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アップルが、サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsにてイベントを開催。
メディアの前に久しぶりに登場し、元気な姿を見せたスティーブ・ジョブズCEOが、
同社の音楽関連製品、ソフトのアップデートを発表した。

ここからは、非常に変更点が多いので各製品ごとに表にてわかりやすくお伝えする。

  新機能 ラインナップ 再生時間 価格
iPod shuffle ・Voice Over機能
(現在再生している曲
情報やプレイリスト
一覧を読み上げ)
・コントローラ付き
新型イヤホン
色:

容量:2GB、4GB
(光沢ステンレス
スチールモデルの
色はのみ)
最長10時間 2GB:5,800円
4GB:7,800円
Apple Store限定
光沢ステンレス
スチール仕様
4GB:9,800円
iPod nano ・カメラ・マイクを新搭載
→ビデオを撮影可能
(写真撮影が可能か
どうかは不明
:おそらく不可能?)
640*480のH.264形式
・スピーカーを内蔵、
単体で音声再生可能

・酸化皮膜処理した
光沢のある
アルミニウムボディ
・ディスプレイが
2.2インチに拡大(240*320240*376)
・Geniusプレイリスト、
Genius Mix
(ランダムなプレイ
リストを自動で生成)
・FMラジオ
(最大15分前まで
巻き戻し可能)
・Voice Over機能
(現在再生している
曲情報やプレイリスト
一覧を読み上げ)
・歩数計、Nike+機能
(目標を決めて
パソコンとシンク可能)
・ボイスメモ録音機能
色:
●、


Apple Store限定) 
容量:8GB、16GB
音楽:
最長24時間

ビデオ:
最長5時間
8GB:14,800円
16GB:17,800円
iPod classic ・容量が
120GB160GBに増加
(実質的な値下げ)
・Genius機能
(ランダムなプレイ
リストを自動で生成)
色:
容量:160GB
音楽:
最長36時間

ビデオ:
最長6時間
24,800円
iPod touch ・音声コントロール
(新型のみ)

→例えばiPodに
向かって再生と
言った後に
アーティスト名を言うと
そのアーティストの曲を
自動再生
・ボイスメモ録音機能
→さらにトリミング、
パソコンへの
シンクも可能
・Genius Mix
(ランダムなプレイ
リストを自動で生成)、
添付ファイル、HTML
メールが利用可能に
(iPhoneも同様)
・処理能力の
最大50%高速化、
グラフィック処理
能力の向上
(新型のみ)
・コントローラ付き
新型イヤホン(新型のみ)
色:(厳密には
白と黒の
グラデーション)
容量:8GB
(現行型)
32GB(新型)
64GB(新型)
 
音楽:
最長30時間

ビデオ:
最長6時間
8GB(現行型):
27,800円→
19,800円へ値下げ

32GB(新型):
29,800円
64GB(新型):
39,800円
iTunes ・iTunes LP
(音楽購入時に、
音楽だけでなく、
ビデオ・歌詞などの
追加コンテンツを
無料で利用可能)
・iPhone用アプリを
iTunesから直接管理可能
・iTunes Storeの
リニューアル
- - 無料

という感じになったが、日本で言う松竹梅で竹を選ぶ意識が高い、すなわち
竹モデルであるnanoの人気が高いことから、今回Appleがnanoを
iPodの主力モデルとするべく力を注いだ姿勢が伺える。

ビデオが撮れて写真が撮れないのは少し微妙なところでもあるが、
そこは携帯電話で代替できる、ということなのだろう。
以前のモデルでは加速度センサーを搭載してあっと言わせたが、
その加速度センサーは今では携帯電話にも普通に搭載されて
万歩計だなんだと見栄を張っているが、
もうそんなもので盛り上がれる時代は終わったのかもしれない。

ゲーム機であるはずのDSにもカメラが搭載されて
発売が噂されているSONYの新PSPにもおそらく同じようにカメラが搭載されていくのだろう。
今後、様々な機器にカメラが搭載されていくのだろうが、
カメラというのはデジタルの目だから、
使い方を誤ると大変なことになる。

長くなるのでここでは述べないが、くれぐれも使い方には注意して頂きたい。

今までのように、「専攻機器」
(何か一つの目的を達成するためだけに最低限必要な機能だけを搭載した機器)では
売れなくなっているのだろうか。
ひとつあればいろいろなことができるオールマイティな製品こそが
役に立つ製品のひとつの基準になっているのかもしれない。

日本の携帯電話は他の国に比べて大変高機能で、
普段私たちが使いもしないような機能まで搭載されている始末だが、
ついにiPodにもその波が来たと言っても過言ではない。
百歩譲ってFMラジオを普段使うと言うことにすれば、確実にそれに反比例して
ボイスメモ機能はあまり使われなくなっていく。すなわち、それが無駄な機能となり、
もったいなく感じる一つの原因になる。
これこそが高機能化のデメリットである。
ボイスメモ機能が無くても、携帯を開いてメモ帳に打ち込めば、それで用が済む。
あるいはアナログな人は手帳を開いて書き込むだけでも十分目的が達成できる。
機能が多くなるということはもちろんいいことではあるが、完璧主義の人々には
「無駄な機能のせいで価格が高くなったりバッテリー稼働時間が減っている
思われても仕方ないのである。
例えばメーカー製のパソコンにメーカー独自のソフトであったり、
プリインストールされた不要なソフトが入っているのを嫌う人がいるのもその一つである。
しかもメーカー製パソコンの場合には、製品代金にプリインストールしたソフトの
開発費も含めているというぼったくり的なことに意外と気づいていない初心者が多い。
(あるいは逆にソフトの体験版を善意でプリインストールして
開発元ソフト会社から代償をもらう)
ある意味、それでメーカーは儲かっているのだろうが。

来年も同じように新製品の発表が行われるのだろうが、
そろそろ何らかの新技術を開発しなければ
ハードウェア的な新機能はネタ切れの予感が見える。
iPod nanoがtouchに近づいていくのもよくないし、日本の携帯電話のように
文字が打てたり、ワンセグが視聴可能になると言うのもよくない。
製品にはその製品の固定化された機能、キャラクターがあるのだから、
それを破るようなことをするとその製品の価値が
逆に下がる。
新機能を追加して、容量を大きくして値下げするのは
技術革新の成果でもあるのだろうが、せめて限界を超えないようにして欲しい。
そう願いつつ、来年の製品にも期待したい。
-その前に来月発売というWindows 7の盛り上がりようが気になるが。

酒井法子に関するニュースが短期間に大量に入ってきておりますので、
箇条書きでまとめて時系列でお伝えします。

・14日-保釈許可
覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された女優の酒井法子(のりこ)被告(38)
について、東京地裁は14日、保釈を許可する決定をした。
保釈保証金は500万円。弁護人が同日付で保釈を請求していた。
東京地検は決定を不服とする準抗告を行わない方針で、酒井被告は保釈保証金が
納付され次第、勾留(こうりゅう)先の警視庁東京湾岸署(江東区)から保釈される。
15日以降になる見通し。

・14日-サンミュージック、会見場提供の可能性を示唆
保釈申請の一報が流れた午前10時、相澤正久副社長(60)は、被告が“謝罪会見”を
行う場合のサポートについて、サンケイスポーツの取材に「本人サイドから
連絡を受けてから対応します
」とコメント。
「もし会見を開くとすれば、事務所でやるのは(規模的に)難しいんじゃないかな」とした。

・17日-40日ぶりに保釈、謝罪会見
覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された女優の酒井法子被告(38)が17日
午後4時30分、8月8日に逮捕されてから40日ぶりに保釈された。
弁護士が500万円の保釈保証金のうち未納分250万円を納付。
酒井被告は「これまで酒井法子を応援してくださった皆さま、
本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と謝罪した。
同日午後6時30分からは東京・千代田区の如水会館で記者会見。
涙ながらに更生を誓った。会見後はメンタル面の治療のために都内の病院に入院した。

・酒井法子本人が発した謝罪会見文の一部
 「一社会人として人として、決して手を出してはいけない薬物というものに
自分の弱さゆえに負け、世間の皆さまを騒がし、多くの皆さまにご迷惑をおかけしました」
「まずは悔い改め、2度とこのような事件に手を染めることのないよう
一生の約束として固く誓います

・サンミュージック副社長の言葉
相沢副社長「本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
弊社所属タレント、酒井法子が本日、保釈されました。関係各位様、
ならびに海外のファンの方々、ご心配とご迷惑をおかけしたすべての皆様に、
酒井法子本人から謝罪させていただく場を設けさせていただき、世間を
お騒がせしましたことを改めて深くおわび申し上げます。
いろいろご質問があると思いますが、10月26日に初公判を控えておりますので、
質疑応答は控えさせていただきます。よろしくお願いいたします」

・ビクターエンタテインメント会長の言葉
三枝会長「本日、弊社の専属アーティストであり、覚せい剤取締法違反罪で
起訴された酒井法子が釈放されました。
1987年のデビュー以来、20年以上にわたり、酒井法子、そしてサンミュージック様と
苦楽をともにして同じ道を歩んできたレコード会社として同席させていただきます」
「酒井法子のこの度の件により、ファンの皆様を失望させてしまい、弊社として
契約解除までいたってしまったことは、非常に残念かつ遺憾に思っております」
「これから酒井法子は裁判により処罰を受けることになりますが、酒井法子がこれを
厳正に受け止め、再度過ちを犯すことなく、
1日も早く社会復帰することを心より期待しております」

・酒井被告、謝罪会見前に入念にメモを準備
酒井被告は17日、警視庁東京湾岸署から保釈される際、同署前で
「これまで酒井法子を応援してくださった皆様、本当にこの度は申し訳ありませんでした」と
述べたが、その直前まで拘置施設で何度もメモを読み返して練習していたという。
捜査関係者によると、文面は14日に保釈申請したころから考え始めたようだといい、
練習していた言葉と、取材陣の前で発した言葉は「ほとんど同じだった」
記者会見の言葉も拘置中から考えていたようだったという。

・事務所サイド、「サポートは会見まで」
事務所関係者は「サポートするのは会見まで」と話し、
今後は酒井被告に対するコメントは控える方針だ。
ただ、復帰の際には事務所が関わってくる可能性もあり、
解雇した事務所と完全に関係を断ち切ることは難しいようだ。

・酒井法子夫婦の別荘、ほぼ全焼
女優酒井法子被告(38)夫婦が借りていた千葉県勝浦市部原の別荘から
出火しているのを、パトロール中の警察官が発見した。
火は約1時間後に消し止められたが、木造平屋建ての別荘がほぼ全焼した。
中に人はおらず、けが人はいなかった。

まず、解雇されても未だに事務所の助けがあると言うこと。
確かに親を除けば頼れるのは事務所しかないというのは確かなのだが、
それでは本人も「孤独」を感じることができないのではないだろうか。
すぐ近くにいて、電話をすれば相手をしてくれる相澤副社長・・
このような関係では、何ら解雇したのは口だけ、といわれても仕方ないだろう。
解雇はただ単に仕事を無くす、という意味だけではないのが一般的である。
普通であれば、他の社員とも会うことが無くなり、
連絡しても緊急のことでない限りスルーされる。

数ヶ月も経てば完全に忘れ去られてしまうようなものである。
相澤社長も「断腸の思い」で酒井被告を解雇したあと、
自らのけじめとして社長職を退職し、副社長に降格している。

社長が社長の職を退ずると言うことがどれだけ大きな事なのか、
本人はあまり大きな事とは捉えていないのかもしれない。

そして、謝罪会見。
普通、謝罪会見というとほとんどをアドリブで行って反省の念を周りに伝えるのが
通例だが、この酒井被告の場合は4日前からメモを
準備していたといい、演技としての、ドラマで言う一つの
ワンシーンとしての「謝罪会見」
のように映った人も多いと思う。
として考えると、途中で涙が出ていたのも演技と捉えることができる。
日本人の「泣くと反省している様子を示す」という常識を逆についたものと考えることができる。
感受性のいい人なら、もらい泣きしてしまって
「もう許してあげて」と考えた人もいるかもしれない。
しかし、それは少し甘すぎる。
謝罪会見をして何もかも許されるなら、警察の存在意義があいまいになってしまうからだ。
裁判も、必要ないではないか。
しかも質疑応答がないと言うから、単に情報を発信して終了、という何とも一方的な
会見に終わったわけで、これでは反省の念が本人にあったとしても
十分に私たちには伝わってこなかったのかもしれない。

これから本人がどのようにして社会復帰への道を歩んでいくのかは
私たちにも見えない、未知数的なところがあるが、
少なくとも復帰となるとまた事務所の力を借りるのだろう。
解雇した事務所に再びお世話になる。情けないことである。

少し、今回の謝罪会見に関して
報道陣やその周りの人々が盛り上がりすぎたのではないだろうか。
私は決して酒井法子のこの薬物事件を見過ごすつもりはないが、
さらには本人が反省しているならそれで良いのではないかという気持ちもさらさら無いが、
テレビで生中継するほどのものではないように感じる。
それはNHKの生中継基準を見ればよく分かる。
さすが天下のNHKだけあって、台風や地震、首相や国会、
天皇関係などよっぽどのことでない限り特番を組んでまで生中継はしない。

そういうものを生中継するなら、バラエティ番組やドラマを生放送にしてくれといった感じである。
ドラマの失敗シーンも編集でカットされて出演者がある意味楽しているという現状。
そういう失敗も堂々と映像として放送することで
人間の本来の姿というのが見えてくるように思う。
確かに出演者のスケジュールなどはあると思うが、ドラマを生放送するというのは
新鮮な試みなのではないだろうか。(未だに見たことはないが。)

とにかく、本人には自分が行った事件の大きさというものを痛感し、多くの人に
迷惑をかけたと言うことをこれからの入院生活でしみじみ感じながら、
果たして今後自分はどのように変わっていくべきなのか。
社会から制裁を受けた自分が、今後誰の役に立つのか。
薬物を経験した自分として、何か人の役に立てることはないのか。
今後の仕事が入ってくるのは、おそらくここを考えられるかどうかにかかっている。
覚醒剤は復帰一年と言われているこの現状に乗っかって、本当に酒井法子も
一年後に復帰しているならば、何という芸能界の甘さ。
万引きやなんやよりも重いこの覚醒剤。
自分の命を削るだけではなく、下手すれば人の命まで削ってしまう。
たとえ夫に誘われたと言っても、量が少ないと言っても、
ちょっとした粉を所持しているだけで警察に起訴される。
この粉が自分の人生を悪い方向に変えたんだと言うことを自覚して、
今後の人生、しばらくのいばら道を歩んでいって欲しいと思う。

インテルは8日、一般PCユーザー向けの新CPUとして「Core i7-870」、
「Core i7-860」、「Core i5-750」を発表、同日から発売を開始した。
下位機種のCore i5-750は定格数周波数が2.66GHz、ターボ動作時周波数が
3.2GHzコア数は4、スレッド数は4。L2キャッシュは256KB×4、L3キャッシュは8MB。
TDP(熱設計電力)は95Wで、これのみ、同時マルチスレッディング技術(SMT)で
あるハイパー・スレッディング・テクノロジーに未対応。プロセスは45nm。

Core i7は以前から発売していたが、
今回特筆すべきなのはCore i5が発売されたことである。
これも噂されていたことだが、現在最高速のCore i7プロセッサは今後発売される
Core i9の廉価版となり、将来的にCore iシリーズは
Core i3、5、7、9という四つのグレードから構成されることとなる。

日本で言えば松竹梅のようなものだが、i3を除くとすると一般庶民であれば
「竹」であるCore i7を選ぶ人が大半を占めるのではないだろうか。
メーカー製パソコンなどにはCore 2 Duoからの世代交代として最も低価格な
Core i5あるいはi3が搭載される可能性が高いが、性能的にはCore 2 Duoと
比べてターボ動作という機能だけを見ても
Core i5の方が絶対的な性能が高いのは言うまでもない。

現在最も普及しているSocket 775でも十分Windows 7は動作するが、
このプロセッサとOSで初めて同じネームが導入されたという点から見てみると、
Windows 7とCore i7の相性が抜群ということを
示しているのかもしれない。

ちなみに、Core 2 Duoは基本2つのコアに、一部でHTテクノロジーを採用しており、
タスクマネージャーから見ると4コアあるように見える。(=計算式でいうと2*2になる)
今回のCore i5は4コアのHT非対応と言うことでタスクマネージャーから見ると
同じように4コアだが、純粋に1つの枠に1コアが当てはめられているということになる。
(一部の型番には2*HT=4コアのものもある)
なお、Core i7では4コアのHT対応ということで同じく8つ、今後発表される
Core i9は6コアのHT対応ということで12個(6*2=12)のコアがあるように見える。
また、このコアがあるように見えるという枠の数は同時処理スレッド数を表しており、
多ければ多いほど一定量の処理を速く終わらせることができるのである。
12の同時スレッド処理対応となるとWindowsやその上で動作するソフトも
うまく動作するのか少し疑問を抱く部分もあるが、今後に期待したい。

FSBという概念を無くした革新的なプロセッサCore iシリーズが
Core 2 Duoの世代交代となりうるか、
10月に発売されるWindows 7と相まって
パソコン買い換えの起爆剤となりうるか、
今後の様子を見守りたいところである。
ソフトウエア最大手の米マイクロソフトは2日、パソコン向けの
新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」を一般向けに
10月22日に発売する、と明らかにした。
来年初めとしていた当初の発売予定を前倒しし、年末商戦に間に合わせる。
世界のパソコンのうち90%以上が「ウィンドウズ」を搭載。
マイクロソフトはOSから利益の半分超を得ており、戦略的な重要性が高い。
07年に発売された現行OS「ビスタ」は、人気が伸び悩んでいる。


ちなみに、Vistaは2007年1月30日に発売されたOSだが、確かに「操作性の向上」
「視覚的、直感的なインターフェイス」を訴えて誇らしげに登場したが、他の部分、
例えば互換性や要求スペックが当時のスペックと合致していなかっただけに、
導入を見送る人が大勢いた。
ただ、Vistaによって販売店側にはとんでもないメリットが生まれた。
「グラフィックボードの需要拡大」である。
マイクロソフトはVistaが本来の力を出すにはグラフィックボードが必要との見解を示しているが、
利用者側から見れば「グラフィックボードがなければVistaは使えない」のような
空気になってしまい、多くの利用者がグラフィックボードを購入していったのである。
(XP以前のOSではグラフィックボードが無くても特に支障はなく、それでも
グラフィックボードを付ける人はよっぽどのゲーマーか
専門の知識を持つプロのみと考えられていた)=一般ユーザーにもグラボの名前が浸透
=グラボの需要拡大=グラボメーカー売上増
そして、Vistaが発売されている間に他の部品も大きな進化を遂げた。
一つ目が「SSDと1TBHDDの登場」
記憶媒体の容量も高くなり、
身近と言われたメモリーカードの容量あたりの単価もかなり安くなった。
これにより情報管理の意識が低くなるのではないかと危惧されているが、
より多くの情報を記録できるようになったという観点から見れば、
それは技術革新の一つとして捉えるべきだろう。
高速ディスク、大容量ディスクが登場することは技術革新の自然な流れなのである。
二つ目が「Corei7を始めとする次世代CPUの出現」
CPUは、コンピュータの頭脳である。
すなわち、CPUの頭脳次第でコンピュータはいくらでも高速化できると言うことである。
実際、Corei7などの高速CPUの登場で、動画編集の分野はもちろん、画像処理などの
クリエイティブな職種のコンピュータは少なからずその恩恵を受けているはずである。
また、高速CPUが普及すると言うことは、企業レベルだけではなく個人レベルにおいても
高速なCPUが普及していると言うことになり、毎度のことだが
当然それはOSもそのCPUに対応していかなければならないという展開になるのである。


少し脱線して、どのユーザー層が7のパッケージ版(およびバンドルPC)
を買うかと言うことについて考えてみるが、
少なからずVistaユーザーの半分は購入しないであろう。
なぜなら、基本的に「1世代のアップグレードは意味がない」という教訓から。
急いで7にアップしても、元の原型はVistaの改変版というのだから、根本は変わっていない。
とすると、大してメリットがあるのかというとそれは新機能によるものでしかない。
XPユーザーも3割程度は7を保留するのではないだろうか、
XPユーザーが抱えているのは大抵スペックの低いパソコン。
その環境下でXPより早く動いてはじめて7のメリットを感じるのではないだろうか。


Vistaほど「使いにくい」と嘆かれたOSは未だかつて無いのではないだろうか。
Vista使いから見れば、「使いにくい」と嘆くのは自分が使い方を習得しようとしないからであり、
自分から携帯電話のメーカーを変えて「使いにくい」と嘆いているのと同じ事なのである。
ユーザーインターフェイスががらりと変わると言うことは、
新しい使い方を習得する必要があると言うことだ。
使い方など、説明書やヘルプを見ればいくらでも書いてある。
そこから、学び取れば済むだけのことである。
ただ、OSは機能が多すぎてメーカー自身も説明書を付けていないのが現状である。
残念なことに、OSの使い方は、直感的に覚えていくほか方法はないだろう。
これだけだと単にユーザーへの批判になってしまうので、メーカー側にも一言。
直感的な使いやすさを求めて新しいユーザーインターフェイスを開発することは
技術革新の面から見れば悪いことではないが、せめて前バージョンのユーザーにも
分かるように改変をある程度までに抑えておく必要があるだろう。
自己満足のためにとことん変えていけば、それは開発者としては
十分とも言える達成感や自信となって帰ってくるだろうが、
それと反比例して当然その製品を使うユーザーは減っていく。
サービスパックを入れたとたんにAeroが使えなくなれば、大問題となるのと同じように。
良い製品と、正しい製品を提供するというのは微妙に意味合いが異なるのである。
開発者はこの辺のことを肝に銘じておく必要があるだろう。
その意味合いを感じながら、ユーザーはメーカーが
提供する製品を適切に取捨選択し、自分の目的に合わせて
コンピュータを使っていく能力を身につけなければならない。


前倒し販売とのことだが、周囲に釣られないように。
自分の意志で購入なりをしなければ、結局後で自分が後悔するだけなのである。
5月29日、PCI Express x8接続のSSD「G-Monster PROMISE PCIe」が
複数のショップに入荷した。
ラインアップは1Tバイト/512Gバイト/256Gバイト/128Gバイトモデルの4種類で、
価格は順に45万円前後、30万円前後、20万円前後、16万円前後となる。
G-Monster PROMISE PCIeはPCI Express x8接続ながら、
ブートドライブとして利用できるSSDだ。
モジュール内でRAID 0を構築しており、最大転送速度はリードとライトともに
1000Mバイト(=1GB)/秒と圧倒的な速さを誇る。
長さ約270ミリの筐体は拡張スロット2段分のスペースを埋め、
PC内部側の末端には汎用4ピンタイプの電源コネクタを配置している。
G-Monster PROMISE PCIeに期待を寄せる声も大きい。TSUKUMO eX.は「久しぶりに
尖った製品ですが、こういうものが店頭に並ぶのはやはりうれしいですね。
今後PCI Express接続のSSDが普及して安くなれば、PCケースのデザインも
変わってくるかもしれません。奥行きが長くなり、下段のHDDベイの前が広々するような。
そういう予想ができるのも楽しいです」と話していた。

元々SSDというのは高速ディスクとして名が知れていたが、現在発売中の
他のHDDと比べれば高価で容量も少ないという難点があった。
確かに今回のSSDも高価という面ではHDDを抜けてはいないが、
容量の面から見るとHDDと並んだと言えるだろう。
今現在の所、高い帯域幅を持つPCI-Eでの製品化となっているが、
PCI-Eというと消費電力も高くグラフィックボードにしか
使われていないのではないかという印象も拭えない。
今回のSSDへの応用は、PCI-Eの製品としての選択肢を
増やすものになっているのではないだろうか。
ただし・・・デメリットもある。
消費電力が増えるのはいうまでもないが、これによる現行規格の衰退が一つ心配である。
現在、ドライブ専用の規格としてSATAやATAが一般に広く使われているが、
PCI-EのSSDが普及してしまえば、それらの規格のメリットが少なくなる。
(PCI-EスロットのないコンピュータではSATAやATAでも満足だと思うが。)
今回の製品の価格はまだまだ高く、下手すれば月給に相当するほどである。
一般に普及するには、せめて今の10分の1以下に安くする必要があるだろう。
突如現れたPCI-ESSDという新しいジャンル。
それと既存の規格とをどう組み合わせていくかが、今後の課題となりそうだ。
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ぷろふ
名前:
yama
一言:
関東在住。PC歴10年超。自作も得意。最新技術はぬかりなく追いかけます。ブログ王 人気ブログ
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