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ようやくスマートフォン、androidというものも急速に国内において普及し始め、認知度も上がってきていると思われる今日この頃ですが、
docomoが新製品の発表会を16日(月)、auも同じく発表会を17日(火)に行いました。
ここでは、震災の復興が進む中、粛々と発表会にて披露されたスマートフォンのスペックをauを中心にまとめておきます。

<スペック表について>
○・・・対応  △・・・後日アップデート対応  ×・・・非対応  -・・・排他的非対応
・あくまで発売前の情報のため、発売時には変更になる可能性があります。
・信頼できるネット情報だけでは確認できないものについては、独自に問い合わせしたものを掲載しています。それでも不明な場合は「?」としています。
・ソースが求められそうな項目には事実証明のためできるだけリンクを張っています。
・高スペック比較のスタンスとスペースの都合上、デザイン重視のINFOBAR(7/7発売噂)は省略させていただいた。
スペック的にはメーカーも同じIS11SHに近いと思われるので、参考までにご覧頂きたい。

・キャリアが異なる機種の項目は、auに準ずる機能を搭載しているかどうかとします。
・用語解説などについては、秋冬モデル発表時の記事をご覧ください。
なお、比較の項目についても洗練し、今現在では当たり前になった項目は外して、逆にユーザーが気にするであろうものを優先的に比較項目に取り込んでいます。

内部スペックが全く同じ「互換機種」は以下の通りです。
互換機種に該当する場合、このスペック表でほぼ全ての項目を読み替えてご覧になれます。
(au)IS11S = (docomo)SO-02C
(au)IS12SH = (docomo)SH-12C = (Softbank)006SH

赤文字の基準・・・下線部以外=表内で少数対応、またはスペックが一番高い。
下線部=対応している、またはスペックが一番高い。
機種名 Xperia acro
IS11S
AQUOS
PHONE
IS11SH
AQUOS
PHONE
IS12SH
G'zOne
IS11CA
REGZA
Phone
IS11T
Galaxy S II IS03(参考)
・概要
メーカー ソニエリ シャープ シャープ カシオ 富士通東芝 サムスン シャープ
連続待受(時間) 290 230 280 240 260 690 200
連続通話(分) 480 400 480 450 300 430 230
発売日 (噂) 6/24 6/24 6/29 6/29 9月上旬以降 6/23 2010/11/26
本体価格 (噂) 68,250 68,250 73,500 73,500 ? 56,448 63,000
毎月割 (噂) 新規 1,800
増設 1,550
新規 1,800
増設 1,550
1,700 1,400 ? 新規 882
増設 777 など
1,500
実質価格 (噂) 新規 25,050
増設 31,050
新規 25,050 
増設 31,050
32,700 39,900 3万円台 新規 35,280
増設 37,800 など
27,000
・ディスプレイ
解像度(ピクセル) 854*480 960*540 960*540 854*480 854*480 800*480 960*640
タイプ TFT NewモバイルASV NewモバイルASV TFT TFT 有機EL NewモバイルASV
サイズ(インチ) 4.2 3.7 4.2 3.6 4.0 4.27 3.5
表示色数(万色) 1677 26 26 6.5 26(予測) 1677 6.5
裸眼3D表示 × × × × ×
映像処理エンジン モバイルブラビア × × × モバイルレグザ × ×
機種名 IS11S IS11SH IS12SH IS11CA IS11T Galaxy S II IS03(参考)
・カメラ
カメラ画素 810 裏面CMOS 805 CMOS 805 CMOS×2 808 CMOS 808 CMOS 810 CMOS 957 CCD
インカメラ × × 31 CMOS × × 200 CMOS ×
3D撮影 × 静止画 静止画+動画 × × × ×
HD動画撮影 720p 720p 720p 720p 720p 1080p 720p
画像処理エンジン Exmor R for mobile ProPix ProPix × × × ProPix
シャッターボタン × × × ×
・基本
Android 2.3.3 2.3.3 2.3.3 2.3.3 2.3 2.3.3 2.1→2.2
CPU スナドラ 1GHz スナドラ 1.4GHz スナドラ 1.4GHz スナドラ 1GHz スナドラ 1GHz
→1.4GHzへ?
Exynos 1.2GHz スナドラ 1GHz
CPUコア シングル シングル シングル シングル シングル デュアル シングル
CPU世代 第2世代 第2世代 第2世代 第2世代 第2世代 - 第1世代
RAM 512MB 512MB 512MB 512MB 512MB 1GB 512MB
ROM
(本体ストレージ)
1GB 2GB 2GB 1GB 1GB 16GB 512MB
ROM空き容量 380MB 1.1GB 1.1GB 350MB ? 13.24GB 500MB
マルチキャリア ×
マルチタッチ点数 4点 4点 5点 5点 ? 10点 4点
quadrantスコア
(ユーザー計測)
1385 1500 1485 1161 ? 3053 735
機種名 IS11S IS11SH IS12SH IS11CA IS11T Galaxy S II IS03(参考)
・搭載機能
ワンセグ ×
予約録画 × - ? ?
お財布 ×
赤外線 IrDA IrSimple IrSimple IrDA IrDA × IrSimple
伝言メモ × ○(予測) ○(予測) ? ×(予測) ?
Eメール △(9月下旬以降)
キャリアメーラー ? シャープ製 シャープ製 アプリックス製 アプリックス製 アプリックス製 シャープ製
Cメール
緊急地震速報 △(9月下旬以降) △(9月下旬以降) ?
無線LAN b/g/n b/g/n b/g/n b/g/n b/g/n b/g/n b/g
GSM 通話のみ × ×  ? ×
Bluetooth 2.1+EDR 3.0+EDR 3.0+EDR 2.1+EDR 2.1+EDR 3.0+HS 2.1+EDR
日本語入力 POBox iWnn SH iWnn SH ATOK ATOK iWnn iWnn SH
搭載UI Ocean+独自 Ocean+独自 Ocean+独自 Ocean+独自 Ocean+独自 独自UI Ocean UI
ベールビュー × × × ×
地デジ持ち出し × ? ? ×
FM機能 FMラジオ × × × × × FM
トランスミッター
LISMO × -
LISMO WAVE × -
機種名 IS11S IS11SH IS12SH IS11CA IS11T Galaxy S II IS03(参考)
・外部
幅*高さ*厚さ
(mm)
63*127*11.8 56*117*15.5 64*130*12.5 66*129*14.5 63*128*15.3 66*126*8.9 63*121*12.6
重さ(g) 135 148 145 155 190 120 138
形状 ストレート スライド
10キー
ストレート ストレート スライド
QWERTY
ストレート ストレート
防水 × × × × × ×
カラー ● ○   ○   ○      ●   ○ 
イヤホンジャック ×
microHDMI × × × ×
バッテリー 1,500mAh 1,030mAh 1,240mAh 1,460mAh 1,300mAh 1,650mAh 1,020mAh
付属SD容量 32GB 2GB 2GB 8GB ? ? 2GB
その他
不安要素
LISMO・
LISMOWAVE
9月下旬以降も
対応せず
・10キー部分に
電源キー
発話キーなし
・バッテリー
1,030mAh
・背面デザイン
・デモ機で
起動に2分?
3.6インチ液晶 発売時期9月 一部で指摘
されている
不具合
バッテリー
1,020mAh

(用語の追加解説)
CPUコア:
シングルコアはコアが1つという意味で、同時並行の処理においてはデュアルコアには勝てない部分がある。
デュアルコアはコアが2つという意味で、2つの処理を同時並行で行える。
そのため近年デュアルコアの注目が高まっているが、バッテリー消費などの観点から
購入をためらうユーザーも数多く、日本ではまだ実験的な要素が強い。
RAM:
ランダムアクセス(=読み書きができる)メモリ。
実行したアプリケーションなどはこのRAMと呼ばれる領域に展開される。
RAMが足りなくなると、Android機では動作が遅くなるため、最低でも512MBが必要とされる。
ROM:
リードオンリーメモリ。つまり、読み込み専用のメモリということになるが、
AndroidではROMの空き容量はユーザーフォルダ的な感じのスペースとして使うことが出来るため、
厳密なリードオンリーではなく、書き込みも行える点で一般的なROMと考え方が異なる。
マルチタッチ点数:
マルチタッチの同時認識点数。これにはソフト・ハードともに対応が必要となるため、
端末の優秀さを測る指標としてよく利用されている。
4点あるいは5点の端末が標準的だが、中には2点の端末も存在し、その場合はマルチタッチ点数を重視するユーザーに嫌われる。
楽器系アプリなどでは3点以上のマルチタッチが必要なものもあるため、このマルチタッチ同時認識数が重要となってくる場合もある。
quadrant:
スマートフォンの定番ベンチマークソフト。I/O(入出力関係)のほか、CPU性能・GPU性能を測定し、スコアで表示する。
予約録画:
ワンセグの予約録画のこと。ワンセグ非対応はもちろん、録画に対応していない場合は予約録画にも対応していないことになる。
赤外線:
IrSimpleとIrDAがあるが、IrSimpleの方が高速である。IrSimple対応機種同士であれば、
かなり高速な赤外線通信が可能となり、画像などのデータも素早くやり取りできる。
伝言メモ:
電話がかかってきて一定時間応答がなかったときに、自動で伝言を受けつける機能。
フィーチャーフォンでは当たり前だが、これがスマートフォンで出来ているのは今のところシャープだけ。
キャリアメーラー:
キャリアメール(@ezweb.ne.jpなど)を送受信するためのアプリ。
シャープ製は使い勝手がよいとされるが、その反面アプリックス製は使い勝手が悪いとされている。
メーカー独自UI:
製造メーカーが独自に制作するUI。標準UIやオーシャンUIとは別で、正確にはオーシャンUIと独自UIを選択する形になる。
ベールビュー:
ディスプレイの視野角を制御して、他人からの覗き見を防ぐ機能。
地デジ持ち出し:
家庭用のブルーレイレコーダーなどからメモリーカードを経由してスマートフォンに録画した番組を転送できる機能。
ワンセグより画質が数倍よいため、この機能をフル活用しているユーザーも多い。
LISMO WAVE:
auが最近始めた全国の民放FMが聞けるサービス。クラウド技術の応用とされているが、
天災などでクラウドのサーバーが止まった場合は利用できなくなったり、バッファをとっている関係上
数秒の遅れが出たりするので、その点では普通のFMラジオの方が機能的には上である。
付属SD容量:
端末購入時に試供品として提供されるSDカードの容量のこと。
HD動画の撮影用やROMの少ない端末のアプリ保存用などとして提供されている。


さて、端末スペックの話に戻りますと、シャープがかなりスペックを上げてきたのが見て取れると思います。
担当者曰く「打倒iPhone」といっているようですが、「打倒サムスン」を目指して欲しいですね。
液晶シャープの技術はそのままに、バッテリーの容量を増やすとかしてくれればiPhoneを超えられると思います。
また、3キャリアでスペックを統一した端末を水平展開していることで、今後のOSアップデート提供も素早くされそうな予感がします。

文章を長々と書いてもあれなので、今後のスマートフォンの更なる発展について。
伸びしろはまだまだあると思います。たかが1.4GHzといえどシングルコア。
なぜデュアルコアを入れなかったのかシャープ?
という話にもなるでしょうし、ディスプレイだって4.5インチまではなんとか片手で持てるはずである。
タッチタッチといわれて機能が複雑になっていく中で、UI設計としてボタンが小さくなってタッチしづらいようでは話にならない。
そこでネックとなるのがディスプレイサイズであったりする。もちろん高精細も欲しいので解像度はQHDで。
バッテリーはモバブーを持ち歩けばいいという人も中にはいるが、
地震などの緊急時にはやはり端末自身のバッテリー容量が持続時間の差をつけることとなる。
設備が復旧するのが早いのか、停電が復旧するのか分からないような状況の中でやりくりするには、バッテリー容量というのは大きなウェイトを占める。
厚み厚みという人も多いだろうが、厚みを犠牲にしてでも緊急時への対処には代えられないものがあるのではないだろうか。
スペックとしては、4.5インチデュアルコア、裏面CMOS、1080p動画撮影、1GBRAM、
ワンセグ予約録画、伝言メモ、2,000mAhバッテリーの製品が出たら100点満点だが、
2年ぐらい経っても、いや何年経ってもこの100点満点の製品は出てこないかもしれない。

とりあえず、今後のスマートフォンの展開に期待したい。
皆さん既にご存知かとは思いますが、
3/11 14:46に太平洋三陸沖を震源としたマグニチュード8.8(→後に9.0に修正)の大地震が発生しました。
詳細な死者やけが人の数などは刻々と変動するのでテレビなどのメディアに
任せるとして、ここでは「地震発生直後に、なにがどうなったか」ということをまとめていきます。
※しばらくは速報性を維持するため、本記事の文字の装飾及び改行は行いません。

11日。宮城県では最大震度7を観測。マグニチュード8.8は国内最大級と報道された。
地震発生後、公共の交通機関はもちろんストップ。
特に東京では、新幹線をはじめ、在来線もストップ。JR東日本では「11日中は新幹線・在来線を含め、管轄するすべての列車の運転を行いません」という強気の報道文をWebサイト上に掲示し、帰宅難民者を大量発生させることとなった。西武鉄道をはじめ、再開を望む公共交通機関のWebサイトは運行情報を見るためアクセスが殺到し、つながりにくい状態が続いた。
飛行機もストップし、仙台空港は滑走路が水浸しとなった。国内線はほとんどが運行を取りやめ、国際線も一部に影響が出ている。
テレビでは、地震発生直後からNHKと全ての民放が報道特番に切り替え、最新情報を刻々と伝えた。(12日17時現在も全てのキー局でCM抜きの報道特番が続いており、当分通常放送に戻ることはないだろう)
福島第一原発では、12日、付近でセシウムという放射線物質が検出され、放射能漏れが起きる可能性があると発表した。11日の報道では、冷却水やそれを冷やすための電源の確保が必要という報道が各所でなされていたが、一日明けるとそれらの問題は解決されたらしく、今度は原子炉としての最悪の事態「メルトダウン」を避けるための緊急体制を敷いているという状態である。NHKや民放各社では、報道特番に原子力の専門家を招き、情報の整理とわかりやすい解説を行っている。
震源から離れている東京などでも震度5を観測し、一部で火災が発生した。特にコスモ石油千葉製油所では、高圧ガスタンクが落下してガス管が破裂、引火して大爆発となった。
仙台など一部地域では停電や断水、道路の陥没などライフラインの寸断が発生し、動かない信号の代わりに警察官が交通整備を行うなど対応に当たっている。
西武鉄道や都営地下鉄などは、帰宅難民を少しでも減らして都心の混乱を和らげるため、11日の夜という早い段階から順次運転を再開した。
特に、西武鉄道では地震から7時間経った21時台から運転を再開し、東京の鉄道では都営地下鉄に続き2番目に早い(保証はないが)運転再開となった。西武鉄道が運転を再開すると、他の私鉄も日付を挟んだものも含めて運行を徐々に再開していったが、JR東日本と東武だけは、11日中に運転を再開させることはなかった。
気象庁では、史上初となる全観測地点で「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」のいずれかを発令。特に、津波警報以上の部分では、高台に呼びかけるよう避難し、それを警戒して海沿いを走る列車の路線では列車の運行を取りやめるなど、鉄道各社や漁業関係者は対策に追われた。
テレビによる報道は、11日中に通常編成に戻ることはなかった。
au、softbank、ドコモなどの携帯電話通信各社は「災害用伝言板」の提供を開始した。しかもこの災害用伝言板、違うキャリアでも横断的に検索できるようになっており、例えばソフトバンクがつながらなくても、auの携帯が使えれば、そこから(登録されている場合であるが)全てのキャリアの電話番号の伝言板の情報を参照できるということである。また、電話やデータ通信がつながりにくい状態が発生し、被災地では基地局が停電などで送波を停止したためにデータ通信はもちろん、電話も行えない状態が続いている。そこで、NTTでは被災地周辺の公衆電話を無料で使えるようにした。今後、役場や避難所などに緊急の無料公衆電話を設置していく模様である。ソフトバンクでは、全国のWi-Fiスポットを無料開放する、SMSの送受信を1週間無料にすると発表した。
また、ヤマト運輸・日本郵政など物流各社は、被災地への荷物発送の受け付けを停止した。また、被災地からの荷物受けつけも停止した。
検索大手であるヤフージャパンでは、トップページはおろか、広告枠を「地震関連情報」に置き換えて実質ジャック。11日夜の時点で、トップページの最新ニュースはすべて地震関連のニュースで埋まった。

12日。この日はあいにくにも九州新幹線全線開通というめでたき日だったが、地震によってテレビにこのめでたき話題が取り上げられることはなかった。ダイヤ改正を既にコンピュータに登録したり、すでに指定席をとっている人もいる都合上、便自体の運休はしなかった。ただし、イベント類を一切行わない形で、結論から言えば「条件つきの縮小運営」という形で運行を行った。みずほの一番列車に乗った人も、祝われるどころか祝うどころか、複雑な心境で乗車していたに違いない。逆に乗るためだけに指定席を買った人の中には無駄な移動、無駄な電力を使ったということで「申し訳ない」と感じる人もいたかもしれない。他のJRでもダイヤ改正は行ったものの、被災者感情を考慮して、列車の発車イベントなどは全てが中止となった。
朝から報道各社のヘリが被災地に向かい、中継という形で現地の惨状を刻々と伝えた。
中には病院の屋上から「SOS」を発する映像を生中継していたが、このようなことをするのであれば報道機関が救助すればいいのに、と思った。一刻を争う事態なんだから、「報道機関は報道するだけ。だから救助は出来ない」などと縄張りを決めずに、身分関係なく平等に救助をしていくことが今、望まれることではないだろうか。確かに映像をセンターに送って、日本国民に見てもらうことは大事なことである。しかし、それ以上に望まれていることを、報道のヘリの人たちは気づいていないのではないだろうか。
12日になると、JR東日本は部分的にではあるが、運行再開の努力を始めた。山手線は減便はなく、遅延のみ。中央線快速電車は青梅線への直通運転中止、総武快速線は遅れとともに、3~5割程度の運転本数とする減便を行った。また京成のスカイライナーは終日運休となった。これにより、東京の鉄道網はJR・私鉄含めほとんどが回復傾向にあることがわかった。
高松~東京、出雲~東京を結ぶ夜行列車「サンライズ瀬戸」は11日に引き続き、12日も上下線で運休となった。
新聞では超デカ見出しで「M8.8 過去最大規模の地震」などとして大々的に報じられ、前々の「前原外相辞任」やNZ地震並みの規模で報じられた。
新聞のテレビ欄では、NHKだけが緊急措置に迅速に対応し、「地震最新情報」ということで50年に一度と言えようか、テレビ欄にメモ書きできるほどの広い空白のスペースができていた。このことから、NHKは12日も日中報道特番を組むことを国民に知らせたいという姿勢が伝わってくる。さすが国営放送である。民放各局は書き換わっていない通常編成のままのテレビ局もあり、詳細は不明である。視聴者の関心が高ければ、今後一週間は速報体制を続ける可能性がある。一方、CMなどの契約上の関係から、長期にわたるCM未放送が損失につながる場合には、速報を早めに切り上げて、通常編成に移行することも考えられる。ただし、通常編成への早い段階での移行は、多くのクレームが入ることが想定されるだろう。
被災地などで11日、あるいは12日が入試となっていた大学では、試験が中止された。ただし文科省は「文科省の責任で被災地の方にも受験機会を平等に与える。受験生は安全確保を一番に考えてほしい」との声明を発表し、各国公立大学への協力を求めた。私立について同様の対策を行うかどうかは不明である。
国連では「日本は今まで世界の国々に温かい援助を続けてきた。今度は国連が日本を援助する番である。」などとの声明を発表した。私自身、この言葉にかなり感動している。アメリカなど、他の国からも「日本を援助する」との姿勢があり、ただただ感服するばかりである。
政治の「戦争状態」も一瞬にして止まった。菅首相の責任問題を追及して引きずり下ろそうとしていた野党自民党であるが、この日は緊急体制と言うことで与野党協力してこの災害に関して全力を尽くすことで一致。ニュースなどでも「阪神淡路大震災の時もこのようなことはあった。大規模災害時には珍しいことではないが、普段は敵の二人が協力するのは普通ではありえない」というような報道がされていた。
一部の地域で、大津波警報から津波警報へ、津波注意報の解除など、警戒態勢の緩和が徐々に広がりつつある。だが、これは関係のない地域だけであって、引き続き大津波警報が出ている地域については警戒が必要である。
東北地方の高速道路はほとんどが通行止めとなり、中には緊急車両専用で一般車両が通行できない高速道路もある。
東京電力は、電力の需要量が供給量を上回る可能性があるとして、13日から地域ごとに3時間の区切りで計画的に停電を行う「輪番停電」を行うと発表した。家庭、工場、工業施設の区別はしない。その後、13日は停電は行わないと発表したが、それ以降は不明。

13日。一部の避難所では停電が回復しつつあり、救援物資も届きつつある。一番足りない救援物資は「食べ物」「水」「薬」「粉ミルク」「懐中電灯」「灯油」などという。また、停電や浸水などのために基地局が機能せず、現在もデータ通信や通話が出来ない地域もある。NTTドコモやKDDIなど通信各社では、充電器を避難所に貸し出したり、携帯電話や衛星電話を自衛隊に貸し出したりしている。避難所では名簿に名前を書いて避難をするという形であり、掲示板には人を捜し求める多くの紙が貼り付けられている。各国の援助隊や自衛隊なども続々と現地に到着しつつあり、これから捜索や治療態勢が本格化するとみられる。鉄道については、被災を受けた地域を除いて、東京の在来線や新幹線、地下鉄などはほとんどが復旧した。一方、東京電力は供給不足により計画的に停電をする「輪番停電」をすると発表。公共交通機関や停電の復旧が進む一方で、節電のために慢心は出来ない状態が続いている。
また、緊急車両専用とされている高速道路について、救援物資を運ぶトラックも一定の手続きを踏めば通行可能とすると発表した。

<12日速報枠 ~23時まで、1時間ごとに更新予定>
19:07
福島第一原発で、午後3時半頃直下型の地震によって白い煙とともに爆発音が聞こえ、復旧作業に当たっていた東京電力の社員が4名負傷した。また、福島第一原発の境界では1時間あたり1015マイクロシーベルトの放射線を確認したと発表。ちなみに全身で一度に4000マイクロシーベルト以上被爆すると死に至ると言われている。
20:52
気象庁、大津波警報を全て解除した。首相、官房長官の会見が行われ、「格納容器に損傷はなく、15:48には70.5マイクロシーベルトまで低下しており、問題はない」「水素と酸素の結合による水素爆発によって建屋の壁が飛んだということで、格納容器は安全」「第1原発から20kmの範囲の人は避難を」と呼びかけた。
22:11
福島第一原発系の新情報は無し。宮城の南三陸町で1万人と連絡取れない状況が発生している。行方不明の可能性が高く、自衛隊などと協力して捜索する方針。
22:21
22:15頃、緊急地震速報が発表され、直後に東北地方で強い地震。震度5弱 福島県浜通(楢葉町、大熊町)、震源 福島県沖、深さ 40km、マグニチュード 6.0。
23:38
福島県、福島第一原発の近くのグラウンドにいた高校生3人が被爆したと発表した。除染するレベルではあるが、体調には異常なし。仙台市若林区などでは、ほぼ全てが水没との情報。本日の速報枠はこれで最終とします。

<13日速報枠 ~22時まで、3時間ごとに更新予定>
9:46
気象庁、7時半に津波警報を全て解除した。警報から注意報に切り替わったり、注意報が解除された地域も。
福島第一原発3号機で、1号機と同じく冷却機能が停止したと発表した。原子力の圧力を減らしたり、原子炉を冷やすための作業を行う。
13:22
気象庁、今回の地震のマグニチュードを8.8から9.0に修正。最近の地震では、世界最大級の地震となった。東京電力、14日から行う予定の輪番停電について、本日夕方に記者会見する予定。フジテレビ、本日21時から通常編成への移行を予定していたが、延期した。他のテレビ局も追随する模様。
19:15
枝野官房長官は福島第一原発の3号機で、1号機と同じような水素爆発が起き、建屋が吹き飛ぶ可能性があると発表した。爆発しても人体に影響のあるレベルの放射能が放出されることはないとしている。気象庁、午後5時58分に津波注意報を全て解除した。これで津波に関する警報注意報が発令されている地域はなくなった。政府などは節電を呼びかけ、ローソンやファミリマートは全国の店舗で節電を行うと発表した。
20:05
管首相と官房長官は緊急会見し、東京電力による14日からの「輪番停電」の実施を了承した(=実施がかなり濃厚になった)と発表。同時に、「他の電力会社から最大限の支援を受けるよう要請しているが、限界があるので国民の皆様に電力の使用を控えるようお願いをするに至った」と説明。
官房長官は、「海岸部の食糧輸送があまり出来ていない」「福島第一原発3号機について、モニタリングで異常は見られないが、弁に不具合が生じ、圧力が上がっているということを専門家から報告を受けた」とした。
20:30
東京電力、明日の朝6時20分から午後10時にかけて、管内を5つのグループに分けておよそ3時間程度ずつ計画的な停電を行ういわゆる「輪番停電」を行うと発表した。明後日以降、輪番停電を行うかどうかは電力需要を見極めて判断するという。
21:28
「輪番停電」の地域が東京電力より発表されたが、ホームページは混み合ってアクセスしづらい状態が続いている。なお、西日本から電力を融通してもらえばという方もいるかとは思うが、西日本と東日本では周波数が異なり、周波数を変換する必要がある。しかし、変換設備で変換できる電力量は100万KWであり、これは東京電力で明日不足するといわれる電力量1000万KWの10分の1にしか満たない。
この問題については、時系列で見ていくことにしよう。
国家的な問題だけあって、一日に入ってくる情報量は並大抵ではない。
Yahooに掲載されていた約300記事、12万文字の関連記事を凝縮!
(なお、現在は掲載期間終了でほとんどが削除されている)
基本的に流れを分かりやすくするため人の発言を中心に短くし、
長い記事もプレゼン調にして分かりやすくした。

日付・
時間
内容
9/7 沖縄県の尖閣諸島近海で中国漁船との衝突事件発生。
日本は中国漁船の船長の身柄を拘束。
→ビデオは海上保安庁本庁、石垣海上保安部、第11管区(那覇)、那覇地検に転送。
9/8 第11管区、公務執行妨害容疑で船長逮捕。
巡視艇「みずき」にわざと衝突させ、海上保安官の職務を妨害した疑い。
中国側、大使館を通じて逮捕を抗議。
9/9 石垣海上保安部、中国人船長を那覇地検に送検。
→この際、44分の映像を証拠として福岡高検や最高検に提出。
この時点でファイルは4分割、「企画・制作PL63巡視船よなくに」などの
説明がつけられ、立証や説明用に。 内部の参考資料や研修教材として?
※11管区と那覇海上保安部は異なる組織
9/17 11管区、広島県の海上保安大学校に鑑定などのために44分の衝突映像を
共有フォルダーへ転送。(これが流出の元凶。
海上保安大学校は後半以降、大きな話題となる)
9/24 那覇地検、船長を処分保留のまま釈放。不起訴。
「故意に衝突させたことは明白」だが、「日中関係を考慮」した
→日中関係への考慮に、与野党から批判相次ぐ。
10/18 国交相、石垣海上保安部・11管区・本庁に映像の管理徹底を指示。
しかし、全体には伝えず。もし全体に伝えていれば
映像流出は防げたと11/13に海保関係者は語っている。
映像の管理責任者を定め、映像を収めたHDD記録を消去、DVDを廃棄。
>>後に、海保がデータの追跡調査をしていなかったことが発覚
11/1 国会の衆参予算委員の理事ら約30人に、撮影機材持ち込み禁止で7分弱の衝突映像放映。
慎重な取扱を求めた結果、マスコミシャットアウト。
・映像の行方 海保編集→那覇地検→最高検→法務省→国会
・民主の川内議員によると、流出映像と
同じ衝突映像が映っていたが、加工や修正なしの生映像だった
11/4
16時頃
「sengoku38」(25歳、日本人)のアカウント名で
約44分の衝突映像が6本に分けられてYoutube公開!
公開映像は瞬く間に複製され、ニコ動など他の動画サイトにも蔓延。
2chもすごいことになっていたに違いない。
※一部ニュースサイトでは午後9時説もあるが、午後4時の方が検索結果件数が多い。
アカウント登録とほぼ同時で動画もアップされた模様。
- Youtubeとは・・・
動画共有サイト。公開には登録が必要だが、
アカウント名と年齢、メルアドのみで登録可能。
銀行口座のように身分証明は不要。
よって、25歳・日本人の情報も正しいとは限らない。
- sengoku38とは・・・
一時期はWikipediaにsengoku38のページがあったが、現在は統合されている。
sengoku=仙谷由人官房長官を侮辱する意味?
38=・特に意味はない
・「sengoku」が登録できず、代わりに上げられた候補として
・中国南部・福建省沿岸で、人をののしる際につかわれる蔑称
・「3は散る。8は民主党のマーク」「サラバという意味」
「左派」「朝鮮半島の休戦ラインの38度線」など(ネット上の書き込み)
11/5
7時半
過ぎ
アカウント「sengoku38」削除。 オリジナルの映像も削除。
11/5
8時
過ぎ
埼玉県川口市の川口駅で尖閣DVD約280枚発見。
DVDと民主党を批判する文章が段ボール2箱に入っていた。
作成日時は5日午前1時13~37分。
DVDには「どうなる尖閣」など流出映像と同様のタイトルがついたファイル。
県警が再生したところ、ネットの流出映像と同じとみられることが判明。
11/5
朝~
<国民の声> 「sengoku38さんを逮捕しないで!」
・佐々淳行さん(とくダネで)
「よくやってくれた」「管政権がビデオを公開してこなかったことの方がおかしい」
「一般公開しないのは中国に配慮してのことだ」
・ネットユーザー
「みんなで保存・拡散しよう」と呼びかけ歯止めの利かない増殖進む
「動画を流した人はえらい」「消されないでほしい」
・ネット掲示板
「sengoku38さんを逮捕しないで下さい」「みんなで守らなければいけない!」
「中国人は釈放して、日本人を拘束するのはおかしい」
「取り調べは可視化で」「罪は罪」
・その他
「守秘義務違反だと言うが、政権にとって不都合な事実の
隠ぺいを図ることは、公務員法違反にならないのか」
「責任だけは官僚任せ。これが民主党の政治主導らしい」
「正義感あふれるこの方は、国民の知る権利のために、職を失うのでしょうか
「『勇気ある内部告発』がなぜ罪になるのか?」
「我々が見たかった映像を、見させてくれたことには、礼を言います。
しかし、ねぇ、君、ちょっと、拙いんではないかい?
まず、本当に『義憤』に駆られたのなら、職を賭す覚悟で、
最初から堂々と実名を出し、政府に真っ向から喧嘩を売る形で
声明をつけて、YOU TUBEだけでなく、多くの方向に出すべきでしょう」
「何か自ら名乗り出たものが問題ないという風潮が強い気がするが、それは
いかがな風潮かと思う。公務員が自らの判断で国民に外交に影響が
あることをしてしまった訳でそこは公務員としてあるべき姿ではない」
「どこかの国に似ている」
これは『不正』じゃない。国民が知りたかった『権利』。何を護って、
何と闘わなければならないのか…。この捕まった職員は
それをよく理解して、私たちに情報を流してくれたんだと思う」
「国民の大反対を前に起訴するのか、政権ぶっ飛ぶぞ」
11/5
映像流出を受けて政府周辺は大騒ぎ。パニック状態に。
<首相> 「国の情報管理がしっかりと形にはなっていない」
「相当、国の情報管理がしっかりとは形になっていないと危機感を感じた。
まずやらなければいけないのは真相究明であり、そのことに全力を挙げる」
「冷静に両国が対処することが必要だ」
<海上保安庁長官> 「今慎重に調査している。それ以上は言えない」
調査は土日返上で続け、記者の声に消え入るような声で答えた。捜査は警察が担当。
11/5 <石原都知事> 「結局内部告発でしょう。こんなこと黙っていられるかっていうね。
結構な事じゃないですか」
・国民の目に実態を見てもらいたいと言うことであれが流出?
・国民の意識ははっきりしていると思う
・みんな知りたいことなんだから、実態を知るには映像が一番確か。
11/5 <仙谷官房長官> 「明らかに国家公務員法違反」 sengoku38に不快感
・故意に流出させたなら、国家公務員法違反
・調査から捜査に早急に切り替えるかどうかの判断が必要
・責任が全くないとは言えない
・周囲に「『うその三八』でsengoku38なのかな」と漏らす
11/5 <前原外相> 「おそらく海上保安庁が撮ったものである。
本物なら、さらに厳しい追及が必要」
・国会で見たものとは違うものが流出している
・公務員は守秘義務があり、仕事上知り得た情報は公開してはならない
→それを公開したのなら再発防止のために刑事事件としてとことん捜査すべき
11/5 <中国の崔天凱外務次官> 「(日中関係の修復を)妨害しないよう努力すべき」
<中国外務省> 「日本の行為自体が違法。ビデオで真実の真相は変えられない」
<中国政府> 中国内の流出映像・日本批判の書き込みを削除、
影響が広がることを恐れる。
メディアでは海上保安庁からぶつかってきたと強調。
船長も地元で表彰されるなど、「中国は被害者」 国民信じ込む。
日本への正式抗議はなし。
11/5 <衆議院予算委員長> 「一部の議員で視聴した映像が意味をなさなくなるのは残念。
予算員でも当然議論になる」
<捜査関係者> 「内部調査の終了後、刑事事件として捜査することは考えられる」
<那覇地検> 「流出前提の仮定の質問には答えられない」
11/5 海保、グーグルに映像削除を要請。
→グーグル、既に削除されていたと回答。
11/5 日本政府、菅直人首相と中国首脳との会談が三度キャンセルになることを恐れる。
<仙谷由人官房長官> 「私どもとすれば、
影響なく日中首脳会談が行われてほしいなと思う」
<前原誠司外相> 「APEC(アジア太平洋経済協力会議)に来てもらい、
実りある議論をしてもらいたい」
異例づくめの日中首脳会談。
①アジア欧州会議(ASEM) →廊下で、しかも懇談。
②東南アジア諸国連合(ASEAN) →首脳控え室での非公式。
※一旦セットした正式会談が中国側によってキャンセル
③APEC首脳会議 (13日) これはぜひとも実現させたい! 政府の思惑
11/5 <自民党幹事長> 「直ちに政府にビデオの全面公開を求める」「馬淵氏は罷免に値する」
<公明党幹事長> 「事実とすれば公開・非公開の議論の意味がない。全面公開すべき」
<原口前総務相> 「オープンに正しい情報を伝えることが民主主義の基本」
→全面公開を主張
<谷垣総裁> 「ビデオの全面公開を厳しく迫っていく。
小沢氏証人喚問を実現させたい」
<みんなの党代表> 「トップの責任が問われるのが筋。問責決議もとらせ方の一つ」
「管政権の内部崩壊そのもの。生命に関わる機密情報なら恐ろしいことだ」
「一部の国会議員に対して見せたりした隠蔽体質のツケが出てきた」 →全面公開求めた
11/5 海上保安庁、11管と石垣海上保安部に職員4人派遣。
検察も内部から流出していないか調査開始。
11/6
午前
<枝野幸男幹事長代理>「結果として内閣に責任。
情報管理の在り方を抜本的に変えないといけない」(BSテレビ番組にて)
11/6 石垣海保、ずさんな管理
船長釈放までの1ヶ月間、記録残さず映像の持ち出し、コピーが可能だったことが判明。
11/6 検察内部調査、異常なし (最高検、福岡高検、那覇地検)
検察からの内部流出はないと発表。
11/6 <海上保安庁に寄せられた意見> 「流出させた人を処罰しないで」
「犯人捜しをしないで」 「国民はみんな見たいと思っていた」
他に「(海保が)頑張っているのが分かった」「ありがとう」「情報管理が甘い」など。
→これに対し、仙石氏激怒
「公開してよくやったという犯罪行為を称揚するような気分には同意しない」
11/6 都内で大規模抗議デモ 学生や主婦の姿も目立つ マスコミ取り上げず!
主催者発表で4,500人参加。「一般の国民の思いが、これだけ大規模な
デモを実現させることになった」と手応え。13日に横浜でも行われた。
11/6 検察当局、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査開始を検討。福岡高検指揮。
石垣海保の職員、動画編集を自首。
11/7 sengoku38Tシャツ、ヤフオクに出品 ClubTでも販売中
AKB48の替え歌も登場してお祭りムードに。
<みんなの党代表> 「民主党は犯人捜しをやっている場合か」
犯人が分かっても、「その人は英雄になり、民主党政権は恥の上塗りになる」と指摘。
11/8 検察当局、内部調査の真相究明限界で刑事事件に切り替え。
→福岡高検を主体とした捜査チームを設置
海上保安庁、容疑者不詳のまま同法と不正アクセス防止法違反、
窃盗などの容疑で警視庁と東京地検に刑事告発。
→最高検、福岡高検に捜査開始を指示
→那覇地検指揮では公平性に疑問を持たれるため
11/8 「内部告発」に使われたYouTube
→YouTube見れない中国にも拡散。
かつては内部告発は新聞やテレビになされていた
実はミートホープ事件も新聞やテレビへの内部告発
YouTubeはNHKより信頼できる?
ネットによる内部告発=東芝事件、ウィキリークス(現在創設者逮捕)
→既存メディアのあり方も問われている
11/8 海保、流出映像は石垣海保が編集して那覇地検に提出したものと同一と断定
企画・制作テロップの目的(推測)
1.検察に提出するため
2.その後、部内でも使用できるようにするため
3.領海警備や注意喚起、捜査訓練に使うため
11/8 <石垣島漁師> 「犯人捜しはやめて」「(ビデオの流出主に)ありがとうと言いたい」
「そもそも政府が映像を公開していればこうはならなかった」
<漁協組合長> 「中国漁船の悪質さには怒りを覚える。最初から公開すべきだった」
「流出は悪いことかもしれないが、犯人捜しをしてほしくないし、必要ないと思う
<石垣市議会議長> 「保安官たちの命が
危険にさらされているということを訴えたかったのでは」
「今の態勢で国境が守れるのかということを政府だけでなく、
国民全体で考える問題提起になった
11/8 <衆議院予算委> 管首相 「管理不行き届きだった。お詫び申し上げたい」
仙谷官房長官 「守秘義務違反の罰則は軽く、抑止力が十分でない」
11/8 <ネットユーザーの声> 「他にやることがあるだろう」 「中国に抗議すべきだ」
「(流出主を)日本の名誉国民として表彰すべきだ」
他にも、「衝突事件を解明すべきだ」「警視庁公安部の資料流出の方が重要だ」
「(流出は)明らかに犯罪行為」など。
11/8 中井委員長の職権で、衝突ビデオ映像を野党の委員約20人に公開
映像は1日に視聴したものと同じで、「笑えない笑い話だ」(小泉進次郎氏)と不満。
全面公開については、「政府の判断」と口を揃えた
→このように公開される映像が秘密にすべき情報なのかと議論を呼ぶ
11/8 福岡高検、グーグルに投稿者情報の照会を実施したことが判明。
11/8 <橋下徹知事> 「プライバシーはよくないが、それ以外は国民の情報。
世に出回る社会である方がよい
「政府も管理できないことを前提に対応する方が得策だった」
11/8 石垣海上保安部、地元高校生の職場体験の受け入れ延期。
「多数の報道陣の中で職場体験をしてもらうのは申し訳ない」
11/8 <石原都知事> 「(データが)出た場所をよく考えてみなさい。
あれは日本じゃないよ」
「アメちゃんはアメちゃんで世界戦略を考えている。
出せば中国がどうなるかはちゃんと分かっている」と米国からの流出を示唆。
→後に神戸からの流出と判明し、持論は外れる
11/8 石垣海上保安部の公用PC、
容易にインターネットに接続できる状態にあったことが判明。
→IDやパスワードは不要。回線に接続するだけでアクセス可。
一方、無関係宣言をした検察側の公用PCはネットには接続できないように設定。
11/8 捜査主体を福岡高検から東京地検に変更し、捜査本格化。
理由
・警視庁との連携を図るため(表向き)
・グーグル株式会社から近い(裏向き)
9日にも、捜査チームが投稿者情報を入手するためグーグルに出向く見通し。
11/8 <海上保安庁に寄せられた意見> 「情報管理がずさんだ」
他にも、「よく出してくれた」「犯人捜しをやめて」「映像が見られてよかった」
「海保が現場で頑張っているのがよく分かった」「情報管理をしっかりしろ」
「流出させた職員を追求するな」「なぜ告発したのか」など。
11/8 「みずき」修理を終えて石垣島に戻る。
<地元漁師>「海保の中でも最も足が速い船だから、いなくなって心配していた。
復帰は私たち漁師にとっても本当に心強い」
「船乗りならすぐに分かるが、中国漁船はみずきを沈没させかねない
危険極まりない当たり方をしてきた。みずきは海上保安官たちと
“体”をはって、私たち漁師を守ってくれたんだ」
<石垣海保職員> 「船乗りにとって、自分の船が傷つけられるのは
自分が傷つけられたように心が痛むものだ」
※捜査の目は石垣海保に向けられている
11/9 Youtubeの流出問題は、ネットと既存メディアとの関係に一石を投じるもの
・「メディア問題」として扱う番組も登場 →今後のメディアの在り方を巡る議論に発展
・テレビ側から「この問題を真摯に受け止めている」と発信するため、
6日早朝の週刊フジテレビ批評では出演者を緊急手配
・新聞やテレビは「ブースター(増幅装置)」としてしか使われない
・今後はテレビとネットの共存が大きな課題
11/9 警視庁捜査1課、沖縄県警と合同捜査本部を設置。
法相、「警視庁ととも捜査を合同してやる方が、早く進むこともある」と
メリットを強調。
11/9
<小池百合子総務会長> 「情報管理が不徹底というなら、誰かが責任をとるべき」
イージス艦で辞任したことについて「私が責任をとって辞めたことが、
その後の情報管理を高めたと自負している」
「漏れた時にはきちんと責任をとるということをしないといけない」
11/9
午後
海上保安庁調査官、調査で使用した機材などを石垣海保から搬出。
11/9 警視庁、関係者から事情聴取開始。
石垣海保、映像がUSBなど複数の記憶媒体にコピーされていたことが判明。
石垣海保の職員全員が流出への関与を否定。不正アクセスなど確認できず。
→この時点で誰も神戸からだとは想像もしなかっただろう
11/9 沖縄県警、ネットカフェに防犯カメラ記録の提出を要求。
那覇市内のネットカフェを訪れ、3~5日の映像や利用客履歴の提出を依頼。
→個人情報保護を理由に難色を示す店多数
宿泊施設(ホテルなど)の調査も視野に。
※ネットカフェという考え方は正しかった
11/9 東京地検、グーグルから投稿者情報を入手。
分析の結果、送信元は
神戸市中心部の漫画喫茶のパソコンと判明。
→この漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力求める
店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手し投稿者の特定進める
→匿名漫画喫茶からの第三者による投稿で捜査難航? と思いきや・・・
→後に保安官が自白して事態は急展開を迎える
11/9 「みずき」「よなくに」の修理費用、1千万円超。
政府関係者の話で判明。当初、修理費用を中国側に求めるとしていたが、
首相と官房長官で考えが異なるなど、足並みの乱れ目立つ。
11/9 <一橋大名誉教授> 「ビデオの存在が明らかになった時点で公開すべきだった」
「一部の議員だけが見たことで国民の不満が累積した」
「今は情報を公開し、議論を深める時代だ」
<甲南大大学院教授> 「国民の知る権利は大切だ」
「機密情報が個人の判断で流出したら、大きく国益を損なう。
機密保護の法整備についても議論が必要だ」
11/9 <神奈川県知事> 「開いた口がふさがらない」
「初期段階で公表していけば今回のような問題は起きなかった」
「首脳会談が出来なくなることにびびり続けた」「世界の笑いもの」
「突っ込んできたのは向こうだ、というすごくよい情報」
<民主党参院幹事長> 「国益のために限定的にビデオを見るのは当然。
将来必ず管政権が抑制的に対処したことが評価される」
11/10 JR三ノ宮駅近くの繁華街にある漫画喫茶には100台以上のパソコン、犯人特定は困難か
運転免許証などによる本人確認や署名するシステムなし。
11/10 第5管区(神戸)の男性海上保安官が
「自分が映像を流出させた」と上司に告白!
捜査1課、海上保安官を守秘義務違反容疑で事情聴取、容疑が固まり次第逮捕する方針。
<一橋大名誉教授> 「ビデオ映像は既に国会議員には放映されており、
秘密と言えるかどうかは疑問。公判維持も難しいのでは」
<政府高官> 「犯罪はそんな単純なものではない。
嘘でも名乗り出ることがあるかもしれない
<第5管区> パニック状態の中、「お答えできない」
「私たちも分かっていない」 困惑した様子で応答
<石破政調会長> 「保安官が流出させたなら、国交相の責任は免れない」
<塩崎元官房長官> 「首相に責任をとってもらわないと。
映像の扱いに注意しろといった官房長官の罷免も含めて。
首相の任命責任はどうするかといったことも」
<石垣海保> 「うちからではないにしても、
流出させたのは海上保安庁の職員ではないと信じていたのだが・・・」
「管区は違うが同じ海保の人間。なぜ・・・」
「本庁からも特に連絡もない。何も言えない」
<海上保安庁長官> 「私どもの巡視艇乗組員が、船長に報告したと聞きました」
声を震わせながら経緯語る
<立ち上がれ日本代表> 「首相も責任を明確にしないと。辞任を含めて要求したい」
「日本人なりに筋を通そうとしたのだろう」
<首相> 「管理責任が不十分だったことについて、責任は私自身も当然ある」
責任認める
<みんなの党代表> 「命を懸けて海上保安活動に出ていた記録が
政府に封印されたことに義憤を感じて出したのでは」
「公開すべきものを公開しないよう主導した官房長官は非常に責任が重い」
「刑罰を懸けて守る秘密ではない。裁判になれば大論争を巻き起こす
<ジャーナリスト> 「政府の弱腰の対応が許せなかったのだろうが、
保安官は当然罪に問われるべきだ」
「国会の場で実態などをきちんと説明する必要がある」
<社民党党首> 「海保、内閣の問題として極めて大問題」 「政府に責任がある」
<仙谷官房長官> 「強い権限がある代わりに強く重い責任を負う」 責任免れない
「政治職と執行職のトップで責任の在り方は違う」 →11日にも同様の発言
→11日、野党から批判相次ぐ! 国交相辞任求める声も
「政治職は責任をとらないと言っているのと同じ」「国交相は自ら辞めるべき」
「執行職に責任を押しつけてはいけない」など。
<民主党幹部> 「責任論が出てくるのはおかしい」「辞めると、悪い前例になる」
「責任を曖昧にしたまま前に進むこと自体、新たな事態を起こす。総括が必要だ」
11/10 自民党、馬淵国交相と仙谷官房長官の監督責任を追及、辞任要求の方針で一致。
※民主党にとって保安官を逮捕すると、自らの首も飛びかねない始末
11/10 <第5管区> 「5管の職員ではない」いったん否定→事実関係を認めて
「本人が言っているらしいが、判断は捜査機関に委ねている」 混乱ぶり浮かび上がる
「言葉が見つからない」「あまりに近くで起きた出来事で、職員達も動揺している」
11/10 読売テレビ、自白前に保安官に直接取材
「sengoku38を名乗る人物がいる」との情報入る→「取材したい」依頼→
「応じる」連絡→取材
その後も何回も電話連絡→記者、出頭促す→「上司に話をします」との連絡
<語った動機>
・「あれを隠していいのか、判断材料として見てもらうのが一番。
うやむやになってはいけないと思った
・「この映像は、国民の誰もが見るべきもの」「国民の誰もが見る権利がある。
誰もやってくれないなら自分でやるしかないと、誰にも相談せず一人でやった」
・「このままでは国民がこの映像を見る機会を失う
・「私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまう
・「一部の政治家が機密でないものを機密として扱う。
これが法治国家の法律に基づいたものか」
・「(流出させたのは)政治的に内閣にダメージを与える意図はない」
<海保の現状>
・「さして国家機密的な扱いをされていなかった」
・「ほぼすべての海上保安官が見ようと思えば見られる状況にあった。
当初は国家機密扱いはされていなかった」
・「海上保安官であれば、いつでも見られる状況だった。機密ではなかった」
<自分について>
・「同僚や上司には大変申し訳ない。職を失うことは覚悟している
・「今回のことについては海上保安庁、検察庁、
職場の人に大きな迷惑をかけることになった」
・「やったことが国民全体の倫理に反するなら、甘んじて刑にも服します
・「自分は国家公務員として、政府に対して仕事をしているだけでなく、
国民のために仕事をしている自負がある
・「海保の組織に不満があるわけではない。批判は覚悟しており、
(是非については)国民一人一人が判断することだ
<sengoku38について>
・「仙谷(由人)官房長官でもあるし、戦国時代の戦国かもしれない。
日本を取り囲む状況は戦国時代さながら、そういう意味にもとれる。
自分の胸の中の秘密ということでいいじゃないですか」
11/10 <動画のタイトル>
「本当の尖閣」2本、「尖閣の真実」「尖閣侵略の真実」
「日本の尖閣」「どうなる尖閣」
6本中4本に「本当」「真実」使われる →事件の全容知らしめる意図?
11/10 <舞台となったネットカフェ>
「マンボー 三宮店」
・雑居ビル4~7階
・ハイスペックPC装備うたう
・5管との距離 800メートル(徒歩12分)
・10日に捜査員店内入る
・営業は通常通り行い、身分証提示要求や連絡先記入なし
→終電乗り遅れた人が宿泊目的で利用
→条例で本人確認義務づけた東京都以外の店舗では要求していない
→本人確認をすると客が面倒くさがり、他の店へ行く?
・ほとんど個室(個室数114)、階段や漫画閲覧コーナーに防犯カメラ
・利用時間に合わせたプランと席を選択 → 料金前払い
11/10 <告白するまで> 巡視艇「うらなみ」艇内
乗組員(同僚) 船長 保安官(43)
「もうすぐ犯人わかるな」
神戸市のネットカフェ話題に
- 黙り込む
「神戸らしいね」
保安官に話しかけ
- 「私です」 打ち明ける
- 「どうしたのか」
「何か悩んでいるのか」
声かける
船室に戻り、ふさぎ込む
「船長は知らない方が
いいです」
制止する
「そんなことはない。
船長なんだから
すべてを把握したい」

告白後、自傷行為
しないよう
乗組員に監視指示
制止構わず、
午前9:10ごろ、
「私がやりました」 告白
謝罪なし
「警察にも
きちんと話します」
神戸港に帰港 神戸港に帰港後、
警視庁へ
その後、「罪の意識はまったくない」「罪を犯した意識はない。罪とは思っていない」
「海上保安庁が告発している事件なので、捜査に協力はしたい」
自首はしない。罪の意識が全くないからです」
「任意の聴取があれば応じるつもり」などと述べた。
11/10 第5管区はYouTubeに公式チャンネルを持っているが、
今回の流出とは関係ないとコメント。
捜査1課、海上保安官を取り調べ。「私がやりました」 容疑認める。
11日も引き続き調べる方針。
ただ、漫画喫茶の防犯カメラ映像が鮮明でないため解析、特定急ぐ。
11/10 <管首相> 「まずは真相究明。責任の問題はその後だ」
今後の捜査の進展を見守る考え示す。
「二度とこうしたことが起きないように」 情報管理の徹底指示。
「国家公務員としての規範の緩みだ」「大変ハードな仕事をしっかりやって頂いている。
ご苦労に敬意を表したい」「ただ、そのことと流出した問題は区別して考えなければ
<捜査1課OB> 「捜査は世論の影響を受ける。
船長の処遇とのバランスを考慮しないと国民感情は納得しないだろう」
<仙谷官房長官> 「故意に流出させたことになれば、
大阪地検特捜部に匹敵する由々しき事件だ」
<原口前総務相> 「政府の決断が罪人を作ってしまった。一生懸命
取り締まっている人たちがその思いを違法な形でしか出せなかったことに、
大変な憤りを感じる」
<共産党国対委員長> 情報保全の法整備について
「(今まで行わず)こういう事を利用してやるのはいかがなものか」
11/10 <5管への意見> 「逮捕しないでほしい」「犯人捜しはやめろ」「仲間をかばえ」
<2chの意見> 「命がけの行動に敬意を表する」「即時釈放を求める」
「この人は英雄」「問題のない映像を公開しなかった民主党政権が悪い」
→航海士の"ファンクラブ"掲示板まで現る
11/10 情報の流れ
船長→同本部→9:30 鈴木長官→12時過ぎまで首相や官房長官には情報もたらされず
→理由 「捜査に関わる情報だったから」
伝達の遅さに自民反発!
11/10 最高裁の「守秘義務」の判断
1.情報が公になっていない
2.秘密として保護すべきだ →今まではマル秘のはんこが押してあれば
秘密(形式秘説)だったが、最近は情報の中身によって
変わっている(実質秘説) 甲南大教授
11/10 映像が投稿された漫画喫茶の防犯カメラに、海上保安官の姿。
11/10 聴取ではぐらかすような供述
映像の具体的な投稿方法 「そんなこと関係ない」
入手方法 「誰でも見ることが出来た」
詳しい経緯 「そんなこと関係ないでしょう」「今は言える状況ではない」
正面から応じようとしない
11/10 本当は海保は閣僚の視聴用や報道期間用に映像を公開したかった?
「官邸からストップがかかった」(政府関係者)
「どんなことがあったのかを国民は知りたいはずだし、こちらも
国民の目に触れないところで活動しているので
自分たちの仕事を知って欲しいという思いはある
「覚せい剤の密輸や違法操業を企てる相手に対しては、ある程度の公開は抑止力を生む」
巡視船にぶつけてきたのに釈放なんて、法治国家としてあるべき姿なのか」
「武器を持っているかもしれない相手に、我々は武器を持たず立ち入り検査をする。
死者が出るまで国は動かないのか」(海保関係者)
11/10
<奈良県知事> 会見で「邦人救出の際、家族にすら行き先を明かさないほどだった」
「守秘義務が大変強い組織」「情報漏洩などは全くない組織で、ミッションにも忠実」
海上保安庁の情報管理態勢をアピール
→海上保安官が名乗り出たことが判明すると、「特にコメントはない」 前言撤回?
11/11 10日に続き、保安官を聴取するとともに、自宅を家宅捜索。
神戸海保、石垣海保にも家宅捜索。容疑が固まり次第逮捕する方針。
10日から、航海士は神戸市中央区の合同庁舎8階に宿泊。
5管では、他の職員も泊まり込み、徹夜で業務連絡等の対応を続けた。
「今は一般論も話すなと言われている」(5管幹部)
「彼が一番愛国心がある」「公務員として処分されるのは仕方ないが、
一国民としては彼の気持ちも分かる」
「うちじゃなければいいなと思っていた。同僚がこんなことになり残念」
「まじめな印象の人だ」「公務員としては、彼の行動は疑問に思う」(海保職員)
11/11 海保が撮影していた残る3時間分のビデオには隠された映像?
・泥酔状態だった船長の逮捕シーン
・船長、よなくにに衝突後、海保側に指を突き上げるようなポーズ
・中国側、保安官を海へ突き落とし、その後棒を投げ込んだ
→落水した保安官に向かって舵を切った?銛(もり)を突きつけた?
11/11 <ネットの意見> 「全力で支持する」 「嘆願の準備だ!」 「電話で応援しよう」
「神戸の職員が入手できた映像なら、機密ではないのでは」
<5管への意見> 「犯人捜しをやめてくれ」
「犯人だったとしても、かばってあげてほしい」
<舛添要一代表> 「政府としての体をなしていない。海上保安庁長官と国交相は
職を辞するべき」「海保長官の処分だけでなく、国交相も辞任しないなら問責すべき」
<北沢防衛相> 「鈴木長官の動揺はわかるが、
責任の所在を明らかにして責任をとるべき」
「秘密防衛はきちんとすべき」
<小池百合子総務会長> 「馬淵氏が自ら手を挙げて辞めるべき
「迅速にけじめをつけないと、日本の情報管理は甘いというメッセージを送る」
<石破政調会長> 「海保長官が辞めて終わりはおかしい。卑怯。
組織の長は部下に責任を負わせてはいけない
<安倍元首相> 「日本の正統性を世界に示した」
「膝を屈して日中首脳会談をやりたがる男と、どちらが愛国者か答えは明らかだ」
「保安官を逮捕するのはおかしくないかと友人から問われたが、その通りだ」
→桁違いの「そう思う」 Yahooコメント
<谷垣総裁> 「国交相、官房長官、法相の責任を厳しく追及すべき。
猛省を求めるとともに、ビデオを全面公開すべき」
<岡田幹事長> 「責任論を議論するのはまだ早い。詳細がはっきりしていないのに
軽々に言うべきではない」「政治主導と、責任をとることはイコールではない」
<共産党委員長> 守秘義務違反の罰則強化について「国民の知る権利や表現、
言論の自由を侵害するもので断固、認められない」
「守秘義務違反の対象と言えるのか、大いに疑問」
<橋本徹知事> 「本人には気の毒だが、公務員は政治家の決定に従うべき」
「非公表の責任は民主党がとるべき」「なぜ、メディアが取材しなかったのか」
<仙谷官房長官> 政治職と執行職の発言について「次元が違う話だと考えないと、
全ての責任が首相まで行ってしまう」 予防線張る
<森田知事> 「日本人としてよくやったとは言えないが、見てよかった。
国家機密には当たらないと皆考えると思う」
「事件直後に公開して日本の立場を示すべきだった」
<千葉市長> 「公務員倫理規定に明確に抵触。行く末を左右するもので、
重く受け止めないといけない」「機密事項として取り扱っていなかったのは政府の責任」
11/11 海保長官、10日は夜中まで庁内に留まり、
同日午後11時20分、緊急通達を出す。
内容
1.海保全体における情報管理を改めて徹底せよ
2.捜査当局に全面的に協力せよ
3.現場の海保職員は職責を果たし、業務に精励せよ
11/11 海上保安官、「映像はUSBに保存し、漫画喫茶に持ち込んだ」 供述
→家宅捜索でUSB見つからず >>後に捨てたと供述
「多くの国民に見てもらいたかった」「広く知ってもらいたかった」
「海保の人たちに申し訳なかった」「船内の共用パソコンで映像を見た」
「5日朝に、自宅のパソコンから映像を削除した」 供述
→自宅から押収した私用パソコンの解析進める
映像を削除した理由
・ニュースを見て反響が大きく驚いた
・多くの人に知ってもらいたいという目的を達した
11/11 <中国 副報道局長> 「関連報道に注目。中国は、ビデオ問題が関係の
妨げになることを望まない」「関係改善や友好感情の尊重に努力すべき」
→APEC(13・14日)での会談実現に向け、最終調整でピリピリムード?

本記事はここで終わりではありません。
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米マイクロソフト<MSFT.O>は22日、
最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」の一般販売を開始した。
同社は、前作「ウィンドウズ・ビスタ」で離れた顧客を新OSで再び取り戻し、
パソコン(PC)市場でのシェアをさらに固めたい考えだ。
ビスタから約3年ぶりの発売となったウィンドウズ7は、
動作が速く、新しくタッチパネル機能などを搭載したのが特徴。

「新時代の幕開け」
お約束通り22日に満を期して発売されたWindows 7だが、企業あるいは
MSDNサブスクリプションなどを契約している人々には発売以前に
製品版を手に入れることができ、世間とは少し違う時間を味わえたことだろう。
しかし、発売されれば発売された瞬間と
それ以降はほぼ同じような物である。

盛り上がるのは発売前のカウントダウン、それに伴う発売の瞬間だけで、
それ以降は今まで通り、ということになるのである。
今回は宣言通りWindows 7の発売後の購入はスルーとさせて頂いたが、
各種ニュースサイトなどから得られた情報を元に今後の展開を予測してみたいと思う。

・フジテレビ、マイクロソフトに嫌われる?
今回フジテレビは二回、Windows 7を披露するチャンスがあった物のいずれでも
タッチパネル機能は動作せず、無残にも実演はできずに時間だけが去ってしまった。
二つの問題について、YouTubeの動画と
共に動画全ての字幕を作ったので、再生しながらお楽しみ頂ければと思う。
(今までの首相の会見などはスクロールするだけで十分だったが、今回は映像の方にも
価値があるので、マルチウィンドウにして両方で開いて、
片方動画、片方字幕にスクロールしてご覧頂くとよいかと思う。)

①発売日のスーパーニュースで木村太郎が、Windows 7が搭載されたタッチパネル対応の
VAIOでVirtual Earthを開きフジテレビを開こうとするものの開けず、
安藤アナウンサーに冷たい目で見られ、時間が足りず強制的に次のニュースに飛ばされる

(CM)
直前のCMにVAIOがあることからも、フジテレビがSONYと手を組んで、
CM放送と引き替えに実演機を貸し出した可能性も考えられる。

(ご覧のスポンサーがお送りします)

3、2、1、きゃー! 
(レポーター)
え、午前0時になりました、今、大きな歓声と共にWindows 7の販売が始まりました。


あのマイクロソフトが、およそ三年ぶりに新しい基本ソフトを世界同時発売。
その名も・・・Windows 7!
動作が遅いなど不評だった前作Windows Vistaに比べ処理速度を改善したほか、
画面に直接触れて操作ができるタッチパネル機能が売り。

(購入者の声)
・勢いに任せて買っちゃいました。
・会社遅刻して先にインストールしてから行こうと思いまーす。はははは!!
大丈夫なんですかそれ?

去年の国内のパソコン出荷台数は、ここ10年で過去最低を記録。
Windows 7が売上回復の起爆剤として注目が集まる中、あの「偽物天国」中国では早くも・・・

(レポーター)
北京市にありますこちらのコンピュータ専門ショップでは、
Windows 7の海賊版が既に何ヶ月も前から販売されていました。

二ヶ月ほど前から北京市内で売られているというWindows 7の海賊版。

(日本語訳)
記者:ウィンドウズ7ありますか?
店員:本物?偽物?
記者:海賊版を・・・
店員:中国版(の海賊版)なら安い。50元(670円)。
使いやすいから(海賊版)を買う人が多いね。

棚に並んだ正規版のWindows 7は日本円で5000円以上。

記者:ちょっと見たいのですが・・・

すると店員は・・・

(レポーター)
奥の方に行って物を取りに行ってますね。

当局の摘発を逃れるため普段は倉庫に隠してあるとみられる海賊版。
パッケージを見ると色がにじんだ粗悪な印刷が。
中には数字の7を切り貼りした手作り感満点のパッケージも。
そして中のCD-ROMにはWindowsのマークの横(→しかも原稿作成者はこれがXPのロゴで
あると言うことを知らないようだ)に謎のペンギンマーク(→このペンギンマークは謎ではなく、
KNOPPIXのペンギンキャラ。触ったことがない人はわからないはず。
XPとLinuxのロゴが組み合わさっているのは確かに謎だが、
両方のOSが書き込んであるとも取れる。)が。
マイクロソフトの調査では、
現在中国・上海など5都市で合わせて48種類の海賊版が流通していると言います。
上海では、日本円でなんとおよそ65円の海賊版も。

記者:いくら?
店員:5元(65円)。

(JETRO北京事務所)
売れない物は極力作らない。
(偽物は)やっぱり有名ブランドという物がやっぱり中心となる。えぇ。

(この時の映像の左下に秒針付きのアナログ時計が見える。
やはり報道番組は一秒一秒が勝負なのだ。)
安藤・・・赤色  木村・・・青色 長野・・・緑色
ここから、実演開始。

はい。さて中国の偽物はちょっと置いといて、
今木村さんが使っているのがWindows 7が搭載されたパソコン なんですが、
うん。
もちろん本物です。
本物です。
木村さんどうですか。
今ね、タッチパネルを使おうとして開けてる(→開けるという言い方が何とも
機械音痴らしい)
所なんですけど、やっぱりタッチパネルというのが

あ、モニターに映ってる。(→時間がないため木村の発言を阻止?)
はい。今度の新しい機能なんですよね、えっと、はい、いらっしゃい、ばんばーい、
入ってきましょう、はいってきって、地球が出る。

はい。
地球が出ましたよね。
これ触るとね、これ地球がこう大きくなったり小さくなったりするんですよほら。
(→最初の方に若干動くも、それ以上動作せず。初めの方はマウスのホイールで操作した疑いも)
おー
木村さんが二本の指でこう引っ張ってるわけですよね。
ええ
ほらふーって。
こうやってこうやった、はい回ろうか。あはっ
(→あはっということから、時間も迫っているし
問題の追及以前に別のことをやろうと考えたらしい。
一方、とくダネでは時間が有り余っているようでマイクロソフトの担当者を呼び出した
じゃあ、ちょっとあれやってみましょうか、フジテレビを出してみようかな。
出るんですか?
えっ?
たぶん出るはずなんですよ。
えんっ・・・
(タイピングして場所を打ち込むも・・・)
今はちょっと字を間違えた。
ん、んーーーー(悩)
かちっ(Enterキーの音)
はい。いらっしゃい、いってらっしゃい、はい行こう。ぉいっ。
(吹っ切れた様子で)あっはっは(→薄々動かないことを感じていたようだ)
今ね、あの
はい
割とさっきからいじってんですけどね、
うーん(→どうも納得行かない様子。)
Vistaに比べてだいぶ速くなりましたね。
(→フジテレビを表示すると宣言するも世界地図しか表示させることができず大失態。
7を紹介できなかったので代わりに言葉で済ませる。
何も言わないのはさすがにMSに失礼だろう)
なるほど、はい。(→安藤アナは前作Vistaのことをさっぱり理解していない様子。
それとも時間が迫っていてなるほどとしか返せなかったのだろうか。あるいは切れかけ?)


②フジテレビの朝の報道番組「とくダネ!」が発売の翌日の放送で、
7のタッチパネル機能を実演しようとしたところ、動作せず中野アナウンサーから
「中国版って事じゃないんですよね?」と言われる始末。
「でもそれじゃあ悔しいじゃないですかー」笠井が本音をぽろり。

笠井・・・紫色 小倉・・・青色 中野・・・赤色 ゲスト・・・緑色
さあそこで、Windows 7。
あのー、大きな変更点は先ほどありましたように、このWindows 7で
新しくタッチパネルのモニターを買って組み合わせると、これ、ちょっと面白いんです。

うん。
このポンポンとやるとね、これ動きますから。
はいポンポンと。ポンポンとやるも動かない)
大丈夫ですか??
ん、ちょっとですね。
手に油がついてるとか?
(→むしろ油があった方がタッチパネル的には認識しやすいと思うのだが。)
いえ、関係ありません。機械音痴の疑問を徹底拒否)
うほほほあははは
なんせ今これね、スリープしてるのかなあ。あれ?
(→スリープという概念は正解。実際問題、スリープの部分で不具合があり
SONYが放送4日前に対策ドライバを公開したばかり。
=このコンピュータを納入したのはおそらくそれ以前と思われる。
スタッフも確認できなかったのだろうか。
これをインストールさえしておけばこの問題は防げたのに。
コンピュータというものはこういう小さな物が大きな問題の引き金になるものであったりもする。)
指変えてみたら?(→指を変えて、変わるものなのか)
いや、これ先ほどまで動いてたんですけれども、
はぁはぁ
何かが起きていますね。
昨日ね、
全く
昨日
あっ
スーパーニュースで木村さんもね、走ら なかったんですよ。
(→上の動画参照。まさか小倉が走るという表現を使うとは。プログラムは以前は
機械語を打ち込んでそれを実行していた=そこから走るという表現が生まれた。
走るには、スムーズに支障なく動くという意味もある。)
これねー・・・
それ中国版って事じゃないですよね?
さすがの毒舌発言。中国の海賊版がVAIOに入っていたらSONY速攻で
裁判にかけられて倒産。ばれなければ多額の利益を得ることができるが。)

あははは
そんなことはないと思います。海賊版を認めたら終わり)
ただこれは、何が起きているのかと言うことで、とりあえず、今、

こういう風に笠井さん画面出てるんですね・・・
(→というも一回目はスルーされる。二回目はまともに取り合ってくれる。)
係の方をお呼びしましょう。
はい。
あっはっはっは

マイクロソフト社のえ、担当の方をお呼びしましょう、はい、すいませんね、はい。
実際にはこういう風になるってことですよね?
そうそうそうそう 今ちょっとね、今。
(→担当の方、タッチパネルが動作しないというのにスリープスリープというので
マウス操作でVirtual Earthを起動させた。とりあえず進行させて欲しいという願いなのだろうか、
あまり長くいても迷惑なのでタッチパネルの問題については調べず、すぐに戻る)
ねぇ、すごい便利やねぇー
うん。

止めといたから。(→常にスタッフがいじり回してスリープ状態にさせなければよかったのに。
といっても借り物ならさすがにそれは難しいか。フジテレビには照明などの
スタジオセットに詳しい人はいても、コンピュータに詳しい人はいないのか。)
あ、大丈夫ですね、あ、わかりました。はい、しばらくですね、
ちょっとこれずーっと置いといたもので、
(→小倉の言葉を改めて視聴者に説明)
置いといたからね。
私も初めて扱う方ですから、すいません。
(バックで小倉がぶつぶつ話す)
さあ今、起動しましたのが、これVirtual EarthというこれGoogle Earthじゃございません。
マイクロソフト社のあのー、地図ソフトなんですけれども、
これはね、こちらから行こうっ。
こうやって、

地球儀が
すーっと(→これもまた動作しない)
すーっと

あははははは(スタジオ大爆笑)
すーっと
できないよー
手を、手を一回拭いてから。(→やはり油の付着を気にする中野)
あ、先生来た。
これ相性悪いんだよ。(→結論から言うとそういうことになるが、事前にちょっとしたことを
するだけで解決できた問題。ちなみに、自作パソコンの相性だけは解決しづらいものがある。)
なぜだろう・・・
またやってもらったらちょっと。
あ、その係のお姉さんにやって頂いたら・・・
えー、でもそれじゃあ悔しいじゃないですかー。
(→本音をぽろり。自分がやって、見せたかったのに!!という・・・)
いやいや、でも
いやでもー
でも何故こういう事が起きるんだろう・・・(→こういう事はコンピュータ業界では日常茶飯事。)
じゃあお姉さんすいません、(→今度はさすがにスリープではないと言うことで、
本格的な調査をしようとするも次に行くように言われすぐに戻る羽目に。
そもそも、広報の人っぽくて技術力はないのではないか?
専門の人が行ったらよかったのに。[2chより]

くくくふっ
笠井君、
はい
そっからフジテレビまで行こうとしてる?
そうそう
昨日ね、木村さんもそのまんまで
フジテレビまで全然 行けなかったんだよ

なぜだ!(→半分怒っている)
僕ね、先ほどまで練習何度もやって、
うん、行った、行けたの?
で、何度も行ってるんですよ。
何度も簡単に行ってるんですよ。
負け犬の遠吠え)

これフジテレビが嫌いなんじゃない?(→Virtual Earth、いや、MSの策略。)
えぇー
あははっ
いやっ、えっ・・・(→中野、拒否しようとするも雰囲気に押される)
いやぁ、ねえー、でもすごい評判いいんだけどねえ。(→それは事実だが、このような映像を
全国に発信しては評判は下がることも上がることもないだろう)
そうなんですよ
(以下、ほぼ同時)
簡単に移動の操作ができるって言う・・・
(→それ以外にもAero Shakeなどの便利な機能は盛りだくさん)
このままじゃ終われないって言う感じがあると思いません?
ま、ど、どうしょ、んでしょうか笠井さん?
いや、とりあえず、次に行くように言われました。
あはは
なるほどー
ちょっと後ほどね、すいません、後ほどやりますんで。
(→ニュース記事によると、番組終了直前に成功したらしい。名誉挽回。
はい、ということで、すいません。

さ、続いては・・・


ここからは、箇条書きで私見をまとめていこうと思う。

・タッチパネル
Windows 7ではタッチパネルを公式にサポートし、
タッチパネルデバイスと組み合わせることでインタラクティブな動作が可能になるようだ。
上述の通り、フジテレビのとくダネ!やスーパーニュースなどの報道番組が
その場で検証を試みたがうまくいかず、とくダネ!の
最後の方になって動作したというあっけない幕開けになった。
この番組だけを見ると、SONYが悪さをしているのではないかとも思えるが
・・・確かにその通りではあるが。MSも足元を乱された格好だ。
ただ、放送局側もMSに全面委託するのではなくて、多少の責任は持つべきではないだろうか。
 
・新しいウィンドウ管理機能
タスクバーに存在するウィンドウタイトルを
Windows史上初めて廃止し、よりマックに似たデスクトップになった。
しかも各ウィンドウは自分の好みに応じて並び替えることが可能で、ダウンロードの
進捗状況などはタスクバーの各ウィンドウの部分に表示され、
わざわざVistaのようにマウスオーバーしてプレビューを見る必要がなくなった。

・OS発売の周期
これをマイクロソフトは必死に考えていたのではないかと思われるが、
パソコンの活気が落ち込んだところで新製品を投入するのが良いのか、
それとも活気がある時にそれに便乗して新製品を投入した方が良いのか。
Vistaの発売(2007/1/30)のときは不景気の前兆と言うことでまだ明るい部分もあった。
派遣労働者も元気に働いていた頃であろう。
だからこそ、Vistaがより際だって、盛り上がったように見えたのかもしれない。
ただ今回は、事情が違う。
コンピュータのハードウェアはめまぐるしい発達を遂げているが、その周りの人々の
活気はあのときより下がっているのは言うまでもない。
となると、人々の行動は全てスローになるはずである。
7に画期的な機能があるにもかかわらず、インストールしようという勇気が湧かない。
購入までして・・・ということであろうか。
OSをいつ発売するか-
これは経済にプラス効果を与えるという面も含めて、重要なことなのかもしれない。

・メーカー製パソコン
これからおそらく7をプリインストールしたメーカー製のパソコンが発売されて、店頭に
並ぶことになるだろうが、一つ見てみたいのが店内のコンピュータの
7とVistaとXPの共存の割合である。
それこそおそらく7:2:1ぐらいになりそうな感じではあるが、
さすがに7割はないのではないか、とか思いつつ。
あと、最近広告などを見ているとメーカー製パソコンの性能が飛躍的に向上したことが伺える。
特にメモリ。ノート、デスクトップにかかわらずともに4GBが主流になっているのである。
一昔前まではノートがデスクトップに性能に絶対的な差で負けていたのに。
今では、互角なのか?ノートに例のCore i7が搭載された日にもそう遠くはない気がする。
EeePCを始めとするウルトラモバイルPCでも
快適に動作するというのが売り文句のWindows 7。

これから市場においてどのように発展していくのか、期待したい。

・Vistaの応用
結論から言うと、VistaはXPを
ひっくりかえして(応用の範囲を超えている)全く新しいデザインにしたもの。
透明という概念を取り入れたという面から見るとMacに似てきたというのは言うまでもないが、
7はVistaを応用した物と言える。
つまり、Vistaが基本なら7は応用なのだ。
透明の使い方が違うだけで、基本的な機能はVistaとあまり変わらない。
OSとしての最低限の役割は、XPで既に十分果たされているのだ。
Vistaや7を買うと言うことは、それ以上の何かを求めると言うことだから、
プリインストールPCを除いて
わざわざパッケージを購入するというのは
それなりの理由があるようにも思える。

実用的な機能はUACのレベルを選択できるようになったこと、
タッチパネル機能ぐらいで、それ以外は基本的にVistaの殻を被ったままだ。
WMPが12にバージョンアップされ、(Vista用のWMP12が出るのかどうか疑問だが)
より少ない操作で多くの処理を実行できるOSへと進化した。
この流れは止まらないだろうが、新しいOSが出る度に
DOSとの距離が離れていっているのも事実である。

それはつまり、マウスとキーボードだけで
コンピュータが操作できるのが当たり前の時代、になるのが実は怖いこと
なのである。
未だにLinuxのCUIはキーボードだけで命令文を打ち込んで処理を実行する形式である。
最近はまるっきり見かけなくなったが昔のWindows 3.1の時代は始めに
MS-DOS(コマンドOS)が起動してwinと打ち込まなければ起動しなかった。
これを自動化することは不可能だったのである。
より高度なGUIへと進化して、その上で
人間が生きていくわけであるが、果たしてそれで良いのかどうか。

高度なGUIのOSがメリットばかりを生み出すのかどうか、改めて考えてみる必要があるだろう。

ちなみに、現在Windows 7の導入を見送っている理由は以下の通りだ。
・Vistaの二の舞のように叩かれる可能性
・Vistaとあまり変わらない
・アップグレードするメリットが見いだせない
・それ以前に金銭的条件がかなわない(このパターンが最も多いはず)
・大変忙しい≒ソフトや各種ドライバのバージョンアップ作業をする余裕がない
(※当方もVistaの発売の時からは身分が変わり、
置かれている状況もまるっきり変わったのが事実)



Windows 7を導入した方は早速レビューをされているかと思いますが、
当方は少なくともSP1の公開まで、下手すれば現在使っているコンピュータが
お亡くなりになるまで7のパッケージを手にしない可能性があるかもしれません。
それでも、RC版を実機にインストールできただけで十分だとは思っていますが。

以上、多々の事情がありますので「歓迎」とまでは行きませんが、
ブログパーツの部分を差し引きしてこの辺で締めておきたいと思います。

どうぞ、導入された方々には新しい、新鮮な
PCライフを楽しんで頂ければと思います。

AMDは日本時間2009年9月23日13時1分、世界で初めてDirectX 11に
対応した新GPU「Radeon HD 5870/5850」を発表した。

これを受け、既に新GPUを搭載した製品の出荷を開始しているベンダーもあり、
店に潤沢な在庫が揃うのはおそらく10月中旬と思われる。
2chなどでは既に運良く入手した人がスクリーンキャプチャをアップするなどまさに
歓迎ムードだが、果たして2009年を代表するGPUになれるのだろうか。
さらなる技術革新として、このWindows 7発売前というタイミングに新製品を出すと
言うことは相乗効果を望んでいる部分もあるかもしれないが、果たしてどうなるのだろうか。

この記事では、今回AMDが発表した新製品のスペックと大まかな
性能比などについて説明し、製品を比較する際の参考にして頂ければと思う。

・スペック
Radeon HD 5870/5850のスペックは以下の通りである。
なお、今回の発表は二製品のみとなっているが、今後ラインアップが増える可能性もあり、注目だ。
  Radeon HD 5870 Radeon HD 5850
製造プロセス 40nm 40nm
トランジスタ数 21億5000万個 21億5000万個
シェーダユニット数 1600 1440
コアクロック 850MHz ※ 725MHz
メモリ種類 GDDR5 ※2 GDDR5 ※2
メモリバス幅 256bit 256bit
メモリクロック 1200MHz≒4.8GHz相当 ※3 1000MHz≒4GHz相当
メモリ帯域幅 156.3GB/秒 128.0GB/秒
テクスチャユニット数 80 72
最大消費電力 188W 170W
アイドル時消費電力 27W ※4 27W ※4
予想実売価格 4万後半~5万前半 ※5 2万後半~3万前半
※ このコアクロックについては、専門家の間では低いとの指摘もある。
※2 DDRにGが付くとグラフィックボード専用メモリという規格になり、
普通のメモリよりデータ転送が若干速くなる。
※3 メモリクロック4.8GHzとは魅力的である。
Pentium 4をガス冷でオーバークロックしたぐらいの速度とほぼ等しい・・・
まあCPUクロックとメモリクロックは大きく違うので単純比較はできないが。
※4 この27Wは、さらなる省電力機能が搭載されているとのことで、
使われていない時にはとことん限界までクロックを下げるようで、それによって
アイドル時の低発熱、省電力を実現している。
最近発表されたGPUの中で一番アイドル時の消費電力が低いGPUでもある。
※5 HD5850と比べて2万円も違うのは何故?ちょっとオーバークロックして
電力対策して、ユニット増やすだけで2万円とはなんと豪華なGPUであろう。

・性能比
ベンチマークを公開しているサイトをいろいろと見て回ったところ、
SLIを構築して実質2GPUで動いている「Geforce GTX295」をわずかに下回る結果となり、
つまりは1GPUではRadeon HD 5870が世界最速と言うことになる。
これでわずかというのだから、今後発売が予告されているHD 5870の2GPU版が
出ると確実に「Geforce GTX295」を超え、
マルチGPUの座もRadeonに譲り渡してしまうことになるだろう。
説明がわかりにくい方向けに、数式で表してみると以下のようになる。
HD5870<GTX295
→HD5870とGTX295だとGTX295の方が性能が高いが、その幅は20%に収まっている。
つまり、HD5870×2>>GTX295
→HD5870を2GPU構成にすると確実にGT295を超える。

また、消費電力でもGTX295より30%HD4870X2より25%
HD4890より5%削減されており、それに比例して動作時の温度も下がっている。
(4Gamerのベンチマーク結果より算出)

・総論
性能的には2GPUであるGTX295の5~20%減と言うことでこれはメーカーも構成も違うので
単純比較はできないが、いずれもGTX295と比べて消費電力が30%低いものの性能が
20%しか低くなっていない
ということはこの10%は
技術革新の成果、つまり改良の結果と言うことになるだろう。
地球環境に優しい、次世代のGPUといえよう。
これからのパソコンパーツが果たすべき役割は、いかに高性能かつ低消費電力か。
そして、いかに旧製品群を性能と消費電力の面で抜き、
コストパフォーマンスを効率よくできるか。

ここにかかっているのではないだろうか。
メモリにDDR5の1GBを搭載するなど、一般的なパソコンではあり得ないような
高スペックな構成となっており、CPUがCore 2 Duo等の場合、CPUがネックになりかねない。
やはりWindows 7で最高の性能を発揮するのは
HD5870・Core i7という組み合わせが一番良いのではないのではないかとも思う次第だ。

また、世界初のDirectX 11への対応。
メーカーに時代と共に高性能なGPUを作り上げていってほしいがために
MSが勝手に作って提唱している規格だが、これに世界初で対応したGPUでもある。
ライバルのNVIDIAは2009年のQ4(第4四半期)にDirectX 11に対応した
新GPUを投入する予定とのことだが、まだ詳細は定かではない。
常に時代の最先端を走るAMD(CPUではインテルに負けているが)には
ただただ敬服するしかないだろう。
あまりの魅力にNVIDIAファンも思わず手を付けてしまうほどのものなのではないだろうか。

Windows 7のXDayまであと一ヶ月。
そろそろカウントダウンを始めてもいい頃だとは思うが、残念なことに今回は当方
Vista止まりで原則7のSP1が出るまでは購入する気はない(おそらく2010年以降)ので、
それらについてはほかの方にお任せするとして、このブログでは
第三者の視点から見てWindows 7がどうなのか、Vista視点から見てどうなのかという
ちょっと違った視点から見ていきたいと思う。
Vistaの二の舞にだけはならないよう、今回ばかりはMSも策略を立てているはずだ。
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ぷろふ
名前:
yama
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関東在住。PC歴10年超。自作も得意。最新技術はぬかりなく追いかけます。ブログ王 人気ブログ
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