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HOME > > [PR] > 最新ニュース > 東北地方太平洋沖地震 まとめ 3/13 21:28版  

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皆さん既にご存知かとは思いますが、
3/11 14:46に太平洋三陸沖を震源としたマグニチュード8.8(→後に9.0に修正)の大地震が発生しました。
詳細な死者やけが人の数などは刻々と変動するのでテレビなどのメディアに
任せるとして、ここでは「地震発生直後に、なにがどうなったか」ということをまとめていきます。
※しばらくは速報性を維持するため、本記事の文字の装飾及び改行は行いません。

11日。宮城県では最大震度7を観測。マグニチュード8.8は国内最大級と報道された。
地震発生後、公共の交通機関はもちろんストップ。
特に東京では、新幹線をはじめ、在来線もストップ。JR東日本では「11日中は新幹線・在来線を含め、管轄するすべての列車の運転を行いません」という強気の報道文をWebサイト上に掲示し、帰宅難民者を大量発生させることとなった。西武鉄道をはじめ、再開を望む公共交通機関のWebサイトは運行情報を見るためアクセスが殺到し、つながりにくい状態が続いた。
飛行機もストップし、仙台空港は滑走路が水浸しとなった。国内線はほとんどが運行を取りやめ、国際線も一部に影響が出ている。
テレビでは、地震発生直後からNHKと全ての民放が報道特番に切り替え、最新情報を刻々と伝えた。(12日17時現在も全てのキー局でCM抜きの報道特番が続いており、当分通常放送に戻ることはないだろう)
福島第一原発では、12日、付近でセシウムという放射線物質が検出され、放射能漏れが起きる可能性があると発表した。11日の報道では、冷却水やそれを冷やすための電源の確保が必要という報道が各所でなされていたが、一日明けるとそれらの問題は解決されたらしく、今度は原子炉としての最悪の事態「メルトダウン」を避けるための緊急体制を敷いているという状態である。NHKや民放各社では、報道特番に原子力の専門家を招き、情報の整理とわかりやすい解説を行っている。
震源から離れている東京などでも震度5を観測し、一部で火災が発生した。特にコスモ石油千葉製油所では、高圧ガスタンクが落下してガス管が破裂、引火して大爆発となった。
仙台など一部地域では停電や断水、道路の陥没などライフラインの寸断が発生し、動かない信号の代わりに警察官が交通整備を行うなど対応に当たっている。
西武鉄道や都営地下鉄などは、帰宅難民を少しでも減らして都心の混乱を和らげるため、11日の夜という早い段階から順次運転を再開した。
特に、西武鉄道では地震から7時間経った21時台から運転を再開し、東京の鉄道では都営地下鉄に続き2番目に早い(保証はないが)運転再開となった。西武鉄道が運転を再開すると、他の私鉄も日付を挟んだものも含めて運行を徐々に再開していったが、JR東日本と東武だけは、11日中に運転を再開させることはなかった。
気象庁では、史上初となる全観測地点で「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」のいずれかを発令。特に、津波警報以上の部分では、高台に呼びかけるよう避難し、それを警戒して海沿いを走る列車の路線では列車の運行を取りやめるなど、鉄道各社や漁業関係者は対策に追われた。
テレビによる報道は、11日中に通常編成に戻ることはなかった。
au、softbank、ドコモなどの携帯電話通信各社は「災害用伝言板」の提供を開始した。しかもこの災害用伝言板、違うキャリアでも横断的に検索できるようになっており、例えばソフトバンクがつながらなくても、auの携帯が使えれば、そこから(登録されている場合であるが)全てのキャリアの電話番号の伝言板の情報を参照できるということである。また、電話やデータ通信がつながりにくい状態が発生し、被災地では基地局が停電などで送波を停止したためにデータ通信はもちろん、電話も行えない状態が続いている。そこで、NTTでは被災地周辺の公衆電話を無料で使えるようにした。今後、役場や避難所などに緊急の無料公衆電話を設置していく模様である。ソフトバンクでは、全国のWi-Fiスポットを無料開放する、SMSの送受信を1週間無料にすると発表した。
また、ヤマト運輸・日本郵政など物流各社は、被災地への荷物発送の受け付けを停止した。また、被災地からの荷物受けつけも停止した。
検索大手であるヤフージャパンでは、トップページはおろか、広告枠を「地震関連情報」に置き換えて実質ジャック。11日夜の時点で、トップページの最新ニュースはすべて地震関連のニュースで埋まった。

12日。この日はあいにくにも九州新幹線全線開通というめでたき日だったが、地震によってテレビにこのめでたき話題が取り上げられることはなかった。ダイヤ改正を既にコンピュータに登録したり、すでに指定席をとっている人もいる都合上、便自体の運休はしなかった。ただし、イベント類を一切行わない形で、結論から言えば「条件つきの縮小運営」という形で運行を行った。みずほの一番列車に乗った人も、祝われるどころか祝うどころか、複雑な心境で乗車していたに違いない。逆に乗るためだけに指定席を買った人の中には無駄な移動、無駄な電力を使ったということで「申し訳ない」と感じる人もいたかもしれない。他のJRでもダイヤ改正は行ったものの、被災者感情を考慮して、列車の発車イベントなどは全てが中止となった。
朝から報道各社のヘリが被災地に向かい、中継という形で現地の惨状を刻々と伝えた。
中には病院の屋上から「SOS」を発する映像を生中継していたが、このようなことをするのであれば報道機関が救助すればいいのに、と思った。一刻を争う事態なんだから、「報道機関は報道するだけ。だから救助は出来ない」などと縄張りを決めずに、身分関係なく平等に救助をしていくことが今、望まれることではないだろうか。確かに映像をセンターに送って、日本国民に見てもらうことは大事なことである。しかし、それ以上に望まれていることを、報道のヘリの人たちは気づいていないのではないだろうか。
12日になると、JR東日本は部分的にではあるが、運行再開の努力を始めた。山手線は減便はなく、遅延のみ。中央線快速電車は青梅線への直通運転中止、総武快速線は遅れとともに、3~5割程度の運転本数とする減便を行った。また京成のスカイライナーは終日運休となった。これにより、東京の鉄道網はJR・私鉄含めほとんどが回復傾向にあることがわかった。
高松~東京、出雲~東京を結ぶ夜行列車「サンライズ瀬戸」は11日に引き続き、12日も上下線で運休となった。
新聞では超デカ見出しで「M8.8 過去最大規模の地震」などとして大々的に報じられ、前々の「前原外相辞任」やNZ地震並みの規模で報じられた。
新聞のテレビ欄では、NHKだけが緊急措置に迅速に対応し、「地震最新情報」ということで50年に一度と言えようか、テレビ欄にメモ書きできるほどの広い空白のスペースができていた。このことから、NHKは12日も日中報道特番を組むことを国民に知らせたいという姿勢が伝わってくる。さすが国営放送である。民放各局は書き換わっていない通常編成のままのテレビ局もあり、詳細は不明である。視聴者の関心が高ければ、今後一週間は速報体制を続ける可能性がある。一方、CMなどの契約上の関係から、長期にわたるCM未放送が損失につながる場合には、速報を早めに切り上げて、通常編成に移行することも考えられる。ただし、通常編成への早い段階での移行は、多くのクレームが入ることが想定されるだろう。
被災地などで11日、あるいは12日が入試となっていた大学では、試験が中止された。ただし文科省は「文科省の責任で被災地の方にも受験機会を平等に与える。受験生は安全確保を一番に考えてほしい」との声明を発表し、各国公立大学への協力を求めた。私立について同様の対策を行うかどうかは不明である。
国連では「日本は今まで世界の国々に温かい援助を続けてきた。今度は国連が日本を援助する番である。」などとの声明を発表した。私自身、この言葉にかなり感動している。アメリカなど、他の国からも「日本を援助する」との姿勢があり、ただただ感服するばかりである。
政治の「戦争状態」も一瞬にして止まった。菅首相の責任問題を追及して引きずり下ろそうとしていた野党自民党であるが、この日は緊急体制と言うことで与野党協力してこの災害に関して全力を尽くすことで一致。ニュースなどでも「阪神淡路大震災の時もこのようなことはあった。大規模災害時には珍しいことではないが、普段は敵の二人が協力するのは普通ではありえない」というような報道がされていた。
一部の地域で、大津波警報から津波警報へ、津波注意報の解除など、警戒態勢の緩和が徐々に広がりつつある。だが、これは関係のない地域だけであって、引き続き大津波警報が出ている地域については警戒が必要である。
東北地方の高速道路はほとんどが通行止めとなり、中には緊急車両専用で一般車両が通行できない高速道路もある。
東京電力は、電力の需要量が供給量を上回る可能性があるとして、13日から地域ごとに3時間の区切りで計画的に停電を行う「輪番停電」を行うと発表した。家庭、工場、工業施設の区別はしない。その後、13日は停電は行わないと発表したが、それ以降は不明。

13日。一部の避難所では停電が回復しつつあり、救援物資も届きつつある。一番足りない救援物資は「食べ物」「水」「薬」「粉ミルク」「懐中電灯」「灯油」などという。また、停電や浸水などのために基地局が機能せず、現在もデータ通信や通話が出来ない地域もある。NTTドコモやKDDIなど通信各社では、充電器を避難所に貸し出したり、携帯電話や衛星電話を自衛隊に貸し出したりしている。避難所では名簿に名前を書いて避難をするという形であり、掲示板には人を捜し求める多くの紙が貼り付けられている。各国の援助隊や自衛隊なども続々と現地に到着しつつあり、これから捜索や治療態勢が本格化するとみられる。鉄道については、被災を受けた地域を除いて、東京の在来線や新幹線、地下鉄などはほとんどが復旧した。一方、東京電力は供給不足により計画的に停電をする「輪番停電」をすると発表。公共交通機関や停電の復旧が進む一方で、節電のために慢心は出来ない状態が続いている。
また、緊急車両専用とされている高速道路について、救援物資を運ぶトラックも一定の手続きを踏めば通行可能とすると発表した。

<12日速報枠 ~23時まで、1時間ごとに更新予定>
19:07
福島第一原発で、午後3時半頃直下型の地震によって白い煙とともに爆発音が聞こえ、復旧作業に当たっていた東京電力の社員が4名負傷した。また、福島第一原発の境界では1時間あたり1015マイクロシーベルトの放射線を確認したと発表。ちなみに全身で一度に4000マイクロシーベルト以上被爆すると死に至ると言われている。
20:52
気象庁、大津波警報を全て解除した。首相、官房長官の会見が行われ、「格納容器に損傷はなく、15:48には70.5マイクロシーベルトまで低下しており、問題はない」「水素と酸素の結合による水素爆発によって建屋の壁が飛んだということで、格納容器は安全」「第1原発から20kmの範囲の人は避難を」と呼びかけた。
22:11
福島第一原発系の新情報は無し。宮城の南三陸町で1万人と連絡取れない状況が発生している。行方不明の可能性が高く、自衛隊などと協力して捜索する方針。
22:21
22:15頃、緊急地震速報が発表され、直後に東北地方で強い地震。震度5弱 福島県浜通(楢葉町、大熊町)、震源 福島県沖、深さ 40km、マグニチュード 6.0。
23:38
福島県、福島第一原発の近くのグラウンドにいた高校生3人が被爆したと発表した。除染するレベルではあるが、体調には異常なし。仙台市若林区などでは、ほぼ全てが水没との情報。本日の速報枠はこれで最終とします。

<13日速報枠 ~22時まで、3時間ごとに更新予定>
9:46
気象庁、7時半に津波警報を全て解除した。警報から注意報に切り替わったり、注意報が解除された地域も。
福島第一原発3号機で、1号機と同じく冷却機能が停止したと発表した。原子力の圧力を減らしたり、原子炉を冷やすための作業を行う。
13:22
気象庁、今回の地震のマグニチュードを8.8から9.0に修正。最近の地震では、世界最大級の地震となった。東京電力、14日から行う予定の輪番停電について、本日夕方に記者会見する予定。フジテレビ、本日21時から通常編成への移行を予定していたが、延期した。他のテレビ局も追随する模様。
19:15
枝野官房長官は福島第一原発の3号機で、1号機と同じような水素爆発が起き、建屋が吹き飛ぶ可能性があると発表した。爆発しても人体に影響のあるレベルの放射能が放出されることはないとしている。気象庁、午後5時58分に津波注意報を全て解除した。これで津波に関する警報注意報が発令されている地域はなくなった。政府などは節電を呼びかけ、ローソンやファミリマートは全国の店舗で節電を行うと発表した。
20:05
管首相と官房長官は緊急会見し、東京電力による14日からの「輪番停電」の実施を了承した(=実施がかなり濃厚になった)と発表。同時に、「他の電力会社から最大限の支援を受けるよう要請しているが、限界があるので国民の皆様に電力の使用を控えるようお願いをするに至った」と説明。
官房長官は、「海岸部の食糧輸送があまり出来ていない」「福島第一原発3号機について、モニタリングで異常は見られないが、弁に不具合が生じ、圧力が上がっているということを専門家から報告を受けた」とした。
20:30
東京電力、明日の朝6時20分から午後10時にかけて、管内を5つのグループに分けておよそ3時間程度ずつ計画的な停電を行ういわゆる「輪番停電」を行うと発表した。明後日以降、輪番停電を行うかどうかは電力需要を見極めて判断するという。
21:28
「輪番停電」の地域が東京電力より発表されたが、ホームページは混み合ってアクセスしづらい状態が続いている。なお、西日本から電力を融通してもらえばという方もいるかとは思うが、西日本と東日本では周波数が異なり、周波数を変換する必要がある。しかし、変換設備で変換できる電力量は100万KWであり、これは東京電力で明日不足するといわれる電力量1000万KWの10分の1にしか満たない。
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