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 当ブログは移転しました。まもなく移動します。

雑記
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2008/8に一度ブログのデザインを変更しましたが、IE8のRC1で
少し表示が荒れてきたので、それらにも対応できるデザインに変更致しました。

「見る」ブログから「使う」ブログへ変わったとも言える
いくつかの機能がありますので、ご紹介致します。

・パンくずメニューの追加(左上の所に小さくHOMEと表示されている部分が
個別の記事のページを開くとHOME>カテゴリ>記事名へと変わります。)
・横型カレンダーの追加
・検索ボックスの位置変更
(しかもこの検索は、記事内
だけではなくページ全体から検索されますので、
プロフィールの部分やカテゴリーの所も対象となります。)
・日付ごとの記事管理(あまり一日に複数の記事を書くことはないと思いますが、
各記事の左上にあるカレンダーマークをクリックすると
その日に書いた記事が上の部分に一覧表示されます。)
・カテゴリー、月ごとの記事管理(カテゴリーの部分や、カレンダーで
月の部分を選ぶとその月に書かれた記事が一覧表示されます。)
・最新記事などのブロックをよく使う順のレイアウトに変更

現時点での仕様
・コメント投稿部分の送信ボタンが灰色で押せないような
感じですが、クリックすると実際に送信されます。

→この問題を修正しました。また、ブログ名横の検索ボックスを横一列にしました。
・表のある記事が表示されると表の幅が100%になっているため
表が画面全体に表示され、左右のブロックが右下に表示される

→記事を修正するのも面倒なので、このまま放置しておきます。


なお、元々のデザインからいくつか改造を加え、
横幅は固定とし、文字の折り返しが効かないようにしています。
さらに、以前のデザインと同じように、ブログの文字は中央揃え、
写真をフェードインしながら表示する機能も受け継ぎました。
また、デザイン自体がシンプルであまり主張がないので、背景色や
文字色を多用して目立っている本文にすぐに目がいきやすいと思います。

少しブログと言うよりは個人情報サイトのような感じになりましたが、
記事もそのようなペースで頑張っていこうかと思います。


どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

まず、私事が続いてしまい、2週間程度更新できなかった点についてお詫び致します。
スケジュールの都合上、このようなことが
今後も何回か続いてしまうかもしれませんがご理解願います。


さて、今の世の中は定額給付金だのセンター試験だのと叫ばれていますが、
どうやらWindows界では7が叫ばれているようです。
というのも、1月9日で米国でWindows 7のベータ版がダウンロードできるようになり、
同じく日本でも13日よりダウンロードができるようになりました。
実は、インストール自体は13日に行っていたのですが、
透明機能等々が使えないのはなんともったいないことだと
言うことで、今までのPC人生で
史上初の「(ベータOSの)実機へのインストール」を敢行しました。
アップグレードという選択肢もありますが、危険性がかなり高く、トラブルの
可能性もあるため、新規にパーティションを作りそこに普通に入れてあげました。
つまり、現在Vistaと7が仲良く同居している状態です(デュアルブート)

というわけで、普通に撮影することが難しいセットアップの部分と、透明機能を
含むほぼ全ての機能を写真やフラッシュで徹底的にレビューしていきたいと思います。
なお、この記事だけで画像123枚、
フラッシュ18個を使用した超大型レビューとなります。
2009年初めての大型記事ですので、是非とも最後まで見ていただければ幸いです。
そして、最終的にはインストールや購入の参考にしていただければと思います。

※画像の部分をクリックするとフェードインしながら拡大して開きます。
(なお、JavaScript非対応のブラウザの場合は画像がそのまま開きます。)
※Flashがある部分は、動画部分下のコントロールの
音量調節パネルの左にあるボタンをクリックすると全画面表示モードになります。

(フルスクリーンで類似的に実際に7が動作しているような感じになりますので、
Windows 7の世界に浸かりたい方は是非ご利用ください。
画面だけWindows 7の雰囲気になれます。)
※Betaですのでセットアップの部分などにも英語の部分が多々ありますが、
できる範囲で日本語に翻訳した文章を掲載していきます。

※インストール画面中の再起動の回数は2回です。
※この記事には続きがあります。
この記事の一番最後は「電卓」ではありませんのでご注意ください。


1.ファイルのダウンロード
1-1:ダウンロードの準備
 
マイクロソフトのサイトからWindows 7本体をダウンロードします。
その際、プロダクトキーが表示されますので実機に
インストールする人はどこか紙などにメモしておくことをお勧めします。
また、インストールガイドにも一度目を通しておくとよいでしょう。
ダウンロードするには、「今すぐダウンロード」をクリックします。
今すぐという表現は微妙ですが・・・
 

これがいわばインストールガイドと呼ばれるものです。
長々と続きますが、基本的なことばかりですので理解に苦しむことはないでしょう。
一つ妙なのが「既存の問題として、例えば・・・MP3ファイルが損傷する・・・」
(現在はこの問題は更新プログラムによって対処されていますのでご安心ください。)

1-2:ダウンロード
 
ベータ系、特に大容量のファイルをMS等からダウンロードしたことのない場合は、
専用のプラグインを入れなさいというポップアップが表示されます。
(特にWindowsのベータ版においては容量も
多い&多くの人がダウンロードする=負荷が高いので
特殊なアプリケーションを用いた分散ダウンロードが採用されています。)
 
その後、プラグインをインストールする場合は
赤い枠のインストールするをクリックしてください。

 
その後、どこに保存するか場所を指定する画面が表示されますので、
適当にデスクトップなどを選ぶといよいよダウンロードが始まります。
初めは初期化などの作業もあるので0%が長く続きますが、
接続を確立できれば時間帯にもよりますが
光回線の場合でだいたい500KB~1000KBの間でダウンロードを行います。
また、メガネアイコンの詳細をクリックすると下の画面が表示されます。

 
ちなみに、接続:4とあるのが同時にダウンロードしている証と言えます。
また、オプションとして用意されている
「完了したらウィンドウを閉じる」はご自由にどうぞ。
「完了したら開始する」はよく分かりませんのでチェックを入れない方がよいでしょう。
なお、回線の都合に応じて一時停止などを行うこともできます。

2.インストール
2-1:セットアップの起動準備
 
まず、手順としてはダウンロードしたファイルをDVDに書き込み、
それを再起動時にブートさせるという手順を取ります。
新しいOSに興味だけあってやり方、入れ方が分からないという人は
大勢いると思うのですが、MSの
「ファイルをDVDに書き込めない人はベータを触るでない」という
規定がありますので申し訳ないですがそれらの手順は省略させていただきます。
他のサイトなどに運がよければ載っているかもしれません。
Vistaの時と同じように、ディスクを入れるとまず始めに
「Windows is loading files...」(Windowsのファイルを読み込んでいます...)
という表示が出ます。

 
ファイルのロードが終わると、ちょっと変わった画面が出てきます。
実は、これが7の起動画面です。
Windows VistaのBetaで出ていた起動画面が製品版でも変化が
なかったことから、7でも上の画像の起動画面がそのまま
製品版でも採用される可能性は高いです。
しかし、数秒後・・・

 
よくわかりませんが、旧Vistaの起動画面が表示されます。
おそらく、Vistaのインストーラを改良はしているものの
改良し切れていないのが見て取れます。
なお、Vistaのインストールディスクから起動する時にも
同じくこの画面が表示されます。
また、中のプログレスバーは動いていきますが、
高速なコンピュータであれば30秒弱で終了します。

 
その後、数秒間ですが黒い画面になります。
ディスプレイの解像度の切り替えなどで発生する「黒い画面」なども
含まれているのではないかと思われますが・・・

 
お、バックがものすごい!!
というわけで黒い画面の後にバックが表示されます。
Windows 7のセットアップのバックは終始これと付き合うことになります。
おそらくテーマは「深海」でしょう。
上から照らしている光が何ともその雰囲気を演出しているようにも思えます。

2-2:セットアップの起動
 
Windows Vistaの時と同じように言語などを設定するページが表示されます。
特に変更する項目はありませんが、
他と違う環境であれば最も適当なものに選び直しておいてください。


ついでに「Windowsのインストール前の注意事項」を開くとなぜか
Windows Vistaのヘルプが表示されます。(意味が分かりません・・・)
まだ7で英語なのは許せますが、Vistaなのはちょっと・・・ということで、
セットアップは確実にVistaの流用版確定です。
ということで、最低限の動作環境は
おそらくVistaと等しいかそれ以上となる公算が高いです。
もしかすればメモリが512MB以下だとはねられるかもしれません。
くれぐれもご注意を。
 
 
やることはインストールしかありませんので、どでかく真ん中に
表示されている「今すぐインストール」をクリックします。
今すぐ、インストールです。

2-3:インストール前の設定
 
すると、例のバックに、「Setup is starting...」と表示されます。
大体雰囲気から読めば分かりますが
一応書いておくと「セットアップを起動しています...」という感じです。
これも高速なマシンであれば数十秒で終了します。

 
まず最初はライセンス条項です。
これに同意しない限りは先には進めませんので、
何が何でもチェックを入れて次へをクリックします。
最後まで読む時間はないので、とにかくチェック入れてGo。

 
次に、インストールの種類が表示されます。
Vistaであればこの周辺にライセンスキーを入力するページが
表示されますが、Windows 7ではセットアップ後の設定の方に移動しました。
つまり、ライセンスキーなしでもインストールだけは行えるということです。
(2000やXPは後からライセンスキーを入れる形式ですが、
Vistaでは唯一セットアップ時にライセンスキーを入れる形式でした。
つまり、7で2000やXPと同じ形式に戻ったと言うことです。)
アップグレードをクリックするとXPやVistaなどから
アップグレードできるのでしょうが、詳細は分かりません。
なお、新規にインストールする人は
カスタム(詳細)を選択してください。(それしか選択肢はありませんが。)

 
Windowsのインストール場所を選択します。
パーティションを分けている人は正しい方を選ばないと大変な
ことになりますので容量などをヒントに正しい方を選んでください。
パーティションが一個しかない場合は素直に
そのパーティションをクリックして、次へ進んでください。
なお、特殊なドライブの場合はドライバーの読み込み、
細かい設定をしたい場合はドライブオプション(詳細)も
ありますが相当な問題がこの場で発生していない場合は
クリックする必要はありません。素直に次へ。

2-4:インストールの開始
 
すると、早速インストールが始まります。
早いです。Vistaのインストールを経験したユーザーから
見れば「手順省略しすぎだろ」と思ってしまいますが、
それは7でさらにセットアップが洗練された証と言うことでしょう。
Vistaはせっかく人に磨かれたのにMSが
自分で泥を塗ってしまった・・・と考えると早いかもしれません。
なお、このファイルのコピーは速いコンピュータで10秒程度で終了します。
Vistaの場合は最低でもここで一分以上かかっていましたので、
この時点でかなり短縮されています。

 
すると、次はファイルの展開に入ります。
Vistaと同じ形式のセットアップですので、
相変わらず終了すると左に例の印が入っていきます。

 
ファイルの展開が始まります。
ここが7のセットアップの正念場と言っても過言ではないでしょう。
なぜか、ここでDVDドライブにガンガンアクセスしまくります。
しかし、早いコンピュータの場合は1秒に1%程度の
間隔で展開が進んでいきますので、
合計すると2分弱程度で展開が終了することになります。

 
3%。なお、文字の一番最後の「...」は実際インストールする時には
「.」「..」「...」と動いていきます。
フリーズしていないかどうかを確認する目安に活用できます。

 
19%。ちなみに、3%の上の画像とこの画像の
プログレスバーを比べてみると分かるかと思いますが、
画面の下の方にあるプログレスバーは1%ごとに進んでいます。
これはVistaの時も同じでしたが。

 
61%。プログレスバーがさらに進んでいます。

 
82%。セットアップももう終盤です。というのは嘘で、
全体から見ればまだ3分の1も終わっていないことになります。

 
機能のインストールもファイルのコピーと同じようにほぼ一瞬で終わります。
Vistaの時は機能のインストールも若干時間を食っていたような
気がしますが、ここは改善されています。
(他にも改善点はざらのようにありますが。)
外は同じでも、中はだいぶ変わっているようです。
更新プログラムのインストールも、現在はあまり多くの数は
配信されていないはずなので、あまり時間はかからないはずです。


更新プログラムのインストールが終了しました。
ここでプログレスバーを見てみるとどうやら3分の2は超えているようです。
山場は超えたようだ。
と調子に乗っていると・・・
 
 
ここで一度再起動の指示。
10秒のカウントダウンで、それまでにクリックしなければ・・・
いいえ、クリックしなくても10秒経過すると自動で再起動に入ります。
なお、「HDDからブートするだろこの野郎」ということでDVDを抜いてしまうと、
続きのセットアップでいろいろとトラブルが起きるかもしれませんので、
安全のためDVDは入れておいてあげてください。

 
再起動寸前の場面です。なんと、全て終了してバックだけになります。
ただ、この画面が見れるのはほんの数秒だけですが。


ブートローダがWindows 7を3秒のカウントダウンで自動的に選び、
7のセットアップ続行が決定します。
通常起動時と同じように、黒い画面が表示されます。
(三度の飯よりパソコンという方は
見慣れているはずであろう、黒い無地の画面です。)
 

初めのセットアップの時にも表示された、Starting Windowsの画面です。
大事なこと(?)ですのでもう一度言いますが、これが7の起動画面です。
これだけ?と油断していると大変な目に遭います。

 
数十秒間は上の画面のままですが、一定が経過すると向こうの方から
いくつかの球が飛んできます。
実は、これWindowsの4減色の球なのです。そして、これが・・・

 
中央の部分で一つになって、心臓の鼓動のように大きくなったり
小さくなったりを繰り返すアニメーションです。
XPやVistaのときのようなつまらない(?)流れるプログレスバーよりも、
こちらの方がどちらかというと見る価値はあるのかもしれません。

以下にそのアニメーションのフラッシュがありますので
好奇心旺盛な方は是非ご覧ください。
 

 


 
ここでアニメーションするロゴと共に妙な英語のメッセージが表示されます。
「Setup is updating registry settings」
(セットアップはレジストリの設定をアップデートしています...)
新規インストールの場合はここでさほど時間を食うことはないと思いますが、
アップグレードインストールの場合はレジストリを
アップデートさせる必要があるので、どうしてもここでしばらく時間がかかるでしょう。
Vistaの場合はここはグレースケールのロゴと共に「......」が永遠に続いていました。
結局何をしているのか分からないという
ユーザーの指摘を受けてこの部分も改良されているようです。

 
そして、しばらくするとまた例の黒い画面になります。
セットアップを何度も経験している方であれば
この後の展開は予測できるかと思いますが・・・

 
例のバックです。何とも運の良いことに他に何の表示もありません。
バックだけが欲しいというのであればこちらからどうぞ。

 
ここでまたもや英語のメッセージがバックの上に表示されます。
「Setup is starting services」
最後の「...」が無いので不思議に思われるかもしれませんが、
日本語訳すると「セットアップはサービスを開始しています」
要するに、ここで基本カーネルのインストールは終了したと言うことになります。
カーネルのインストールには当然サービスも含まれているのでここで
サービスを起動しておけば起動時間を短縮できるという
これもMSの一つの戦略なのではないでしょうか。

 
そして、真っ黒い画面の右下にWindows 7が表示されます。
この画面は、性能の低いコンピュータのみ表示され、
性能の高いコンピュータの場合は壁紙がそのまま直に
描画されるのでこの画面を見ることができたとしても1秒弱でしょう。

2-5:インストールの最終処理の実行
 
ここから・・・セットアップのフォントが全てメイリオになります。
Vistaではここまではなかった気がしますが・・・
やはり見やすさを重視しているのか?
そうだとすれば初めのセットアップも全てメイリオにすればいいのに・・・と
思いますがさてはMS、そこまでする
時間の余裕がなかったのかもしれません。。

 
Vistaでもありました、ここから解像度が
ワンランクアップして800*600になります。
少し字が細かくなりますが、その方が見やすいので良いでしょう。
インストールの最終処理が実行されます。
なお、Vistaの時のように最終処理での%は表示されない点が改良されています。
頼りにできるのはプログレスバーのみです。
時間の経過と共に灰色が緑に襲われていく様をご覧ください。

 
マウスポインタもVistaとほぼ同じです。
7とVistaはマイナーチェンジと言われているだけに、
マウスポインタの変更はどうやらないようです。

 
数十分経った頃、プログレスバーに変化が訪れます。
なんと全セットアップの4分の3が終了しているではありませんか。
といえばあと数十分かかるのでは・・・という心配も残りますが、
なんとこのセットアップはプログレスバーが
100%にならない内に終了します。
何とも不思議なセットアップです。

 
ここで2回目ですが、またもや英語のメッセージが表示されます。
applyは適用という意味のようなので、
「セットアップはシステムの設定を適用しています」ということになります。
何故上の画面で全て処理しないのかというところが気になりますが・・・
まぁ感覚的にセットアップを早く終わらせるように見せるという
ここも戦略なのかもしれません。

 
ここで2回目のrestarting=再起動 が入ります。
英語の部分を訳してみると
「セットアップはコンピュータを再起動した後に継続するでしょう」
なぜwill=未来形がここで入るのか分かりませんが、
とにかく再起動するという指示です。
この画面の表示から数十秒後に、本当に再起動します。

 
おさらいというか復習になりますが、
この画面が表示されてもany keyは押さないでください。
これをクリックするとDVDからブートしてしまい、
再び初めの画面が表示されてしまう可能性があります。
セットアップは最初の再起動の時点で既にHDDに
書き込まれていますので、HDDからWindows 7という
一つのOSとして起動することができます。
(セットアップが完了するまではOSといっても
表面はセットアップの画面になりますが。)

 
何回目でしょうか、新しい起動画面「Starting Windows」が表示されます。
ここで一つ気になりますが、製品版が
リリースされる時にはこの部分は日本語になるのでしょうか。
そのためには最低限でも日本語のフォントが読めなければ話になりませんが・・・
ただあえて英語というのも良いかもしれません。

 
そしてしばらくすると前述しましたが、ロゴが生えてきます。
ロゴが生えてくるアニメーションは上の方に
フラッシュで置いてありますのでご堪能ください。

 
そして、何とも奇妙なことに黒画面+旧カーソルが表示されます。
2000やXP時代の縦に長いカーソルです。
これが表示されるのも7のセットアップにしては少し不思議ですが、
どうもセットアップの読み込み中途考えると早いでしょう。
マウスポインタが旧式と言うことは、
セットアップを読み込み切れていないと言うことなのです。

 
いよいよセットアップも終盤?
と思いきやまたもや謎の画面が表示されます。
しかも何気にかっこいいです。
preparingが「準備」という意味のようなので、日本語訳すると
「セットアップはコンピュータを初めて使うための準備をしています」という感じです。
また、その下のアニメーションがまた面白いのでフラッシュ化しました。
楽しんでいただければと思います。
 


そのアニメーションに続き、
次は「Setup is checking video performance」と表示されます。
日本語訳すると「セットアップはビデオパフォーマンスをチェックしています」
ここでビデオカードなどの能力がチェックされ、ウィンドウを
透明にするかどうかの判断などがなされるのでしょう。
なお、以前のVistaのようにセットアップの時に
Windows エクスペリエンスインデックスの点数を測定することはなくなりました。
(=セットアップ終了後、手動で点数を測定する必要があります。)

 
すると、またまた例の背景が表示されますが、
一瞬マウス操作が効かなくなる時があります。
どうやら読み込み中のようですので、
コーヒー一杯でも飲みながら待ってやってください。

2-6:インストールの終了と初期セットアップ
 
yamaGUIでいう「初期セットアップ」のはじまりです。
Beta版ですがUltimateという最上級のエディションを楽しむことができます。
まず、ユーザー名を入力してください。
これはドキュメントやデスクトップなどの、つまり、C:¥users¥○○
の部分になりますので間違えることの内容きちんと入力してください。
コンピューター名はLANにつないで
楽しむ人以外は特に書き換える必要はありません。
(自動で「[ユーザー名]-PC」という風に設定されます。
全て入力できれば、次へ進みましょう。
※なお、Vistaの時と同じセットアップですのでわかる方も多いかと思いますが、
ここでグラフィックカードなどウィンドウを透明にする能力を持つハードウェアを
備えていたとしても、実際この初期セットアップの部分は
透明になりませんのでご了承ください。

 
ユーザーアカウントのパスワードを設定する画面です。
パスワードを設定する時同時にパスワードを聞かれてくるので
うっとうしいという人は入力しなくても構いません。
泥棒に盗まれるのが嫌だ、リモートデスクトップがしたいなどと
言う人はパスワードが必要になってくると
思いますのでそのような場合は入力してください。

 
ここで、プロダクトキーを要求してきます。
Vistaの時はディスクから起動していたセットアップで要求されていた
(しかも、プロダクトキーを入力しないとドキュメントなどが
損傷・・・等というちょっと怖い警告も付いていた)が、
7はここでプロダクトキーを要求するようです。
つまり、上にロゴと共にエディションの表示があったことから、
完全にエディションごとにセットアップの
中身が完全に分けられるという可能性が高いのではないでしょうか。
VistaではBasicやPremiumなどなど、どれも量産性を
確保するためにDVDの中身は同じでした。
それで、エディションを見分ける唯一の方法として、DVDからの
セットアップ起動時にエディションの選択とプロダクトキーの
入力を行って、インストールするエディションを確定させていました。
以前のVistaの方法では脆弱性を突かれると最上級の
Ultimateまで上がっていけてしまうため、非常にMSにとっても
不利益だったことに違いないでしょう。ここも、一つの改革です。

 
ここでVistaとはひと味違ったページが表示されます。
「推奨設定の使用」「更新プログラムのインストール」「後で確認」と
ありますが、選ぶのが面倒くさい人は推奨設定、MSに妙な情報を
送りたくないという人は更新プログラムのインストール、
どうせオフラインのコンピュータだしどうでも良いという人は後で確認をクリックします。

 
日付と時刻の設定です。
日本国内でセットアップをしている方は
特に変更する項目はありませんので、次へ進みます。

 
現在の場所の選択です。
ここは私も少し迷いましたが、セットアップは
「分からない時はパブリックネットワークを選択せよ」と書いています。
しかし、パブリックを選んでしまうといざ他のコンピュータと接続となった時に
少なからず設定を変更しなければならなくなるだろうと言うことで
私はホームネットワークを選択しました。
もし会社の中であれば社内ネットワーク、本当に公園などベンチの上で
セットアップをしているのであればパブリックネットワークを選択してください。

 
すると、実際にネットワークに接続してリアルに設定が適用されていきます。
全自動の、ある意味要領の良いセットアップです。

 
ホームグループを作成しますか?という理解できないページが表示されます。
前の画面でホームネットワークを選択すると表示されるページのようで、
ホームネットワーク同士で接続されたコンピュータに対し、
共有するものを選ぶことができます。
また、接続時に必要となるパスワードもセットアップ時には
リアルに表示されますので、利用しようと思っている人は
どこかにメモしておくことをお勧めします。
(なお、ホームネットワーク同士とありますから、
両方がWindows 7をインストールしている必要があります。)

2-7:初期セットアップ終了
 
設定を最終処理していますと表示されます。
妙に気に入らない流れるプログレスバーですが、そんなに時間はかかりません。
長くても1分程度でしょう。

3.最終セットアップ
3-1:Windows 7の起動
 
そして例の黒い画面とカーソルが表示されます。
何とも書くことがないので右下の文字を日本語に翻訳しておきます。
「目的だけのテストのために(=検証だけのテストのために)」
目的というと確かに目的ではありますが、日本語に当てはめると
検証の方が適切な気がしますので検証と書いておきます。

 
すると、背景にロゴの付いた画面が表示されます。
Vistaユーザーの方であればこの画面を今まで何百回と
見てきたと思いますが、7の場合でも
この画面構成はあまり変化がないようです。
やはり、マイナーチェンジだけに。

 
しかし・・・気付いた方は一瞬で分かると思いますが、
ようこその文字がVistaよりも大きくなっています。
画面の解像度が上がってきたために、
字が小さくなっていく事への対策でしょう。
OSとして対処できることは
できるだけ対処していくというMSの熱い姿勢なのかもしれません。

3-2:デスクトップの準備
 
そして、初回起動時のみ表示される例の文「デスクトップの準備をしています...」
本当にこの画面の後ろでデスクトップが準備されているのかと
言われると微妙なところですが、とにかく準備しているのでしょう。
しばらくお待ちください。

(3-3:個人用設定)
 
性能の低いコンピュータ(=仮想PCだったり)の場合のみ、
個人用設定の画面が表示されます。
一定の性能以上の実機にインストールする場合、このプロセスは
セットアップのどこかで行われているようなので、この画面は表示されません。

 
まず一個目はIE。ちなみに、7のIEはバージョン8が搭載となります。
現在もベータがどこかに転がっていると思いますので、
興味のある方は導入してみても良いかもしれません。

 
テーマのセットアップです。なお、Vistaと同じように一定以上の
グラフィック性能があればウィンドウの枠の部分は透明になりますが、
一定以下の場合は下の画面のように少し寂しくなります。

 
これが7のベーシックテーマです。Vistaの時もこのような感じでしたので、
ベーシックテーマ自体にはあまり変化はないようです。

 
ここで、背景が描画されます。
7の背景は海で泳ぐ深海魚(?)のような感じです。
具体的に魚の名前は専門家ではないので分かりませんが、
詳しくは下の画面の壁紙をご覧ください。

 
WMPの設定です。
WMPですが、バージョンが11になり、びっくりするほど変革を遂げた
アプリケーションの内の一つです。
Live Messenger等もびっくりするほど変革を遂げていますが、
さすがに11の変わりぶりには驚きました。
下の方に画像がありますので、下の方でまた驚いていただければと思います。

 
デスクトップのアップデートコンポーネント。いったい何があるのかと
思ってしまいますが、
デスクトップもアップデートできる項目のようです。

 
再びIE。さすがに2回目になると何気に理解できませんが。
 
ブラウザカスタマイズ。
私の勝手な推測ですがプラグイン関係のものかもしれません。

 
これが7のデフォルトの壁紙です。
あくまでBetaですので製品版の壁紙はどのようなものになるか
分かりませんが、形式的にはこのような感じの壁紙といってよいでしょう。
Vistaの場合は製品版で新たに壁紙がいくつか作られましたので、
もしかすれば7も同じように製品版のリリースの際には
新たに壁紙が作られるかもしれません。

 
そして、タスクバーが表示されます。
95からVistaまで続いたアイコン+タイトルのタスクバーを払拭し、
yamaGUIと同じようにアイコンだけの表示になりました。
しかも、クイック起動と連動しているようで、左下のアプリケーションの
アイコンをクリックするとクリックしたアイコンの右に重なるように表示されます。
同じアイコンがいくつもずらずらと並んでいくよりかは幾分マシでしょう。

3-4:デスクトップの表示
 
デスクトップアイコンがお見えになりました。
Vista同様、デフォルトのアイコンはゴミ箱しかありません。
コンピュータやIE等のアイコンは手動で追加する必要があると言うことでしょう。

3-5:Windows Update
 
おまけということで基本的なレビューであればここまでで終わりますが、
Windows 7の微妙な世界に期待を抱く人が多いということが分かったので
実機へのインストールを行い、透明化機能を有効にさせました。
この先、7の暴走する姿をご覧頂ければと思います。

上の画像ですが、Windows Updateが来ていたのでインストールすると、
不意にもインストールが失敗した模様です。
毎度のことですがこのアプリケーションは
再起動再起動と厄介なので閉じてあげました。
最終的には更新プログラムのインストールは成功したようですが・・・

 
ちなみに、スタートボタンにマウスカーソルを持って行くと、輝きます。
輝くというのも、7のロゴ(またこれVistaと大差ないのだが)から
光があふれ出すような感じで。

ここでスタートボタンとその隣のクイック起動を
マウスオーバーするとどうなるのかというフラッシュをご覧頂きましょう。
フラッシュのみ先取りして透明版ですが、少し不思議なことが一つ。
どうもアプリケーションのアイコンによって
マウスオーバーした時の色が違うようです。
後半検証するためにSystem Scannerを起動していますが、
System Scanner(yamaのページからダウンロード可能です。)の
場合はマウスオーバーすると領域の中は黄色になります。
WMPの場合は真ん中がオレンジなのかオレンジ色になります。
なお、マウスオーバーすると本来はそのアプリケーションのプレビューが
タスクボタンの上に表示されますが、
下のフラッシュではその部分はあえて省いています。

 

 
デスクトップを右クリックするとあいかわらず
Vistaと同じように「個人設定」という項目があります。
ここをクリックすると、上のような画面が表示されますが、
分かりやすく刷新されているようです。
上の場合はまだ実機ではないので透明のテーマを選んでも跳ねられて
ベーシックテーマのままですが、後半から透明の
画像を心行くまでお楽しみいただきます。

このテーマの部分、クリックするとほぼリアルタイムで変更されます。
(Vistaの時も同じでしたが)
また、壁紙にスライドショー機能が導入され、どうやら重いなどと
議論を呼んでいた動画壁紙の機能はなくなったようです。
なお、テーマの変更の様子が、下のフラッシュでありますのでご覧ください。
なお、これはフラッシュを見た人しかわかりませんが、
テーマのセットの中に、「○○向け」という妙なテーマがあります。
 


 
Windows Updateに勧められて最終的には再起動する羽目になりましたが、
やはりシャットダウンの文字も少し大きめです。
どうせなら文字だけ大きくせずに横の処理中のアイコンも
大きくすればいいのにと思いましたが、開発する時間がなかったとか?!

 
Starting Windowsの画面です。
この画面、確か三回ぐらい載っていた気がしますがまあいいか・・・
というわけで、このアニメーションが見たい場合は
上にフラッシュがありますのでそちらをご覧ください。

ここから実機による画像となります。ウィンドウが透明になり、
面白い機能が多くありますので、その機能の数々を思う存分お楽しみください。
また、上にも書きましたがフラッシュの操作パネルの
全画面表示っぽいアイコンをクリックすると全画面(フルスクリーン)表示になり、
今まさに自分が7を操作しているような気分になれますので是非ご利用ください。

4.Windows 7の新機能
4-1:エクスプローラアイコン
 
これがエクスプローラのアイコンです。
どう見てもエクスプローラとは思えません。
Vistaでこのアイコンとよく似た構成のものが「Windows メール」として
使われていただけに、メールアプリケーションの名残が残ってしまいます。
このアイコンを受け入れるのは、Vistaユーザーには少し抵抗があるかもしれません。

 
Windows Vistaで領域が狭まるなどと
いろいろ議論を生んだサイドバーは廃止されるようです。
代わりに、デスクトップガジェットとして、
デスクトップの至る所に配置できるようになりました。
また、デスクトップガジェットは他のアプリケーションと
独立していて、ある操作を行うとウィンドウの下に
置いているガジェットを一瞬で全て表示させることができます。
(=ウィンドウが全て枠だけになり、背景のガジェットが見える)
この操作について詳しくは、
下の方でフラッシュを交えて解説していますのでご覧ください。

4-2:リボン搭載のペイント
 
Office2007のリボンが採用されると噂されていたペイントですが、
本当にその通りのようです。
また、リボンインターフェイスに合わせてブラシの種類もいくつか増え、
少し面白い画像を作ることができそうです。
さらに、図形を簡単に描画できる機能もあり、初心者から
少しマニアックな人まで、誰でも同じように活用できそうな感じです。
他にリボンが採用されたアプリケーションとして、
ワードパットがありますが、どう見てもワードの方が
使用率が高いと思いますのでここでは省略させていただきます。

4-3:PowerShell V2
 
アクセサリの中をたどっていくとパワーシェルという変なアプリケーションがあります。
「コマンドプロンプト」があるのになぜ?と思ってしまいますが、
試しにdefragと打つとデフラグツールが起動しました。
コマンドプロンプトは背景は黒ですが、パワーシェルは濃い青、
また右下に日本語制御のような文字類が並んでいるのも注目です。
(もしかすればコマンドプロンプトの日本語入力対応版?)

 
試しにマインスイーパを起動してみました。
この画面はVistaと変わりありませんが、
少し中級と上級の部分の文字が太くなっているような感じがします。
マインスイーパのプレイの様子が下にフラッシュでありますので、ご覧ください。
 

4-4:勝率表示付きのゲームエクスプローラ
 
ゲームエクスプローラです。Vistaでもこの機能はありましたが、
少し強化されたのが勝率の保存機能などが付いたことでしょうか。
ゲームのビッグなアイコン下のタブをクリックすると
勝率などのゲームデータを見ることができます。
ゲームをプレイする前から勝率などのゲームデータを見ることが
できるこの機能(ほとんどの場合、ゲームを起動した後に見られるのが大抵だが)、
卓上ゲーム機にも欲しいですね。

4-5:新インターフェイス搭載の電卓
 
電卓です。インターフェイスがボタンではなく他のオブジェクトに変わったようで、
少しばかり見やすくなっています。
基本的な数字の所や=等よく使うであろう所は明るめに、
M+などあまり使わないだろうと思われる部分についてはフラットになっています。
パソコンの電卓でM+など・・・・使う人も限られてくると思いますが。
さて、今回の年末年始をテレビの前で迎えた人も多いのではないでしょうか。
私自身もいくつかテレビ番組を見ましたがその中で感じたことなどを
箇条書きではありますがまとめて書いておきます。
かなり同感できる部分もあるのではないでしょうか。

1.感じられた各局の戦略
・NHKの戦略
NHKは「質より量」
→民放がこの戦略をマネして失敗している
→ドキュメンタリーから教育まで、多彩なジャンルの番組を用意している
→NHKは一定の収入と変わらない番組編成があるから、これでも持続可能
→民放はNHKに力を「貸す」べき(紅白の宣伝など)
→すると、いつかNHKがその恩を返すようになるだろう
→ちなみに、紅白が視聴率40%取れたのは、
民放の宣伝と、変わらない「基本姿勢」があるから
→「流行」のアーティストを生出演(理論上は声だけ)することで、ファンを引きつける
→また、人気アーティストと昔のアーティストを交互に混ぜることで
お目当て前の曲も結局見てしまう(1曲4分ぐらいなら待てる)
 
・民放の戦略
民放は「量より質」
→毎年「流行」や「視聴者の動向」を見極めて企画をチェンジする
→長時間中継しても結局全ては見て貰えない
  →有名番組であればあるほど視聴率が伸びる
  →毎年企画をチェンジするような局は全体的に視聴率が落ちる
→録画したとしてもそれは直接見たとは言えない
→長時間特番を組んでCM費手に入れて得するのはテレビ局だけ
→いくら長時間中継しても中身(企画)がよくなければ結局視聴率は落ちる
   →NHKは名ばかり番組で名が知れている番組が多くあるので、
    中身がよくなくても結局視聴率は横ばいか伸びる
    (視聴者は、最後まで見てしまう=CMもないので
→結局は、中継だろうが収録だろうが変わらない
   →中継のメリットを生かした企画編成をするべき=視聴率が上がる
    →これがこれからの民放の生き方


2.感じられたテレビ局の特番傾向
・全体的な傾向
中継の場合は別として、ほとんどの
収録番組は「2008年」に収録されたものが多いはず
→どのテレビ局も、番組に対する「熱意」がない
→ブログや電話などから来る批判を少しでも抑えるためか、
あまり大がかりな企画は行わなかったようだ
→行わなさすぎても逆に批判が出る
→バランスの調整が必要

・年賀状を交換してもおせちを食べても2009年になった感じがしない
ユーザーがテレビに依存しすぎ(ネット動画の次はテレビというように)
→もちろん見ずに年を越した人はある意味で「正解」だろう
→テレビ局が何か努力の成果を披露するドキュメンタリーより、
何か企画を噛ましてやる「一発屋番組」の増加
→「一発屋番組」の品質が低下してきていることに疑問

 ・大御所フジテレビの新年番組編成が下手になってきた
「特番が得意」で有名なフジテレビ
→既存の番組内容に飽和傾向≠過去の番組企画を引っ張ってこない
→新しいアイデアを作るか、既存の番組をアレンジするなどが必要
→これから他局と勝負するには
27時間テレビなどの大型企画を持ってくることが必要??
→不景気などの全体的な景気後退の影響などから、フジテレビの
特番ホームページも特番会社にしては簡素、質素、殺風景なものが多くなっている
→コスト削減?
 
・一方で他局が資金面では劣るが編成力の伸びを発揮
「負け組の底力」
→全国規模を生かした番組編成は他局も参考にすべき
県独特の物を全国と対象比較する=県民SHOWなど)
→お笑いのように個人による好き嫌いをなくし、だれでも楽しめる番組作り
→テレビ番組も、「ゲームソフト」なのだ、誰がどれだけ楽しんでくれるか次第で変わる
→お笑い番組=楽しめない ではない、振り方次第で面白く変えることができる


3.特番について
・紅白
→司会が少し弱かったのではないかという印象
→紅白を盛り上げるのは司会者
→司会者が客観的、ロボット的行動を取りすぎるのはよくない
→一つ言えることは、羞恥心の「人生」「人生」「人生」の時に
本家同様ズームが入ったこと
→データ放送での投票も用意してあったにもかかわらず、
大々的に宣伝できていなかった

・FNS2008年クイズ
→数時間という生放送を敢行
→しかしメインであるはずの「クイズで一年を振り返る」は時間の都合上数十分で終了
→一ヶ月分のクイズが2問や3問、12月では1問で終わるなど、
テレビ局としてのニュースの追跡性に疑問
→問題のレベルも裏の人でしか分からないような難しいものばかり
→家庭で「楽しむ」には子供でも分かるぐらいまでレベルを落とすべき
視聴する「年齢層」を考える

・かくし芸大会
→中継と題しながら、かくし芸自体は収録という無残な騙し様
→実際に中継されたのは「スタジオ」部分のみ
→全てが生披露というのは難しいと思うが、それであってこそ「生放送」
→電話で審査に参加できるというシステムがあったが、通話料が必要
→これがフジテレビの利益になるのかどうかは分からないが、
フリーダイヤルであれば参加しやすかったかもしれない

・めちゃイケ
→長寿番組
→番組の裏をとことんつつく→100%フルで楽しめる
→裏方でがんばっているプロデューサーなどをわざわざ映すこと
(普通は出演者メインなので映したがらない)で話題の内容が
わかりやすくなるだけでなく雰囲気も感じ取りやすい
さらにその本人のモチベーションも上がる
→スタジオ裏の「黒いところ(スタッフの出入り口)」を映すのはタブー?
→この番組がそのタブーを破ったような感じも
→総合的に、番組としての均衡的なバランスが取れている


4.技術関係
・中継の増加
いろいろな特番で「中継」が常識になってきている
→全ての番組を中継にしてしまえば?
→緊張感、カット、出演者の都合などから収録の方が良い場合も
→「収録だから~」という安心感を持って臨んではいけない

・無線マイク
これもテレビ業界では常識になりつつある
→無線にするとセンサーなどの追加設置、追加費用が発生
→便利だが、結果的にコスト増?

・地デジの壁
アナログ放送に比べ、
地上デジタルの12セグ(標準)で約2秒、ワンセグで約4秒の差
→カウントダウンなどで実際の時刻より若干の時差が発生
→地デジ完全移行で番組自体が改善され、緩和される可能性

・無線カメラ
今のカメラはほとんどが有線だが、移動に不向き
→思い切って電波で飛ばせば?
画質の低下、音質の低下などの問題
→電波の届きにくい場所の考慮
→セキュリティなどを考慮しなければ、ジャックされる可能性も

5.まとめ
・NHKは定番番組で攻め、民放に助けをもらい、いつか返す
・民放はドキュメンタリーなどで攻め、「誰でも楽しめる番組」作りを目指す
・長時間番組が必ずしも良いとは限らない、結局は内容による
・正月テレビに依存する人が多いのだから、
気合いを入れたそれなりの番組作りが必要
・お笑い番組が飽和状態、「知るテレビ」への発想転換も必要
・新技術を必要なところで導入していくことが必要

「テレビ番組はゲームソフトなのだ」
テレビというゲーム機で、どのソフトをプレイするかは、使う人次第。
どれだけそのソフトをアピールできるかは、
それはソフト販売会社から見習うべき所でしょう。

「知るテレビへの発想転換」
ドラマやクイズやをみても、暗い結末を見れば覚えられることはそう多くはありません。
もし人が万が一の出来事に遭遇した時、どのようなことができるかということを
「知る」テレビ、もう一回歴史の出来事を「知る」テレビなどがこれから必要と
されてきている特番の新しいジャンルになるのではないでしょうか。
特に最近の飽和化で、人が足りないのに出演場面が多いという事が起きています。
これにより出演者もスケジュールが詰まって大変なことになるのです。
人を増やすか、番組を減らすか、どちらかの対策が必要になるでしょう。

以上、新年早々テレビ番組に対する批評を書いてしまいましたが、現実が
そうである限り、どこでどのような形であれ訴えなければ、
いつになってもこの現状は変わらないと思いましたので。
これから、通常番組に戻っていくとは思いますが、どのテレビ局も特番、
特に「新年」の特番がどれほど重要な役割を
果たしているのかということを自覚
しなければならないでしょう。
今まで以上に、年末年始は
テレビを見る人が増えるのです。
そのような時に、果たして期待を裏切って良いのだろうか。
生中継といっても半分収録のような放送をして良いのだろうか。
この辺は解決すべき課題ではないかと思います。
テレビが「情報を受け取る」媒体である以上は、テレビ局は情報を発信する側となります。
情報を発信する側として、芸能人ばかり映せばいいというものでもありません。
司会者に~(人名)ばかりを取ってきて良いのでもありません。
独占することなく、ほどほどにすることが一番のバランスなのではないでしょうか。
あまりにも特番で~(人名)を見かけることが
多くなり気になりましたので言いましたが。。。

以前に比べ、ネットへの扉が開かれ、多くの人が議論するようになり、一つの放送後に
飛び込んでくる意見や批判は増えたことでしょう。
しかし、その一つ一つに反応していくことも大事ですが、全てを受け入れて
しまっては最終的に企画がなくなっていってしまうだけです。
全体的に考えて、これはあるべきものなのか、無くなって
良いものなのかなどを慎重に考えていく必要があるでしょう。
リスナーがリクエスト曲を応募できるように、テレビでもほぼリアルタイムで
このようなことに挑戦してみても良いのです。
「この番組を見たからこうなった」というのであれば、その番組を
見なければいいのではないかという話にもなります。
意見には意見を返さなければ、これからの
テレビ局間の競争、視聴率競争には生き残れなくなってきたのかもしれません。
明けましておめでとうございます。

特に12時の瞬間にビッグなイベントは特に設定しませんでしたが、
1月中にも「yamaGUI セットアップレビュー」の方を書いていこうと計画しています。
できれば早い内に公開したいと思いますが、
所用との兼ね合いになりますのでどうかご理解よろしくお願い致します。

また、今年もよりよいブログを目指して、
様々な情報を「発信」できるよう努力致しますので、
どうか楽しんでいただければと思います。


2008年はお世話になりました。
2009年もよろしくお願い致します。


当ブログ管理人 yama
今年も残すところあと4日。
「いまからなにができるか」ではなく「今年中にやり残したことはないか」
探す日々になってしまいましたが、まあ当然のことでしょう。
さて、今回は少し世の中の不景気の風潮を離れテーマとしては
かなり多いかと思いますが「技術の進展」について書いていこうと思います。

「ビデオ第四世代」
何故第四世代かというと、かの有名なソニーのベータマックス、
そしてベクターのVHS、次にDVD、最後にHDDVDを破り
勝ち抜いたブルーレイというわけです。
時期的、結果的にいうと、VHS、DVD、ブルーレイといわざるを
得ないかもしれませんが、原点という意味において
ベータマックスを入れるのは良いのではないかと思います。

「テープからディスクへ」
ベータマックス、VHSに共通する存在として、テープがあります。
これは、カードリッジの中にテープを納め、デッキに
挿入した時にヘッドがテープを読み取り、
再生したり磁気的に書き換えて録画するといった方式です。
実はこれには難点があり、保存に適さない
環境条件が厳しい、場所を取るなどといったものです。
また、現在では当たり前となっているデジタルコンテンツの収録が
不可能というわけではなかったと思いますが簡単ではなく、一時期は
コンピュータにも採用されましたが、結局家庭用のコンピュータにテープが
大普及することはありませんでした。(代わりにフロッピーが大普及しましたが。)

テープの難点を解消すべく生まれたのが、ディスクです。
ディスクの最初はおそらくCD(コンパクトディスク)だと
思いますが、世の中の当時のメディアといえばレコード。
それを覆した最初のディスクメディア「CD」と言う存在は庶民にとって
とてつもなく大きなものだったに違いありません。
そして、CDの後に、DVDと呼ばれる規格が生まれました。
これはCDの技術を応用して記録密度を増やし、
CDに比べてより多くのデータを記録することが出来るメディアです。
すでにCDのころからコンピュータへの応用が始まり、
デジタルコンテンツなどを記録する動きはあったと思われますが
(Windows 98などがインストールメディアとしてCD-ROMで提供されたのもその例)、
DVDによってさらにデジタルコンテンツを記録する動きが高まっていきました。
特に、CDでは映像を記録することは画質面、容量面などの
観点において決して満足のいくものではありませんでした。
もしかすればそれがDVDの開発のきっかけになったのかもしれません。
DVDでは4.7GB、9.4GBのデータを記録することが出来、
映像コンテンツを容易に収録出来るようになりました。
また、地上デジタル放送との融合や、新しい著作権技術を搭載した
DVDレコーダーが生まれるなど、時代と共にさまざまな「もの」と
DVDを結びつけようとする動き
が高まっていったことは否定できません。
また、DVD-RWなどパソコンにおいて簡単にデータを書き換えることができる
メディアが発売され、同時にパソコンとビデオカメラ、映像編集ソフトの
大幅な進化と普及は家庭での映像の編集の機会を増やしたといえます。

「ディスクの画期的規格、Blu-ray」
その後、DVDの上位規格としてBlu-rayが発表されました。
現在では多くの製品が発売されていますが、
まだまだ価格低下、技術進化の余地はあります。
記録層を増やすことにより容量を大幅に増やすことが出来る(200GB程度?)という
技術もあるようでここまで来れば映像やデータの記録などという面ではなく、
他の技術、サービスなどへの応用も可能な気がします。

テープ、CD、DVDと続いた今までの記録メディアの時代は、
いよいよ第四世代に突入しつつあるのです。
ブルーレイというあらゆる面で優れたメディアの登場は、数字的な面などにおいて
多くの人々を驚かせ、同時に購買意欲も上がったと思われます。
今ではDVDの時と変わらず地上デジタルの強みである
「高画質」「高音質」の放送サービスと絡め、デジタル放送を長時間、
高画質記録するブルーレイレコーダー
が各社から発売されています。
テープが常識であったビデオカメラの録画メディアが
8cmDVDに変わった時には驚いた人も多かったと思いますが、
今ではそれもブルーレイに移り変わろうとしています。

ブルーレイは、DVDが描いた構図を、
次々と塗り替えつつあるのです。

ということはすなわち、現在、つまり今の瞬間も、どこかでDVDから
ブルーレイへの代替が進んでいる、つまり「世代交代」
時期が来たと言うことを意味しているのです。
最近の技術革新のサイクルはどうも早いようで、
「技術の応用」という考えを使って、新しい製品や規格が生まれます。
以前のように何もないところから新しい製品を
生み出す(昭和時代の「三種の神器」のように)のではなく、既存の製品や
規格を改良して新しい物を作り出す
というのはそう難しいものではないように思います。
しかし、問題点に対する対策、少数意見の尊重などを重ねて多くの人によって
改良され、賛同を得たものというのは長い間人々に愛されていくのではないでしょうか。
2009年という新しい年に、何が起こるのかはまったく予想が付きませんが、
おそらく世界でブルーレイの需要が高まっていき、
同時にどこかで新規格が生まれていく
というのはいうまでもないでしょう。
不景気といわれる現在においても、「技術」が景気を
よくさせるという可能性
を秘めている事に
まだまだ気付いていない人が多いように思います。
技術でどこまで景気を変えることが出来るかは、
今活躍している人々の努力次第としかいいようがないのではないでしょうか。
今後の更なる活躍に、期待します。
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yama
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