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インテルは8日、一般PCユーザー向けの新CPUとして「Core i7-870」、
「Core i7-860」、「Core i5-750」を発表、同日から発売を開始した。
下位機種のCore i5-750は定格数周波数が2.66GHz、ターボ動作時周波数が
3.2GHzコア数は4、スレッド数は4。L2キャッシュは256KB×4、L3キャッシュは8MB。
TDP(熱設計電力)は95Wで、これのみ、同時マルチスレッディング技術(SMT)で
あるハイパー・スレッディング・テクノロジーに未対応。プロセスは45nm。

Core i7は以前から発売していたが、
今回特筆すべきなのはCore i5が発売されたことである。
これも噂されていたことだが、現在最高速のCore i7プロセッサは今後発売される
Core i9の廉価版となり、将来的にCore iシリーズは
Core i3、5、7、9という四つのグレードから構成されることとなる。

日本で言えば松竹梅のようなものだが、i3を除くとすると一般庶民であれば
「竹」であるCore i7を選ぶ人が大半を占めるのではないだろうか。
メーカー製パソコンなどにはCore 2 Duoからの世代交代として最も低価格な
Core i5あるいはi3が搭載される可能性が高いが、性能的にはCore 2 Duoと
比べてターボ動作という機能だけを見ても
Core i5の方が絶対的な性能が高いのは言うまでもない。

現在最も普及しているSocket 775でも十分Windows 7は動作するが、
このプロセッサとOSで初めて同じネームが導入されたという点から見てみると、
Windows 7とCore i7の相性が抜群ということを
示しているのかもしれない。

ちなみに、Core 2 Duoは基本2つのコアに、一部でHTテクノロジーを採用しており、
タスクマネージャーから見ると4コアあるように見える。(=計算式でいうと2*2になる)
今回のCore i5は4コアのHT非対応と言うことでタスクマネージャーから見ると
同じように4コアだが、純粋に1つの枠に1コアが当てはめられているということになる。
(一部の型番には2*HT=4コアのものもある)
なお、Core i7では4コアのHT対応ということで同じく8つ、今後発表される
Core i9は6コアのHT対応ということで12個(6*2=12)のコアがあるように見える。
また、このコアがあるように見えるという枠の数は同時処理スレッド数を表しており、
多ければ多いほど一定量の処理を速く終わらせることができるのである。
12の同時スレッド処理対応となるとWindowsやその上で動作するソフトも
うまく動作するのか少し疑問を抱く部分もあるが、今後に期待したい。

FSBという概念を無くした革新的なプロセッサCore iシリーズが
Core 2 Duoの世代交代となりうるか、
10月に発売されるWindows 7と相まって
パソコン買い換えの起爆剤となりうるか、
今後の様子を見守りたいところである。
こうして無事に26時間テレビが終了したわけだが、
率直に感じる印象は
「人材に関しては十分だが企画の練りが弱い」という感じであろうか。
確かに人で困ったというと紳助がいろいろなところに飛ばされるというのは
少し悲しい様にも見えたが、総合司会なだけに仕方のないことだろう。
ここで言う人材というのはいわゆる「スタッフ」のことであり、これに関しては様々な場所に
十分配置されていたので特に大きなトラブルもなく
番組を進行できた点についてはよかったと思う。
(タイムキーパーは一人でも十分なのではないかとか思いながら)

今回の26時間テレビの問題点は企画の練りが弱いと言うこと。
具体的に言うと、検証して大体予測がついたものの十分に
検討を重ねず続行を決めた企画
があったり、告白するなどとスタッフが相手に
あらかじめ聞いておけば結果の分かるようなものをあえて聞かず
視聴者にカルチャーショックを与えてみたり
など
ということで、今回の総評記事は主と思われる企画を列挙して
それについて書いていくという異例のスタイル
をとらせて頂きたいと思う。
評価できる点は赤色で、課題点は青色にしてあります。

・オープニング
いきなりカウントダウンのセットから開始。
(そのセットをエンディングの時にも使うのかと思いきや、使わず外で合唱して終了
紳助が募金の話をし出す
→24時間テレビと何の関係もないのに、むやみにリンクさせるのはどうかと
(※相手の許諾があるのであれば別)

・クイズ!ヘキサゴン
ルーレットでどこに参加するかが決まるわけだが、
山根はルーレット以前にルーレットが回らずに強制決定
これもバラエティな演出だと思うが、反発する人も視聴者の中には多いはず
ルーレットが回らないと言うことは、あらかじめセットされていたとしか考えられない

・ひょうきんベストテン
羞恥心がランクインしたはいいものの、わざわざ起こしに行くのはどうかと
それなら、わざわざセッティングしておいて他のスタジオを確保して
歌わせるというのもあったのではないだろうか
ステレオを持って羞恥心のいるところまで来て羞恥心に歌わせるかと
思いきや最終的にインタビュワー自身が歌うという意味不明な展開

(見られていないため中略)

・耐久レースのゴール
どの地点でゴールなのかというのがはっきりしていないためにわかりにくい
紳助が感動的な発言を連発するものの、選手に届いていたのかもいまいち不明
カウントダウンももう少し盛り上がれたのではないだろうか
耐久レースのゴール後、完走した後の目標で「告白する」も見事断られた
→これが現実と諭すことも大事だろうが、全国ネットの中で断るというのは非常に大きいこと
視聴者は他人事ながらショックを受けた人も多いだろう
もう一人の方は断られたかと思うと逆告白という急展開
→時間がかかるだけなのであっさりといった方が良いのではないだろうか
離婚届を破ったり、契約書を交付されたりとある人にとっては
何かを成し遂げるための踏み台的なものとなった
と思うが、
見ている側からしてみれば完走した時のパフォーマンスにしか見えない
そこまでしなくても、自分の言いたいことを言うだけ、
地方の何かを宣伝するだけで十分
な気がする
→普段番組内で番組が宣伝できるのは数十秒だが、ここであれば
一分弱取れるのだから、それを有効に活用すればよかったというのが一つ
あきたこまちの宣伝が良い例

・エンディング
いかだマラソンがうまく進めずリタイヤとなり、船で運ばれる始末
そこで二人がお台場までの道を走っていると
マラソン扱いとなり「負けないで」を歌う展開に
→しかし忘れ物があったようでCM抜けた後もう一度歌い直し
マラソンの時に負けないでを合唱するのは24時間テレビと同じ展開であり、
山根は以前24時間テレビのマラソンランナーだっただけに、ゴールした時混乱した様子

その後、新人アナウンサーの紹介や提供読みは定番だったが、
最後の合唱で涙する人続出。

<トラブル一覧>
・羞恥心の福岡公演中止
→天候不良は逆らえないことだが、そのための人材はどうなるのか
・いかだリタイヤ
→スタッフの事前の検証で「進まなかった」とわかっていたのに
なぜ計画続行を決意したのか

正直、無謀な計画だったのではないか?
無理と数週間前から分かっていたのであれば、代替手段を提供することもできたはず
しかも当日になって国土交通省からお達しを受けるほどの
膨大な計画をリタイヤにさせた責任は大きい

・忘れ物を取りに戻ったためマラソンの負けないでを二回合唱する羽目に

あと、番組開始前に技術面から斜め見すると書いたので
それについても少し述べておく。
・動的テロップの品質が録画番組水準に向上
これは明らかに言える。誰が、どのチームが何ポイント入ったというのを
瞬時に画面に反映するというのは人間の手作業ではどう考えても難しいことなので、
どこかに何らかの自動化システムが組まれているに違いない。
しかも点数が入った時に若干アニメーションが出ていると
いうのはこれには技術の進化
を感じる。
録画番組水準、あるいは過大評価すればそれ以上なのかもしれない。
・フェード映像切り替え
これはオープニングの時から使われていたが、切り替え元の映像と切り替え先の
映像の透明度をいじってフェードで映像を切り替えていた。
これは確かに感動を生み出すのは有効だが、
切り替え先の映像が見れるまでに時間がかかるという難点がある。
視聴者にとって早く見たい映像であれば、フェードを使わないという手も有りだろう。
感動を優先するか、時間を優先するか。
難しい選択である。
・CGテロップの進化
特にこれは三輪車耐久レースの部分で見られたが、瞬時に順位順に並べて
一覧を表示
してみたり、アップの画面でそれぞれのチームや順位を表示するなど、
データをCGテロップにうまく活用できていたのではないだろうか。
生放送で状況が刻々と変化する中であのレベルのCGを
うまく操れる
のはすばらしいことのように思う。

データ放送については残念ながらフルセグの方は見ることができなかったが、
ワンセグの方では「特定時間にプレゼント抽選」のようなものが行われていた。
この次の抽選の時間というのがデータ放送を見なければ分からないと
いうのは番組を見てくれている唯一の証拠
(=番組を見ていなければならない)のようなものである。
放送と通信の融合については、今回は電話を使ったなんとかというのは
なかったのがこれもまた予算削減だろうか。
今はIT社会となっているだけに、電話回線を増やすより
サーバーを増やした方が安上がり
というのは言うまでもないだろう。

CMの回数については相変わらず多かったが、
これはどう見ても避けられない仕様なのではないだろうか。
各社から協賛を得ると言うことは「CMを流せ」ということで
大量のCMを時間帯的に割り振っていかなければならない。
今回何本あったのかは知らないが、
おそらくキーと地方含め一時間で10本前後あったはずである。
それが26時間というのだから、少なからず250本ぐらいはあるのではないだろうか。
視聴者から見てCMはかなり多く見えたが、これは放送局や出演者からしてみれば
次の準備をする良い時間というようなものなのである。
CMは大抵2・3分あるだけに、その間にできることをしておけば・・というような感じである。
ただ、CMをむやみに使う(何かトラブルが起きた時のつなぎなど)のはよくないらしい。
また、予告もせずいきなり左下にロゴだけ表示して急にCMに移るというのは
視聴者無視の自己中心的なやり方ではないだろうか。
現場にいる人だけがその続きの会話を聞けて、視聴者はCM。
おそらく各番組で総集編としてしばらく放送されるので大して被害はないだろうが、
CM枠を他の箇所に移動させるなど工夫はできたはずである。

ここからは番組全体について少し書いていくこととする。
なお、見やすいようそれぞれにタイトルを付けて区切ってある。

<ヘキサゴンの移植?>
今回の26時間テレビのプロデューサーはヘキサゴンの
プロデューサーだっただけに、さらにヘキサゴンの出演者が四六時中いただけに、
ヘキサゴンが26時間番組になったのではないかという印象を拭えない。
また、ヘキサゴンは子供にも一定の人気がある番組である。
それをこういう大型番組に移植すると言うことは、確かに子供は楽しめるかもしれないが、
ヘキサゴンを知らない大人にとっては「つまらない」
この一言に尽きるのである。
深夜が面白いのかというと結局ヘキサゴンのメンバーが
出ていると言うことでここもつまらないという判定になるだろう。
要するに、特定番組をクローズアップして大型番組を制作する
と言うことは、その番組が嫌いな人に見て貰えないと言うことになるのである。
ヘキサゴン発のアーティストが大売れしているだけに
国民のほとんどがヘキサゴンを見ているのかというと
実際そうではないのだ。

そうであれば、視聴率40%前後取れて当然のはずだ。
子供にとってウケの良い番組が、
大人でもそのまま同じ事が言えるのかというとそれは間違い。

こういうのを放送側と視聴者側のギャップと言うことで
見ていただければ幸いに思う。

<未知の力>
どの番組でもそうだが、人も歌も音楽も、みな大きな力を持っている。
その力をどこでどう生かすか。
それ次第で、番組全体の雰囲気というのはかなり変わってくるのではないだろうか。
要素だけではなく、組み合わせであったりタイミングであったり、全てがうまくあってこそ
人に感動をより伝えられるようになるはずである。

<エンディングは同じ展開?>
今回の26時間テレビでは笑顔がテーマとなっていたが、
最後は結局感動と言うことで24時間テレビとほぼ同じような展開になっていた。
やはり感動が一番人を動かす力を持っているだけに、
その武器を使ってイメージを上げようとしている感も否めない。
一番懸念しているのが、このままこの感動路線を突っ走れば
フジテレビの27時間テレビとしての個性が無くなってしまうのではないかと言うこと。
物には必ず固定概念というものがあるが、27時間テレビが
24時間テレビに似通っていけば個性が無くなると言えるだろう。
パロディも多少は必要かもしれないが、意識しすぎるのもどうかと思う。
お互いライバル関係にあるのであればそれは考え物だが、
そうでないのであれば個性を生かした番組作りというものが必要だろう。

<耐久レースの完走の基準>
あと、一つ気になったのが耐久レースの完走の基準である。
これには物理的な根拠があるのか、というところである。
耐久レースはパソコンで言えばベンチマークのようなもので、
確かにベンチマークには完走と言うことで終わりはあるが、
実際の耐久レースは時間内にどれだけ回れたか。
これに完走というものはないのではないだろうか。
として考えると、完走の基準を作って
結果には順位と共に完走できたかどうかというのもまとわりつくわけだ。
実際にこの完走の基準に満たなかった放送局もあるわけで、
だからといってその放送局が頑張っていなかったのか
というと決してそういうわけではないだろう。

テンションを落とさせたくないのかなんだか知らないが完走の基準に満たなかった
放送局のインタビューなどは行われなかったが、ここにも問題がある。
何かを恐れて何もしないというのは最低である。
何かが起きてもそれを覚悟して・・・というのは時には必要なのかもしれない。
トラブルがなかったら・・等と言っていたが、
そのようなことで肩書きが一つ外れるのもこれも現実世界なのだろうか。

<三輪車の価値>
番組前にも書いたが、全員が何かに向けて努力する
これは、絶対に何かを生み出すのである。
紳助も最後で「しょーもない三輪車」等と言っていたが、
この言葉は三輪車を必死で作った側から見れば失礼に聞こえるかもしれない。
だが、あえて大人の世代の人々が今頃になっては使っていない、
使われていない三輪車を使ってレースをした
というのは思い出に残るはずである。
勝ち負けとか完走とか関係なく、
その走った人の一生の記念になる
であろう。
わざわざ遠くのお台場まで来て戦うというのは去年にはなかった企画なのだから。

<音響効果>
応援に音楽を使って合唱する等というのはとても効果的である。
音楽素材だけでも十分人を動かす力がある。
だからこそ、BGMというものは雰囲気を演出する重要な要素のうちの一つなのである。
実際にアーティスト本人がその場で歌った生の声で
応援するという試みは良いのではないだろうか。
24時間テレビは最後にサライを合唱する展開であるが、ここで
サライを作ったアーティスト本人が出てきたらもっと面白い、ということなのである。

<初めての中の新鮮感>
神原プロデューサーこのような大型番組に進出したのはおそらく初めて
思われるが、おそらくその中に新鮮感があったことは間違いない。
いろいろな人が混乱する姿を直接テレビの画面から見ることはなかったが、
裏でそのようなことが行われているというのは薄々ながら感じたようにも思う。
とりあえず企画だけ出しておいて、後どうなるかは神頼み。
この方法で番組として成立するかどうかは疑問だが、
多くの人に批判されてこそ新しい物が生まれるのではないかと思う。
今回の26時間テレビは総合司会はもちろんのこと、
出演のほとんどをヘキサゴンが乗っ取っただけに、
アンチヘキサゴンを中心に批判が広まる
ことは予測可能である。
(バカな人をクイズ番組に呼んでも答えられるわけないだろ等々)
毎年どこかをついて批判というのはあると思うが、
今年はいつも以上になることが予想される。
いきなり全てを変えて新しいことを始めるというのは
難しいというのが分かったのではないだろうか。
今回の教訓を是非来年にも生かして欲しいと思うが、来年はヘキサゴン主体の
番組ではなく
どうか音楽番組なりエチカの拡大版なりネタは
いろいろあるかと思うのでそれらを使っていただければと思う。

最初から最後までいろいろとあったが、
「終わりよければ全てよし」
こう考えている人もいるのではないだろうか。
だが、番組というのは終わりだけよくても意味がない。
録画していれば何度でも見れるからである。
終わりだけよいものはバランスの悪い番組と称されても太刀打ちができないのだから。

いくら技術が向上してもやはり企画がしっかりしていなければ
誰からも認められる番組にはならない。

技術と企画がしっかりしている番組こそ、誰からも愛される番組となるのである。
ホームページでも枠囲みの文字が多かったが、やはりテレビのテロップも枠囲みの文字だらけ。
ヘキサゴンの雰囲気を出すのは良いことだが、せめてヘキサゴンとまったく
関係のないコーナーも設けていればよかったのではないか
とも思う。

冒険王がなくなり、めちゃイケと27時間テレビがリンクする機会も
少なくなった
わけだが、お台場は無くならないわけで。
となると、夏休みにお台場に行って何のメリットがあるかなどいろいろ考えてしまうが、
やはりお台場という場所の価値のために行けば損はしないのではないだろうか。
最悪、数十年後再び不景気になってフジテレビ社内の
夏休み恒例イベントが中止にならないか
だけが心配だが。

以上、過去最高の長さとなってしまいましたが、
今回の26時間テレビに対する思いはこれで全て
吐き出せたと思いますのでこの辺にて締めと致します。
今年もFNSの日と題して27時間テレビなる26時間テレビがいよいよ
6時間後に始まるわけだが、どの角度から見ても
規模が縮小されているようにしか思えない。
去年がはっちゃけた「めちゃイケ」主体の番組だったとするならば、
今年は言うまでもなく「ヘキサゴン」主体平和的な番組となっている。
大胆なことをやって笑いをとる
(=去年の27時間テレビで車にペンキをぶっかけた→後にBPOで審議)より、
クイズやボケ、つまり芸人主体で笑いをとろうという作戦なのではないだろうか。
また、今回は去年にはなかった「感動」を取り入れて泣かせる番組もあるようで。
あえて体力的にギリギリか不可能な値を設定(12時間耐久レースなど)することで、
自分自身の経験の向上や、周りの人のありがたさ頑張っている人たちへの応援など、
人を温かくさせるという意味でのホットな番組になる可能性もある。
という面から見ると、マラソンを完走してゴールする24時間テレビと
重なってきたのではないか
という印象が拭えない。
あの番組は、元から感動ばかりを取り上げ、それと並行してマラソンをすることで
人の温かさを知る・知らされるというようなものとなっている。
27時間テレビは感動ではなくバラエティで攻めてきただけに、
「冒険王」の中止と共に路線転換を迫られたのではないかという考えも
一つ汲み取れる。

不景気が直撃して少なからず番組の制作予算が減ってきている中でも
必死にやりくりして伝統は守り続けなければならない。
随所で100年に1度と言われる不景気だが、
これを乗り越えれば明るい未来が待っているのかというとそうでもない。
明るい未来を作れるかどうかは、全て今の努力次第なのである。
多くの人が一つの目標に向かって努力すれば、
それが次にも継がれて最低限の品質は確保される。
現代社会とは、そういうものなのではないだろうか。

本題に戻るが、規模の縮小というものは、
公式宣伝ホームページ(フジテレビ)を見ても明らかである。
実は去年の27時間テレビのページも何故か削除されずそのまま残っているのだが、
まず26時間テレビの方を見て取れる点は
・フラッシュに遊び要素がない
→ページに見に来た人を楽しませようという考えは今年はないようだ
・3Dの立体キャラが省かれている
→制作予算の削減?一つキャラを作っておけば番組内どこでも使えるのに
・枠囲み文字の増加
ヘキサゴンの名残?確かに見やすくはなるが使いすぎるのもどうかと
・画像の大きさを大きくして情報を整理した印象
→逆に整理されすぎて少し内容の薄弱さを感じる
・画像マウスオーバーフェード技術の導入(おそらくJavaScript)
→そんなところに力入れるより、
外装(ページデザイン・番組内容)に力を入れなければならないはず

27時間テレビは一年に一回、フジテレビの最新の技術を
見せつける絶好の機会だけに、
昨年の記事で書いた問題点がどれだけ改善されているか。
内容ももちろん見るが、技術的にどうなっているのか。
その観点からも斜め見していこうと思う。

また、本ブログでは番組の実況は行わず、最後に総論として
番組全体をまとめた形での記事を書くようにしております。
なお、実況を求めるのであれば2chなどで見ていただければと思います。

以上、後は本番に任せるのみです。


P.S.
今年の26時間テレビは予算削減なのか何なのか知らないが、
他の番組内でもあまり宣伝がされておらず、テレビを見ていない人には
ほとんどその存在に気づかないような感じである。
新聞やテレビの番組表を見てやっと気づいたり、前夜祭を見てやっと気づいたり、
といった人が多いのではないだろうか。
もちろんフジテレビ側としては広告を打つよりかは明らかに安い戦略だが、
これでは国民的支持は得られないだろう。
自己満足のための、伝統を守り抜くためだけの
番組を制作しているのでは、視聴率は取れない。

国民的番組となって話題を独占させていくためには、十分に周知をして
視聴者目線での番組を制作していく必要があるだろう。
久々のミニTipsとなりますが、一つ発見しましたのでここでご報告致します。
これは設定できれば非常に改善効果の高いものです。
特にInternet Explorer8(以下IE8と呼ぶ)で毎日多くのタブを
開いてネットサーフィンをしている人には朗報
だと思います。

まず、IE8で導入されたタブグループという機能について簡単に説明をしておきます。
タブグループとは、IE8で初めて導入された機能で、
タブを複数の色に分けて管理するという機能ですが、
正直あまり使い道がありません。
(そのページから開いたページが分かるというのであれば、フローチャートでも
表示してくれれば分かりやすいのにというのが本音。)

さらに、このタブグループというのはとんでもないリソースを消費し、
今回もブログ記事を書くためにニュースサーフィンをしておりましたが、ニュースのページを
40ほど開いただけでCPU使用率(Pen4 3.4GHz×HT有効)は40%を超え
新しいページ一つ開くのに5秒前後かかっている状態でした。
また、タブの切り替えにもワンタイミング踏んでいる印象で、
「これが天下のIEか」と思うほど重くなっていました。
さらに、クイックタブ(開いているページの画面を一覧で表示してくれる機能)を
使おうものならフリーズ寸前
全て表示するのに一分弱かかっていました。
そこで、どこか設定がおかしいのではないかと
タブの設定を開いたところ、タブグループの設定を発見。
前述の理由で不要と思ったので解除してみたところ、
レスポンス(操作性)が圧倒的に向上。
多くのページ(30ページ以上)を開くユーザーには、
是非解除することをお勧めします。
(このタブグループ自体も多くのページを簡単に管理できるようにと開発された機能だとは
思いますが、ブラウザは主に機能よりパフォーマンス重視だと思いますので
MSには半ば申し訳ないですが解除させていただきます、と。)
※基本的にIEは休止状態やスリープの使用を
繰り返すとだんだん重くなっていくようです。


以下の方にお勧めします。
(というか、タブグループ解除により得られる効果の一部です。)
・以前よりタブを切り替える速度が落ちた
・以前より新しいページを開く速度が落ちた
・以前よりページを表示・描画する速度が落ちた
・以前より右クリックメニューの表示に時間がかかるようになった
・全てのタブを閉じようとしてもなかなか画面が消えない
・ページのスクロールがカクカクする
・クイックタブを開くとフリーズするか、かなり時間がかかる
・ブログ投稿などでフォームに文字を入力する時、カクカクする
(速く文字を打っても画面に表示されるのが少し遅い)


それでは、設定手順を解説します。
以下の通りにしなければタブグループ機能は無効になりませんのでご注意。

対象OS:XP/Vista/7
かつIE8が導入されているPC


-操作方法-
1.IEを起動します。(Firefox等から見ている方向け。
今このページをIEで見ている方は新たに開く必要はありません。)
2.インターネットオプションを開く
(開き方は、コントロールパネルをクラシック表示にしてそこから開いたり、
IEを開いている時にAltキーを押して画面最上部のメニューを表示させ、
ツール(T)インターネット オプション(O)をクリック)
3.インターネット オプションを開いた画面の下の方にある
「タブ タブの中のWebページの表示方法を設定します。」の右の方に
ある設定(T)ボタンをクリックします。
4.するといろいろチェックが並んだ新しい画面が
表示されますので、上から数えて6番目にあるチェック
「タブ グループを有効にする(Internet Explorer を再起動する必要があります)(G)」
に印が入っている場合はそのチェックをクリックして印を外します。
(印が入っていない場合は機能はオフとなっていますので、
これ以上の大きなブラウズ速度向上は望めません。)
5.他のチェックは一切クリックせず、OKをクリックして画面を閉じます。
6.インターネットオプションの画面もOKをクリックして閉じます。
7.その後、IEを一度閉じて、もう一度デスクトップやスタートメニューからIEを起動します。
そうすると、そのIEはかなり軽くなっていると思います。

いかがでしょうか。
数ページ開いた状態では大差ありませんが、
30ページ以上開いた場合に大きな効果発揮します。
色分けが無くなり少しもの寂しい印象ではありますが、
いくらかは軽くなったのでこれで良しとしましょう。
(水準としてはXP+IE6程度まで回復)

最後に。
今まで無駄な処理と無駄な電力とそれによる無駄な熱を
IEが主体となって出していたと思うとぞっとしますが・・・
ソフトウエア最大手の米マイクロソフトは2日、パソコン向けの
新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」を一般向けに
10月22日に発売する、と明らかにした。
来年初めとしていた当初の発売予定を前倒しし、年末商戦に間に合わせる。
世界のパソコンのうち90%以上が「ウィンドウズ」を搭載。
マイクロソフトはOSから利益の半分超を得ており、戦略的な重要性が高い。
07年に発売された現行OS「ビスタ」は、人気が伸び悩んでいる。


ちなみに、Vistaは2007年1月30日に発売されたOSだが、確かに「操作性の向上」
「視覚的、直感的なインターフェイス」を訴えて誇らしげに登場したが、他の部分、
例えば互換性や要求スペックが当時のスペックと合致していなかっただけに、
導入を見送る人が大勢いた。
ただ、Vistaによって販売店側にはとんでもないメリットが生まれた。
「グラフィックボードの需要拡大」である。
マイクロソフトはVistaが本来の力を出すにはグラフィックボードが必要との見解を示しているが、
利用者側から見れば「グラフィックボードがなければVistaは使えない」のような
空気になってしまい、多くの利用者がグラフィックボードを購入していったのである。
(XP以前のOSではグラフィックボードが無くても特に支障はなく、それでも
グラフィックボードを付ける人はよっぽどのゲーマーか
専門の知識を持つプロのみと考えられていた)=一般ユーザーにもグラボの名前が浸透
=グラボの需要拡大=グラボメーカー売上増
そして、Vistaが発売されている間に他の部品も大きな進化を遂げた。
一つ目が「SSDと1TBHDDの登場」
記憶媒体の容量も高くなり、
身近と言われたメモリーカードの容量あたりの単価もかなり安くなった。
これにより情報管理の意識が低くなるのではないかと危惧されているが、
より多くの情報を記録できるようになったという観点から見れば、
それは技術革新の一つとして捉えるべきだろう。
高速ディスク、大容量ディスクが登場することは技術革新の自然な流れなのである。
二つ目が「Corei7を始めとする次世代CPUの出現」
CPUは、コンピュータの頭脳である。
すなわち、CPUの頭脳次第でコンピュータはいくらでも高速化できると言うことである。
実際、Corei7などの高速CPUの登場で、動画編集の分野はもちろん、画像処理などの
クリエイティブな職種のコンピュータは少なからずその恩恵を受けているはずである。
また、高速CPUが普及すると言うことは、企業レベルだけではなく個人レベルにおいても
高速なCPUが普及していると言うことになり、毎度のことだが
当然それはOSもそのCPUに対応していかなければならないという展開になるのである。


少し脱線して、どのユーザー層が7のパッケージ版(およびバンドルPC)
を買うかと言うことについて考えてみるが、
少なからずVistaユーザーの半分は購入しないであろう。
なぜなら、基本的に「1世代のアップグレードは意味がない」という教訓から。
急いで7にアップしても、元の原型はVistaの改変版というのだから、根本は変わっていない。
とすると、大してメリットがあるのかというとそれは新機能によるものでしかない。
XPユーザーも3割程度は7を保留するのではないだろうか、
XPユーザーが抱えているのは大抵スペックの低いパソコン。
その環境下でXPより早く動いてはじめて7のメリットを感じるのではないだろうか。


Vistaほど「使いにくい」と嘆かれたOSは未だかつて無いのではないだろうか。
Vista使いから見れば、「使いにくい」と嘆くのは自分が使い方を習得しようとしないからであり、
自分から携帯電話のメーカーを変えて「使いにくい」と嘆いているのと同じ事なのである。
ユーザーインターフェイスががらりと変わると言うことは、
新しい使い方を習得する必要があると言うことだ。
使い方など、説明書やヘルプを見ればいくらでも書いてある。
そこから、学び取れば済むだけのことである。
ただ、OSは機能が多すぎてメーカー自身も説明書を付けていないのが現状である。
残念なことに、OSの使い方は、直感的に覚えていくほか方法はないだろう。
これだけだと単にユーザーへの批判になってしまうので、メーカー側にも一言。
直感的な使いやすさを求めて新しいユーザーインターフェイスを開発することは
技術革新の面から見れば悪いことではないが、せめて前バージョンのユーザーにも
分かるように改変をある程度までに抑えておく必要があるだろう。
自己満足のためにとことん変えていけば、それは開発者としては
十分とも言える達成感や自信となって帰ってくるだろうが、
それと反比例して当然その製品を使うユーザーは減っていく。
サービスパックを入れたとたんにAeroが使えなくなれば、大問題となるのと同じように。
良い製品と、正しい製品を提供するというのは微妙に意味合いが異なるのである。
開発者はこの辺のことを肝に銘じておく必要があるだろう。
その意味合いを感じながら、ユーザーはメーカーが
提供する製品を適切に取捨選択し、自分の目的に合わせて
コンピュータを使っていく能力を身につけなければならない。


前倒し販売とのことだが、周囲に釣られないように。
自分の意志で購入なりをしなければ、結局後で自分が後悔するだけなのである。
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