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3日(現時時間)、米Microsoftは、
2月から提案していた米Yahoo!買収を断念すると発表した。


3日付けの同社のホームページには、最終的なおよそ50億ドルの提案
Yahoo!の同意が得られずこれ以上の増額は見合わないとして提案を取り下げる
という
スティーブ・バルマー氏の談話と
Yahoo!のCEOであるジェリー・ヤンに宛てた手紙を掲載している。

記事の続きから、なぜ買収を断念したのか、原因を見ていこう。
・友好的買収ができない場合、敵対的買収を進める
 →なぜ敵対的買収をしないのか?
   →交渉を長引かせ、最終的にヤフーの価値が下がるとマイクロソフトが考えたため
・同社CEOスティーブ氏がインタビューで「自力でも市場を拡大できる」と発言
 →ヤフーを買収しても価格相応の価値が得られないと判断?
・最終的に一株33ドルの提案が受け入れられなかったため断念
 →ヤフー側は一株35ドル以上を要求していたようである。

なお、今回の断念により、MSはYahoo!関連企業への接触を試みて成長させるか、
あるいはLiveなどのサービスを自力で発展させていく必要がある。
さすがに巨額の富マイクロソフトといえども、限界がある。
もしお金がほぼ無限大にあるのであれば一発でヤフー側の要求に合わせて
買収が成立していた可能性が高い。
「これ以上支出すると経営に影響する」可能性もあったのではないだろうか。
さすがに政府でもないので、収入がじゃんじゃん入ってくるわけでもない。
誰かから税金を取って稼ぐことも不可能。
全ては、製品の収入にかかっているのである。
良い製品を作って世に出し、売れる製品を作る-。
これは全ての会社のモットーというか
ノルマだと思うが、なかなか全てがうまくいく物でもない。
MSの場合はインテルの協力もあってOSと言う分野で、Officeと言う分野で
新しいビジネススタイルを提供してきたのだが、
残念ながらVistaで少し凹んでいる感じである。
なぜなら、次の7を見据えて購入を控える人々がいるため。
こんな状態のMSが数兆円という価値のヤフーを買収した場合、
債券を発行する可能性も少なくはない。

で、コスト削減という言葉がMSの中で叫ばれた時には、もう世は終わりである。
コスト削減と言うことは、開発費も削減され、
つまりは良い製品ができなくなる可能性があると言うことだ。
ヤフーを買収して広告方面で利益を伸ばすことができるものの、債券の
返済に追われ結局はしばらくの間プラスマイナスゼロ、
つまり買収前と変わらない状況が出る可能性が高い。


マイクロソフトがまた新たな企業を買収しようと次の一手を出そうとしているが、
これによって広告分野への成長ができるのであろうか。
期待したいところである。
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