレイの次の世代での
参入を決めていたが、ブルーレイが急成長しているため参入を決定。
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7 22 - 北海道大雪山系のトムラウシ山で旅行会社「アミューズトラベル」
(東京都千代田区)が企画した登山ツアーで客ら8人が遭難死。
参加者からは当時のガイドの出発判断に誤りがあったという声も。
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7 22 7/16 ・MS、IE8をデフォルトブラウザにしないパッチ配布へ
マイクロソフトは新しい設定画面を8月から配布。インストールの
過程でIE8をデフォルトブラウザにするか否かを選択できるようになる。
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7 22 7/21 ・麻生首相、衆議院の解散会見
麻生太郎首相は21日午前の定例閣議で衆院解散の方針を表明。
解散を閣議決定し、記者会見。この記事では麻生首相の言葉を全て掲載!
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22 7/21 ・46年ぶりとなる皆既日食、悪石島に殺到
皆既日食が、トカラ列島のほか、
屋久島、奄美大島などで最大6分44秒観測できるという。
陸地で最長は悪石島で、午前10時53分16秒~同59分41秒の
6分25秒にわたり続く見通し。このほか各地でも部分日食が見られる。
ただし、日食を直接見るには「日食グラス」の用意が必要。
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7 23 7/23 草彅剛が地上デジタル放送推進協会のメーンキャラに24日の
記念式典で正式復帰する方針。いいとも生復帰の約二カ月後。
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7 23 7/23 ・日食で多くの人が期待していた悪石島、観測どころか避難
雨や暴風などが吹き荒れ、近くの学校や民家などに避難。
この暴風で飛ばされたテントもいくつかあるといい、
まさにとんだツアーとなった。
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7 23 - ・タブグループ解除でIE8高速化
タブに色を付けるIE8の新機能「タブグループ」。
ただこれは一昔前のマシンにとっては重くなる大きな原因。
タブに色などいらないからとにかく軽くしたいという人にお勧め。
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7 25 7/23 ・生命保険大手のアリコ、顧客情報流出
アリコジャパン、保険料支払いにクレジットカードを利用している
顧客の情報が最大約11万件流出した可能性があると発表。
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7 25 7/24 ・夏でも新型インフル蔓延
新型インフルエンザの国内での感染者が拡大。
厚生労働省の集計で5000人を突破したことが判明。
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7 25 - 26時間テレビの規模縮小について評論。
感動系の企画も多いのでホットな番組になるのではないかと予測。
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7 26 - 26時間テレビ総評。
新しい企画故に改善の余地があるのではないだろうか、など。
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7 29 - 羞恥心の野久保、ヘキサゴン降板を発表。
26時間テレビではメンバーが囲んで歌う姿が放送されるなど、
降板がささやかれていた。
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7 29 7/27 民主党の鳩山由起夫代表、民主党のマニフェストを発表。
一方自民党は「無責任」などと徹底抗戦。
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7 29 7/27 マイケル、急死直前に心不全などの副作用がある
麻酔剤を投与されていたことが判明。
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7 29 7/28 舛添厚生労働相、年金記録問題について来年末までに
めどを付けることをマニフェストの文言に盛り込むよう要求。
民主党への対抗ともみられる。
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7 29 - ・携帯電話会社4社、
2010年度にも他社間のSMS送受信を可能に

これまでは同じ携帯電話会社の加入者同士でしか
送受信できなかったため、利便性が高まるとみられる。
また、「災害用伝言板横断検索機能」も今年度末に運用開始する予定。
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8 7 7/30 ・任天堂、4年ぶりに減収減益
任天堂が発表した2009年4~6月期連結決算は、
売上高が前年同期比40.1%減の2534億円、最終利益が
60.6%減の423億円と大幅な減収減益に。
Wiiの販売がソフト開発の遅れなどで前年同期の
半分以下に落ち込んだのが原因という。
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8 7 8/1 北海道開発局職員、無許可でヤミ専従。
関与は944人に上り、かなり大規模な事件に発展。
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8 7 8/3 ・日本で初めての裁判員裁判を追う
無職藤井勝吉被告(72)、東京都足立区で今年5月に韓国籍の
整体師文春子さん(当時66歳)を刺殺したとして殺人罪で起訴。
この裁判を実際交わされた言葉も含めて掲載。
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8 9 8/3 東方神起、13年の専属期間や収益配分などに不満があるとして、
所属事務所を相手取りソウル中央地裁に効力停止の仮処分を申請。
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8 9 - 押尾事件と酒井事件が同時進行したため、
両方の事件を表で比較しながら解説。
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8 22 8/13 ニコニコ生放送内で飲酒をしたとされる女子高生、
電話で涙ながらに謝罪。
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8 23 8/23 マイクロソフト、IE8のインストールプロセスを正式に変更。
IE8をデフォルトブラウザにするかどうかを選択できるようにした。
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8 23 8/6 ・原爆症訴訟、6年余を経て全面解決
麻生太郎首相、敗訴した人を含む原告団全員を
対象とした救済策について、原告側と確認書を締結。
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8 23 8/12 ・静岡県で震度6弱の地震、被害相次ぐ
駿河湾を震源とする最大震度6弱を観測した11日早朝の地震で、
死者1人、負傷者116人に。(県災害対策本部 12日午後3時現在)
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8 23 - フラッシュメモリに押されフロッピーの生産規模が30分の1に縮小。
ディスクの生産を終了する企業が増加。
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8 23 7/30 ヤフー、「Yahoo!JAPANの検索エンジンにBingを
使う可能性が高い」とコメント。米国の様子を見てから判断するとした。
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8 23 8/18 ・日本国旗を切り貼りして
民主党旗を作製したとして厳重注意
民主党の岡田克也幹事長は鹿児島県で8日に開かれた
民主党候補の集会で、日の丸の旗2枚を切り張りして作った民主党旗が
掲げられたことについて、同候補に電話で厳重注意。
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8 23 8/19 ・舛添厚労相、「インフルエンザ流行」と緊急記者会見
舛添要一厚生労働相、新型インフルエンザの
国内感染拡大を受け緊急に記者会見。
「国民の一人一人が、感染は自分が止めるという気持ちをもって、
今後の流行期を乗り越えていけるよう協力をお願いしたい」と、
感染防止対策の徹底を呼びかけ。
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8 23 8/19 ・JR、6年ぶりにお盆期間の客減少
JR旅客6社、お盆期間(7~18日)の利用実績を発表。
主要48線区の利用客は6年ぶりに前年を下回った。
景気低迷や高速道料金値下げなどが影響か。
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8 23 8/19 アリコジャパンの顧客情報が流出した問題で、流出した
可能性のある顧客13万人に金銭補償を行うと表明。
4228件の不正使用があったという。
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8 23 8/19 警視庁、酒井容疑者を延長拘置期限が迎えるのを前に
覚せい剤使用で再逮捕する方針。
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8 23 8/21 押尾容疑者、固形物と容疑を否認していたが一転、
錠剤が「違法なものだと分かっていた」と供述。
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8 23 - ・「選挙に関心」過去最高の89%を記録
読売新聞社の全国世論調査で、今回の衆院選に関心があると
答えた人は「大いに」と「多少」を合わせて89%に達し、
小選挙区比例代表並立制で実施された
1996年以降では過去最高を記録。
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8 23 8/22 巨額詐欺事件で執行猶予中の小室哲也、音楽活動を再開。
38秒間頭を下げ続け、「大変ご迷惑をおかけしました」などとあいさつ。
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8 30 - ・24時間テレビ、マラソン完走できず延長放送もせず終了
選挙特番が次にあったためか、延長できずに終了。
さらに選挙特番内でもゴールの瞬間を放映できないという事態に。
ほかにもデータ放送の中途半端さなどを評論。
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8 30 8/28 ・サンミュージック、酒井法子被告を解雇
サンミュージック、酒井法子容疑者(38)の
起訴を受け、タレント契約を解除。
相澤社長、涙を浮かべながら
「断腸の思いで解雇という結論に至った」と説明。
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8 30 8/30 ・衆議院選挙、民主過半数突破で政権交代確定!
8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙で民主党が
過半数240を超える308議席を獲得し、政権交代が確定。
一方、自民党の麻生総裁は辞意を表明。
長きに続いた自民党政権は静かに幕を閉じた。
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9 8 - 民主党の政権構想、次々明らかに。
鳩山由紀夫総理大臣、小沢一郎幹事長のポストが確定。
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9 9 - テレビ番組内での過剰なテロップ装飾について評論。
テロップのサンプルも制作。
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9 12 9/8 ・インテル、新CPU「Core i5」を発売開始
インテルは一般PCユーザー向けの新CPUとして「Core i7-870」、
「Core i7-860」、「Core i5-750」を発表、同日から発売開始。
Core i7は既に発売されているが、さらに新モデルを追加。
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9 19 9/16 ・麻生政権退陣、鳩山政権誕生
麻生政権退陣の記者会見、
鳩山政権誕生の記者会見の文言を共に全文掲載。
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9 20 9/17 ・酒井法子、保釈され謝罪会見
覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された
女優の酒井法子被告(38)が40日ぶりに保釈。
「これまで酒井法子を応援してくださった皆さま、
本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と謝罪。
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9 20 - ・新型iPod発表、nanoにカメラ機能など大幅刷新
アップルが開催したイベントにて、新型iPod、サービスなどを発表。
その中でnanoはFMラジオやカメラが搭載されるなど大幅に刷新。
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9 20 - 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で、県防災ヘリコプター
「若鮎(あゆ)2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、
県防災航空隊が県警航空隊の反対を押し切って出動していたことが判明。
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9 20 - ・クレシン作者、山中で不慮の事故死
群馬県警が群馬・長野県境の荒船山(1422・5メートル)から
収容した遺体は、行方不明となっていた
漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、
臼井儀人さん(51)=本名・臼井義人=と判明。
この写真を撮影後、誤ってがけから転落したのではないかとの見解も。
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9 20 - 沢尻エリカ、事務所から解雇通告。
警察にお世話になるなど度重なる問題行動が原因の可能性。
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9 23 9/15 ・ソーテックブランド廃止、オンキヨーに一本化
オンキヨー、ソーテック(SOTEC)ブランドのPCを廃止し、
オンキヨー(ONKYO)ブランドに一本化する方針を発表。
Windows 7発売に合わせ、10月から変更するという一部報道も。
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9 26 9/25 グリー、釣りゲームで知的財産権が侵害されたとして
「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エーを提訴すると発表。
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9 26 9/23 ・AMD、Direct X 11に対応した世界初のGPUを発表
AMDは日本時間2009年9月23日13時1分、世界で初めてDirectX 11に
対応した新GPU「Radeon HD 5870/5850」を発表。
アイドル時の消費電力が27Wと、大きくエコに貢献。
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